激しい嘔吐、下痢、不安障害、不眠症は3週間の漢方薬でだいぶ改善。薬を飲み過ぎて両足が痛い・両足に力が入らない患者。

【※本記事は2021-07-01更新しました】

 

 こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫) 

激しい嘔吐、下痢、不安障害、不眠症などは3週目でだいぶ改善

04/27/2005、晴れ。

白人女性、38歳、今日再診に来ました。漢方薬治療して3週目です。

 

彼女はもともと激しい嘔吐と下痢、不安障害、ひどい不眠症もあったけど、今日診たらだいぶ良くなりました。

 

▼李哲の補足説明:不安を感じる、眠れないなどの症状は、鍼灸でも治せます。以下は一つの例、参考になると幸いです。

www.li-hari.net

 


 

彼女は今日、私に不思議な話をしました。

 

三ヶ月前、彼女は悪夢を見たそうです。

夢の中で、三人の鬼が彼女の体内に入ろうとしてた。悪夢から起きたあと、彼女は以上の症状が出たのです。

 

しかし、彼女は最初私に言えなかったです。

精神がおかしいと言われそうだったので。

 

彼女は教会に助けを求めたことがあるそうです。

しかし、効果がなし。それだけではなくて、教会は彼女を本当の精神病患者だと判断しました。

 

彼女が言うのは、

「漢方を飲んでから体内で戦争が起きたみたい。漢方は白色で、体内の邪気が黒色。両軍が交戦した結果、白色の漢方が勝ち。」

 

漢方薬と邪気が戦って、漢方薬が勝ち!

 

しかし、彼女は体内にまだ黒色の所があるから、漢方を続けて飲まないとダメなのを知っている。あと、漢方が効いてる事も分かってました。

 

皆さんはこれを見て、不思議でないですか?

 

私がカルテに書いた診断は、ただの「少陰症」。

薬を飲み過ぎて両足が痛い・両足に力が入らない患者

白人男性、58歳。以前は製薬会社で働いてました。

 

診察が始まってすぐ、「たくさんの西洋薬を飲んでいます」と彼は言ってました。種類が多すぎるから、紙に全部書いて来ました。私はその紙を見て、もう一言しか言えない。山ほどある!

 

▼李哲の補足説明:薬漬けの人生で、どんな「健康」をもらうのか?ニハイシャ先生がバッシングした記事があるので、ぜひご覧ください。

www.li-hari.net

 


 

私「なぜ今日来ましたか?」

彼「両足に力が入らなくて、たとえばスーパーに買い物に行って戻ると、両足がだるくて仕方ないです。そして、夜は両足が痛くて眠れないです。」

 

私「どうやってここを知ったんですか?」

彼「私の一番の親友が紹介してきました。そして、バーに飲みに行ったら、一緒に飲む友たちもここを紹介しました。船を修理に出した時も、技師がここを紹介しました。スーパーで買い物する時、私が苦しんでいるのを見て、知らない人までここを紹介しました。だから、今日来たのです。」

 

私は心のなかで思いました。

彼はもう西洋医学の宣伝で、徹底的に洗脳されている。山ほどの西洋薬をどのくらい飲んだか聞いたら、少なくても5年。中には5年以上の薬もあります。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/li-hari/20180529/20180529144335.jpg

 

私「みんな劇薬であることを知っていますか?」

彼の答えは、なんと「もちろん知っています。」

 

私「両足の問題が出たのは、いつからですか?」

彼「2年前からです。」

 

診断は以上で終わり。

この診断は医師も要りません。

ホームズだけで十分です。

 

私は彼に教えました。

「これは薬品中毒からくる副作用です。」

 

▼李哲の補足説明:病院の薬を飲みすぎて、重病になった患者はたくさんいます。以下は一つの例、薬漬けの人生で最後に肝臓がんをもらいました。

www.li-hari.net

 


 

彼の答えはまた意外でした。

「病院の検査では、何が原因か分かりません。西洋薬との因果関係も証明できないと言われました。でも、自分は薬の副作用だと疑っています。」

 

私は彼に質問しました。

「全ての西洋薬を止めてくれますか?」

 

彼はビビって話しました。

「ダメですよ!」

 

その結果、彼は私にボロクソ言われました。

 

Common senseで考えみて下さい。

西洋薬を止めないで、両足は治りますか?

