【※本記事は2021-04-07更新しました】
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。脾腫、肝硬変、腎不全、糖尿病の足潰瘍(足の壊死)…様々な症例が書かれてあります。中国語本文のリンク先は、こちら
- 脾腫、肝硬変、腎不全の女性、漢方薬飲んでからよく眠れて、たくさん食べられるようになった
- 関節リウマチの痛みは4週間で完全に治り、変形した指関節まで正常になった
- 腎臓病患者、完全に回復して病院の先生もビックリ
- 糖尿病の足潰瘍は、足の切断術があるとアピールするデタラメ先生
- 糖尿病の足潰瘍・足の壊疽は、きび砂糖の足湯で簡単に治る
- 李哲の解釈と感想
脾腫、肝硬変、腎不全の女性、漢方薬飲んでからよく眠れて、たくさん食べられるようになった
09/22/2005、大雨。
午後1時半、パソコン前に座って、ニュース評論で西洋医学のボロクソを言ってる時に、外側で女性2人が大声で争っているのが聞こえました。何か午後の買い物リストに関して、話し合ったみたい。
私の秘書が彼女たちを連れて診察室に入りました。
皆さんは9月13日に来たおばあちゃんを覚えていますか?当時の治療内容は以下の記事で説明しています。
今日来たのはこのおばあちゃん。
おばあちゃんは鮮やかな服を着て、いきいきして目力がありました。
おばあちゃんが言うのは、「感覚はとても良い♫漢方薬を飲んでから、たくさん食べたくなるし、食べたあとはよく眠れて、体力もすごい増えた。今日の診察が終わったら、娘と一緒にショッピングに行く♫」
皆さん、私の女性に対する判断を信じてください。
「女性が喜んで、ショッピングしたいと言った時は、体が健康に戻った時です。」
▼李哲の説明:
「健康」というのは、曖昧な表現ではなくて、具体的な指標があります。中医学理論の定義で、健康な人は以下の6つの自覚症状が揃えるはず。もし1個でもダメだったら、あなたは不健康・治療が必要だと診断します。
おばあちゃんは漢方薬を10日間飲んで、毎日回復してるところ。現在は顔色が赤くて良い。話し声も大きいです。
おばあちゃんは喜んで私をハグして話しました。
「今は死んでも西洋薬を飲まない!漢方薬がこんなに良い物とは想像もしてなかった!今日はさすがに自分の身で経験した!」
おばあちゃんは、もう漢方薬の苦さが気にならなくなって、会う人合う人に中医学の素晴らしさを宣伝しているそうです。
治療が成功したのは、当時の脈診と症状が合っていたからです。そして、運命的にも死ぬ時でなかった。節分がまだ冬季に入ってないので、私たちには救うチャンスがありました。
当時の私も確信がなかったです。
しかし、今見ると漢方薬の力は本当にびっくり。最後の一撃は成功したのです。
▼李哲の説明:
中医学治療は節分を大事にしています。なぜなら、人間の体内のリズムは自然と同期しているからです。病気がいつ治るか、いつ悪化するか、節分を見れば分かります。以下はもう一つ節分に関する症例、参考になると幸いです。
関節リウマチの痛みは4週間で完全に治り、変形した指関節まで正常になった
昨日来た一人の女性。
嬉しそうに両手を私に見せました。
漢方薬を4週間飲んで、左手の関節リウマチの痛みは完全に消えて、変形した指関節までほぼ正常になってました。今残っているのは、右手の二番目の指関節が少し腫れているだけ。
関節リウマチで鎮痛剤:セレブレックス(Celebrax)を飲むと、その代価は心弁膜症と腎不全(つまり、人工透析になる)。
私が彼女に処方したのは1000年前の漢方薬だけど、今でも効果抜群です。クラシック処方だとも言えます。ただし、この処方はとても強いので、中医学先生の指導がないとダメ。誰でも気軽に買える漢方薬ではありません。
▼李哲の補足説明:
副作用で心弁膜症を引き起こすのは、セレブレックス(Celebrax)だけではありません。高血圧の薬も、心臓を壊すので心弁膜症を引き起こします。以下は一つの症例、参考にしてください。
腎臓病患者、完全に回復して病院の先生もビックリ
前回話した腎臓病の患者さん、昨日また来ました。
彼の主治医(西洋医学の先生)までびっくりして、彼に話したそうです。
「もう来なくても良いです。あなたの腎臓はとても良いから」
この患者さんは運が良くて、良心的な西洋医学の先生に出会ったから良かったです。
もし台湾で治療したら結果は違う。
台湾の西洋医学の先生は、最初から中医学を否定し、自分が治せないのを知っているくせに、中医学の治療をすすめません。患者さんが西洋薬の副作用で人工透析になっても、中医学の良さを話しません。本当に憎らしいです。
