中国での漢方と針治療(1)(2018-03-20修正)

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こんばんは。李哲です。

ご無沙汰しております。

 

日本に戻ってきて忙しくて更新ができませんでした。

仕事の合間を利用して、少し書けたので先に公開します。

 

ブログの更新がなくて、お店やっているかな?と心配する方もいましたが、これからは定期的に更新しますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

 

今日は、中国での漢方と針の治療に関する話です。

 

久しぶりの故郷。

親に会いたかったのもあるけど、それよりもっと大きな理由がありました。

 

それは家族の病気のこと。

 

お婆ちゃんは腕の骨折。手術して(なんか鉄の部品を入れて固定)すでに半年も経っているのに、全然治る気配なし。

 

ヒビが入ってるところは天気が悪くなるとズキンズキン痛くなる。しかも、その後転んでまた大腿骨骨折。

 

痛いのは骨折のところだけではなくて、昔からある腰痛も背中の痛みも、膝の痛みもある。

 

病院に通ってお金をたくさん使ったのに、痛みは全然減りません。

 

お母さんは去年まで元気だったのに、今年急に左の膝が痛くなり、その後はどんどん悪くなって歩けなくなりました。

 

市立病院に行って検査したら、関節の間の潤滑液が少なくなって、痛みが生じたそうです。治す方法は手術しかないと言われたそうです。しかし、お母さんは手術に疑問があり今まで拒否したまま。

 

市立の中医学総合病院にも行って、1ヶ月分の漢方をもらってきて飲んだけど、全然効かなかったそうです。

 

このままでは何も治らないし、西洋医学の薬で殺されると思って、早めに帰るようにしました。

 

ただの骨折。

これも治せないのか!

 

向こうの中医学の先生たち、毎日何を食って生きてるだろう?

 

だから、民衆は中医学に対する信頼がどんどん減っているし、最初から中医学を選ばないんだ!

 

自分の勉強もまだ未熟だけど、このまま任せるのはもうダメだと思いました。自分の知識でなんとかなると思い、帰ることを決めたのです。

 

お婆ちゃんとお母さんに合った時、幸いなことが分かりました。

 

それは、睡眠がまだ良い。手足は温かい。

 

そんなに健康食品とか西洋医学の薬を飲んだのに、それでも心臓はまだ頑張って体を守っていたのです。

 

もちろん私が帰ってから、カルシウム剤とか高血圧の薬などは全部止めさせました。

 

「血圧はちゃんと守らないと、脳梗塞とか血管障害になる」と言ってるけど、これはデタラメな話。

 

血圧は高くなっても、体は高血圧に慣れるのです。

 

脳梗塞とかになる原因は、高血圧ではありません。

 

私のお父さんは、実家で測った時170まで上がっても、なんの不調はなかったです。

 

同じ人でも気持ちが沈んだ時、興奮した時、年を取った時、体重が増えた時...みんな違います。

 

一人でも幅広く変わるのに、どこに1万人にも使われる適切な正常値があるでしょうか?

 

お婆ちゃんの骨密度は、検査でボロボロの状態だと言われたそうです。だから、ちょっと滑っただけでも骨折。

 

しかし、なぜボロボロになったか?

病院の先生は何も言わなかったそうです。

 

きっと心のどこかでビクビクしているからでしょう。

 

あんたたちがそんなに抗生物質点滴.ステロイド点滴、西洋の飲み薬とか配らなかったら、骨がボロボロになるか?!

 

あと市販のいわゆる健康食品:カルシウム補給剤など。

胡散臭い詐欺商品だらけ。

 

骨が強化するのではなくて、逆にボロボロになる!

 

むしろ、小魚を食べたほうが骨が強化できます。

 

以上の薬とか健康食品は、10年、20年くらい飲まされると腎臓がダメージで骨密度、記憶力、大小便などに影響が出るのです。

 

腎臓がダメにならなければ、

骨は100年経っても簡単に骨折しないはず!

 

治療が間違えた時は、なぜこんな結果になったか検討もしない石みたいな頭。

 

もっとひどい先生は、副作用を知っているのに知らんぷりをする。

 

考えれば考えるほど頭に来ます!

 

お母さんの膝が痛いのも、腎臓から来てるもの。

腎臓が弱っているから、血圧も上がり、そして骨密度が下がり始めたのです。

 

主な原因は、長年飲んできた高血圧薬と親戚がくれたカルシウム補給剤。

 

全身の骨がボロボロになり始める初期症状があるけど、それは膝の痛みです。


臨床で見ると、

特に左の膝が痛い患者が多い。

 

この時、西洋医学の検査では骨密度が正常値かも知れないけど、中医学はこの時から治療します。