 

私の彼を1人のアメリカ人弟子に渡しました。こんな患者と、私はもう話したくもない。

 

この事例はちょうど一つの事実を証明してます。私は製薬会社を包囲している。

 

▼李哲の補足説明:西洋薬を止めてから治療始める、これはニハイシャ先生が診察可能にする一つの条件です。次の記事では、病気が治らない人たちの共通点を書きました。どうぞご覧ください。

 

www.li-hari.net

AIDS治療薬で背中が痛くなった糖尿病患者

 

男性、37歳。

背中の痛みが3ヶ月続いている。

2年前は糖尿病だと診断されました。

 

しかし、彼は薬を使わないで、食事で血糖値をコントロールしてました。3ヶ月前に急に背中の痛みが生じて、病院に行ったら血糖値が600!

そして、病院は彼にインシュリン注射をしました。

 

▼李哲の補足説明:糖尿病は病院の治療だと、死ぬまで薬を飲んで、インスリン注射をするけど、漢方薬は根治ができます。以下はニハイシャ先生の弟子が書いた例、参考になると幸いです。

www.li-hari.net

 


 

彼をよく見たら、

  • 歯がたくさん抜けている
  • 頭の前の方はもう、はげている
  • 体型はとても細い
  • とても情緒不安定で、手の動きが多い

私は彼に聞いてみました。

「麻薬中毒者ですか?」

 

彼は驚いた顔で私を見て頷いてました。

 

私「刑務所に入ったことありますか?」

彼はまた驚いて、頷いてました。

 

私「あなたはAIDSがあると言われてないですか?」 

彼の頭はもう下がったまま、上がれませんでした。

 

私は彼に話しました。

 「心配しないでください。必ずあなたを助けます。しかし、一つの条件があります。病院の薬を必ず止めて。その毒で、腎臓と肝臓がダメになっています。私はあなたの歯が抜けて、髪の毛が無くなったことで分かります。

 

この毒と言うのは、ヘロインではなくて、AIDSの治療薬。あなたがAIDS治療薬を止めないと、必ず薬に殺されます。

 

AIDSは覚せい剤使用後の後遺症で、致命的な病気ではありません。しかし、この抗AIDS薬の毒は、あなたを殺す。あなたの背中の痛みも、この薬物中毒から来てます。」

 

▼李哲の補足説明:エイズ(AIDS)の本質に関して、ニハイシャ先生は以下の記事でも説明しています。どうぞご参考にしてください。 

www.li-hari.net

 


 

私が今日二人の例を挙げたのは、皆さんに知ってほしいのがあります。

 

西洋薬の副作用で、下半身の激痛が生じる時が多いです。膝、もしくは背中、もしくはふくらはぎが痛くなる。このような痛み、私は何回見たか分かりません。だから、一目ですぐ分かります。

 

中医学の「望診」だけで診断するためには、豊富な臨床経験と中医学の基礎知識がないとできません。

 

▼李哲の補足説明:西洋薬の副作用には様々な症状があります。例えば湿疹。また、カポジ肉腫も西洋薬の副作用で起きる病気。ニハイシャ先生は以下の症例で説明しています。どうぞご覧ください。

www.li-hari.net

病気を治せる薬と治せない薬、この2種類しかない

ほぼ毎日爆発しそうな診療所、私も疲れきっています。特別な治療例を挙げて、皆さんに中医学はどこまで治療できるかを説明してます。

 

たくさんの方は、どうすれば肝臓病を治せるかをFAXで聞いてますが、ごめんなさい、私は話せません。一旦どの生薬で治せると言ったら、生薬の値段は一気に上がります。これは私が見たくないこと。

 

▼李哲の補足説明:実は漢方の値段も高騰しています。わざと煽って値段を上げる腹黒い商売人もいるけど、単なる供給不足で高くなったのもあります。例えばアキョウ。値段が上がったのは、その訳があるのです。

www.li-hari.net

 


 

西洋薬の会社は、肺癌治療に効くというイレッサ(Iressa) を庶民が負担できない価格で売っているけど、実はちっとも効かない薬。

 

皆さん、Common senseで考えてみて下さい。

病気はコントロールできるものですか?

有効性を証明するデータは、全部製薬会社が自分で作り出したもの。

 

西洋薬の会社は生存率.死亡率などで民衆を騙しているけど、よく考えてみれば分かります。

 

世の中には2種類の薬しかありません。

病気を治すものと、治せないもの。

中間のやつはありません。

 

いわゆるコントロールできる薬は、病気を治せないことを証明してます。

 

肺がんを中医学に任せたら、何の難しさがあるでしょうか?難しいのは、患者とその家族が中医学を信じない。中医学の治療に完全に任せないこと!

 

▼李哲の補足説明:ニハイシャ先生は以下の記事で肺がんの原因、そしていつ治るかも分かる中医学を説明しました。勉強になるので、どうぞご覧ください。

www.li-hari.net

*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します