【※本記事は2019-04-16更新しました】
前書き:足つぼ整体は、うつ病にも効く
こんにちは。李哲です。
この前、常連の患者さんから質問を受けました。
患者「足つぼ.整体は、うつ病に効きますか?」
私「もちろん、うつ病にも効きますよ!」
次に、なぜ効くかを説明します。
うつ病の人がマイナス感情になって、消極的になる原因
中国の戦国時代、扁鵲は有名な『難経』 を書きました。
『難経』 には、以下の面白い話があります。
『病欲得温而不欲見人者,病在臓也。(省略)臓者,陰也,臓病欲得温,又欲閉戸独処,悪聞人声』。
▼直訳:
『邪気』が臓まで入った場合、患者は暖かいものが好きになる。でも、部屋に引きこもりで人と会うのが嫌い、人の声を聞くのも嫌い。
上で述べた症状は、
今の自閉症.うつ病.統合失調症と似てます。
邪気が臓まで入るのは、
身体を温める.守る『陽気』が少なくなっているからです。
『陽気』は前回話した『正気』 と同じ。
うつ病.統合失調症.自閉症の人をよく観察すれば分かると思いますが、手足が暖かい人はほとんどいません。
冷え性の人は、消極的になりやすいです。
部屋に閉じこもるのは、消極的な行動の一つ。
もっとひどくなると、何に関しても興味がない.生きるのが楽しくなくなります。
漢方、足つぼ.整体、あるいはほかの自然療法。
効き目.やり方はそれぞれ書いてるけど、目的は同じです。
それは、身体の温度を上げる。
心臓を強化し、身体を守る『陽気』を強化する。
身体の『陽気』が溢れれば、体温が上がれば、五臓六腑に潜んでいる老廃物は全部溶かされ、外に出されます。その結果は、人も活気が溢れるし、積極的に行動することもできます。
冷え性が治って、性格まで明るくなった患者
理論的な話ばかりだと理解しにくいと思いますが、
以下で自分の施術経験を話します。
実例があって前後の変化を見れば、分かりやすいでしょう。
一人の女性。
主な症状はひどい生理痛.手足が氷みたいに冷たい。
最初、彼女はあまり会話もなくて、気難しい感じの人でした。
足つぼやっても、ただ「痛い!」というだけ。
毎週1回の足つぼ。
3ヶ月続けたら、自らいろんな質問をするようになりました。
半年くらいで、彼女の生理痛、冷え性は完全に治り、その後は運動を始め、会社までの出勤は自転車で1時間。
たった3ヶ月~半年で彼女はすごく明るくなりました。
女性はやはり明るいと、笑顔がすてきに見えますね(笑)
内臓の調子は気持ち、気分を影響する
上でいろいろ説明しましたが、
知ってもらいたいのは一つだけです。
身体の変化は、
気持ちに影響があるということ。
内臓が元気になれば、精神も元気になれる。
内臓が疲れたら、精神も消極的になります。