【※本記事は2019-07-14更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海夏(ニハイシャ)先生の治療日記の翻訳文。
アンジェルマン(Angelman) 症候群、てんかんが漢方薬で著しく改善した例です。
中国語本文のリンク先は、癲癇
- 1.アンジェルマン症候群の子供:ひどいけいれんで顔が歪んで、よだれを垂らしっぱなし、手足は変形して意識もうろう状態
- 2.抗てんかん薬の副作用で、歩行障害。両手はけいれんで、握ることができない
- 3.漢方薬を飲んだ後、大量の痰を吐いて、便からも出て「信じられない!」と言うお母さん
- 4.抗てんかん薬を飲ませようとするバカお父さん
- 5.てんかんが劇的に改善:意識もうろうが良くなり、けいれんが治って、よだれも垂らさない、まっすぐに歩けるようになった
- 6.生まれたとき、羊水を出し切ってないのが、てんかんの原因になる
1.アンジェルマン症候群の子供:ひどいけいれんで顔が歪んで、よだれを垂らしっぱなし、手足は変形して意識もうろう状態
08/11/2008。
一人の患者さん、16歳。
今年の03/12から診察に来て、今日は再診察に来ました。
彼女は小さい時から、てんかんが起きて、西洋医学の診断名は「アンジェルマン(Angelman )症候群」。
発作は私が臨床で見た中で、一番ひどいものでした。
寝ている時だけ安静できて、それ以外はほとんどけいれんしている。強烈なけいれんで彼女の顔は歪み、四肢も変形していました。
また、患者は歩けないので四肢の筋肉も萎縮し、変形した顔は口を閉められないから、ずっとヨダレが出ている。両目は吊り上げられて意識もうろう状態、口の中では狼みたいな声を出していました。
外観上では、脳性麻痺の患者さんみたいです。
彼女は車椅子に座って、お母さんが連れて来ました。
お母さんの姿を見て、私は心の中から悲しくなりました。
この病は、お母さんにとって悪夢です。
しかも、終わりがない悪夢。
お母さんは16年も耐えてきました。
お母さんの愛は、本当に2文字でしか表現できない。
偉大!
お母さんの愛、もし間違った方法で子供を守る場合、子供の体には逆に害をもたらします。たとえば総合ビタミン剤を飲ませる、抗生物質を飲ませるなど。
ニハイシャ先生は、以下の記事の中でも、間違ったお母さんの愛を痛烈批判していました。
2.抗てんかん薬の副作用で、歩行障害。両手はけいれんで、握ることができない
患者さんは当時クロナゼパム(Clonazepam)という西洋薬を飲んでいました。Klonopim社が製造してる抗てんかん薬。
この西洋薬の副作用は、歩行障害。
患者さんは西洋薬を飲んでいる間、両足はカマキリみたいになり、両膝は地面について足先で踏ん張って歩いてました。
ひどいけいれんで両手は変形し、握ることができません。お母さんが患者さんを持ち上げた状態で、左右に揺れながら歩いてました。
読者の皆さん、この親子はどうしたら良いですか?
もっとひどいのは、患者さんが飲んでいる西洋薬は、てんかんをコントロールできてない。薬を飲んでも、相変わらずてんかんが発作しています。
臨床でみると、薬を飲めば飲むほど、病気が増えて死期が早まる。
ニハイシャ先生は、もう一つの論文で西洋薬のボロクソを言いました。薬漬けの人、目覚めてください!