もっとひどいのは、自分自身が中医学の先生なのに、西洋薬を信じて飲んだ結果人工透析になり、原因を漢方薬のせいにする人がいる。
このような中医学の先生は、家に帰ってよく勉強してください。反省しないとダメです。
腎不全の患者さんは、私の診療所で数多くて数え切れません。
みんな西洋薬の飲み過ぎて腎不全になり、最後は人工透析。
運が良い人は私に出会って、地獄の入り口で捕まって来て、人工透析の苦しみから逃れることができています。
▼李哲の補足説明:
ニハイシャ先生の症例には腎不全患者が多いです。以下は一つの例、病院の治療トンお比較になるので参考にしてください。
糖尿病の足潰瘍は、足の切断術があるとアピールするデタラメ先生
今日、私はまた台湾慈済病院の副院長がテレビで、西洋医学のメリットをアピールしているのを見ました。
彼が上げた例は糖尿病。
「足をけがして膿が治らない時、切断手術があるよ」と自慢話してました。
反対側の足の膿が治らないとき、また切断手術をすすめるでしょう?結局患者さんは、最後死ぬしかない。このデタラメ医師は、切断手術が当たり前だと言っている。
昔の台湾大統領:蔣経国さんが、足の切断を何度も繰り返し、最終的に亡くなりました。それなのに、このデタラメ副院長は教訓を得てない。言いたい放題で、西洋医学の良さをアピールしています。
▼李哲の補足説明:
糖尿病で足を切断するのは、西洋医学でよくあることです。しかし、漢方薬治療を受けると足の切断しなくても済みます。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
糖尿病の足潰瘍・足の壊疽は、きび砂糖の足湯で簡単に治る
糖尿病患者さんの足がケガして傷口が治らない時、私の治療方法はとても簡単。
漢方薬を飲ませる以外に、患者さんに足湯を作らせます。
きび砂糖を熱いお湯に溶かし、膿がたまった足を入れると、患者さん自分でも見えるくらい、膿が傷口から火山みたいに噴出してきます。
膿がたまって、どす黒くなった足は、きび砂糖の足湯で徐々に赤くなり、ピンク色に戻って足指まで感覚が戻る。
ただのきび砂糖一品、しかも足湯につけるだけで、無能な西洋医学よりも治療効果が良いです。患者さんは切断手術すらいらない。
足をケガして膿が治らないは、早めに中医学の先生に診てもらってください。両足を切断しなくて済みます。
中医学を信じない方、中医学を差別してる方。
私はアイムソーリーしか言えない。
病気を治す漢方薬はあるけど、あなたを治せる薬はない。
▼李哲の説明:
ニハイシャ先生は13種類の患者さんは、素晴らしい漢方医でも治せないと言ってました。どんな患者は治らないのか、以下の記事をご覧ください。
李哲の解釈と感想
本当の関節リウマチを治す生薬は、欠かせないものがあります。
トリカブトの根本:烏頭(ウズ)。
烏頭(ウズ)は劇毒の生薬、日本での購入は困難で、処方する漢方医はほぼいません。劇毒のウズを特別に加工して使えば、難病の関節リウマチも副作用なしで治せるのに、肝不全・腎不全にさせる鎮痛剤を飲むしかない患者さんたちは可愛そう…烏頭のもっと詳しい説明は、以下の記事が参考になると思います。
足潰瘍、足の壊疽は糖尿病の合併症だと言われてますが、薬を使わなかったらなりません。つまり、足潰瘍・足の壊疽は薬・インスリン注射の副作用。
糖尿病の合併症に対して、漢方薬はもちろん効果てきめんです。ニハイシャ先生は上記でもっと簡単な治療法を教えました。みなさん、ぜひ覚えて使ってください。足潰瘍・足の壊疽で切断しなくて済みます。
糖尿病に関して、西洋医学は死ぬまで血糖値を下げる薬を飲むか、もしくはインスリン注射です。つまり、治す方法がありません。
ところで、漢方薬・鍼灸は五臓六腑を修復することで完治ができます。一番レベルが低い足ツボ.整体ですら、西洋薬より全然良い結果が出せます。
以前、インスリン注射をしている患者さんを治療した事があります。彼女が言うのは「足つぼ整体を受けたほうが、インスリン注射する時よりも数値が良い」
◆足がただれて黄色い滲出液が出る、脱皮するのは治り、新しい肉が再生してきたおばあちゃん
◆生検してない肝臓がんは、漢方薬で治しやすい。腎不全、両足の切断は、血糖値を下げる薬・インスリン注射が原因である。
◆血糖値を下げる薬・血をサラサラにする薬の副作用で心臓発作・腎不全になった患者
◆足が腐り、黄色い浸出液がただれる男性、抗生物質でも治せなかったのに、漢方薬を1日飲んだだけで新しい肉が出始めた
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します