大人の中耳炎、難聴で片耳が聞こえなくなったのを漢方薬で治した例

【※本記事は2019-09-13更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日はひどい中耳炎で、難聴になり片耳が聞こえなくなったのを治した例です。

患者は私自身。

 

今年の正月休みが終わる頃、ひどい中耳炎になりました。耳中から大量の化膿した液体が垂れて枕が濡れるくらい。そのせいで、片方の耳は完全に聴力が無くなりました。

 

1月5日から営業したけど、当時の患者さんは覚えているかも知れません。

私が話を聞く時、顔が横になった様子。

 

これは片方の聴力がなくなったから、仕方なくてとった姿勢です。

 


 

化膿したのを少しでも拭いてもらう為に、近くの耳鼻科に行きました。お爺ちゃん先生が診てくれたけど、とても親切でした。年取った看護師さんもとても優しかったです。

 

1回拭いて液体が減ったけど、しばらく経ってからまた垂れてきました。これでは治らないと思い、自分が勉強した漢方を思い出して処方箋を作りました。

 

近くの漢方薬局で買った生薬は、以下のとおり。

(有名な小柴胡湯 を元にしてアレンジした処方です。面白いのは漢方薬局のおばあちゃん、なぜ私がこんな処方をしてるか興味津々がってました。)

 

柴胡 10g

人参 10g

黄芩 10g

生姜 適当に切ったのが二つ

灸甘草 10g

半夏 10g

(ここまでは小柴胡湯の成分とほぼ同じ)

黄連 5g

蒼朮 15g

白朮 15g

炮附子(加工したトリカブト) 25g

 

(よくトリカブトは毒があると言いますが、私はまだ生きてますよ)

 

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黄芩(おうごん)の画像

 

飲んで次の朝は、化膿した汁が垂れるのは止まりました。

3日飲んだら、ほとんど止まったので漢方を飲むのを止めて、自然にかさぶたになるのを待っていました。しかし、シャワーのせいで、なかなかかさぶたになってくれない。

 

そこで思い出したのが、

枯礬(ミョウバンに火を通して乾かした生薬)。

この生薬を自分でフライペンで作って、耳の中に入れたのです。

 

そしたら、完全に耳から水が出なくなり、かさぶたになり始めました。もちろん、シャワーの時には十分注意して、かさぶたに水が入らないように。

 

完全に耳の中が乾燥して中耳炎が治るまで、4週間くらいかかったけど、西洋薬を飲んでないだけで良かったと思います。

 

ミョウバンは足の水虫を治す時も効果バツグンです。

以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞご参考にして下さい。

 

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未だに覚えているのは、診療所の看護師さんとお爺ちゃん先生の優しさ。

 

この薬を飲めば治るから。

この薬を3日塗れば治るよ。と丁寧に教えてました。

 

飲んで本当に症状が収まるかも知れませんが、その薬の副作用をネットで調べた時、背中がゾッとしました。

 

「こんな薬を飲んで大丈夫か?」と疑問が出てきます。

しかし、診療所の看護師さんと先生は、大丈夫そうに言ってくれるのです。

 

おそらく看護師さんもお爺ちゃん先生も、厳重な副作用は知らないでしょう...

 

悪質な製薬会社は優しい先生と看護師さんを雇って、毒薬を売りつける。

その優しさを信じて化学毒素を飲み込む患者さん、世の中にどれだけ多いでしょうか。

 

医者は完全に信じてはいけません。

疑問があったら、質問するべきです。

 

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注1:

以上の処方は自分の判断で作ったものです。

マネして飲むのは自己責任なので、私と関係ありません。

 

本当に漢方で治したい人は、漢方薬局の先生と相談してください。

こちらでは漢方相談に乗らないので、ご了承ください。

 


 

注2:

 

中耳炎に関して、鍼治療の効果も良いです。

以下は私の鍼治療例、参考になると幸いです。

 

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