3.漢方薬を飲んだ後、大量の痰を吐いて、便からも出て「信じられない!」と言うお母さん
私は患者さんを診たあと、お母さんに話しました。
「娘さんの病気は、陳年の痰が血脈神経の所にあるからです。この痰がなくならないと、回復はできません。
私は劇薬の生薬を使うのを怖がらない。
娘さんは飲んだあと、たくさんの痰を口から吐き出して、大便からも出るはずです。
あなたは以上の事を見ても、心配しないで下さい。
ただ一つ注意すべきの点は、硬いものを食べさせないで。吐き出すときに、喉につまると危険だから。」
そして、私は処方箋を出しました。
患者さんは漢方薬を飲んでから、すぐ大量の痰が出ました。
お母さんが言うのは、「想像もできないくらいたくさん出ている。毎回大きなバケツじゃないと間に合いません。娘の体内に、こんなに痰があるなんて、信じられない!」
ニハイシャのもう一つの治療例でも、子供が大量の痰を吐き出して、てんかんが治りました。詳しくは以下をご覧ください。
1週間後、お母さんが言うのは「西洋薬を全部止めたいです」
なぜなら、てんかん発作は変わらないし、その副作用で歩行障害になっている。そして、毒性がとても強いので、いずれかその薬に殺されると思うから。
彼女は私の意見を聞いてから、決めようとしたそうです。
私はお母さんの話を聞いて、その場ですぐ返事しました。
「害しか無いあの西洋薬は、すぐ止めていいです。娘さんは私に任せて下さい!」
私は今でも覚えています。
お母さんはその場で、感情のコントロールができなくて大泣きしてました。10何人の研修医たちが隣にいるのにもかかわらず。
当時、私のプレッシャーは非常に強かったです。
また一人の命を預かって。
終わりがない悪夢から逃れるようにしてあげないと、彼女たちの一生は悲劇で終わります。
ニハイシャ先生の有能な弟子:李宗恩博士も、悲劇的な先天性脳障害を子供を治療した事があります。結果的には治療不可能の病気を、いろいろ改善しました。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
4.抗てんかん薬を飲ませようとするバカお父さん
2週間後、3回目の診察になった時、娘さんのお父さんが現れました。
お父さんは猛烈に抗議をしてきて、抗てんかん薬を再び飲ませようとしました。
そのお父さんは西洋薬を信じていて、態度は非常に悪かったです。
お父さんが話してる時、親子は隣で何も言わなかったです。
私は非常に怒って、お父さんを叱りました。
「演劇なんかしないで下さい!
娘さんを関心していたら、初診にきて私が何をしているかを見るべきです。今日になって来るものじゃない。
あなたが関心するふりをする裏の目的は知らない。
でも、娘さんが西洋薬を飲んだ結果は、あなたも目で見るはず。
今、娘さんには選択肢がありません。
私は彼女の最後の希望です。
漢方薬を飲むかどうか、自分で決めて下さい!」
その時、お母さんは固く決意してました。
「続けて漢方薬を飲みます。西洋薬は止めます!」
当時、私はなぜお父さんがやっと現れたか、さっぱり分かりませんでした。
後でお母さんに電話して聞いたら、二人はすでに離婚して、娘さんはお母さんが預かっている。お父さんはたまにしか見に来ないそうです。
このような無知な人は、西洋薬を迷信してるバカ。
私が診察を拒否するリストに入る。
5.てんかんが劇的に改善:意識もうろうが良くなり、けいれんが治って、よだれも垂らさない、まっすぐに歩けるようになった
その後、私は中医学の本を書くために、アメリカを離れることになりました。
離れる前に一人の新規患者さんが来ました。そのお母さんの紹介で来た人。
新規患者さんの話によると、その娘さんは現在意識がだいぶ良くなり、みんな喜んでいる。
娘さんはずっと同じ処方箋を飲んでいて、今日親子が診察室に入った時は別人のようでした。
娘さんは一人で診察室に入り、両足はまっすぐで立ってられる。両手のけいれんはなくなり、口からヨダレも出ない。意識もうろうは良くなり、周りに何が起きたかを分かります。
お母さんは嬉しくて、ずっと娘さんにキスしていました。
本当に感動のシーンでした。
私の肩の重圧も少しは軽くなり。
患者さんが診療所を離れたあと、カウンターの受付嬢がもう一つ教えてくれました。
受付嬢が見たのは、親子が漢方薬を待っている間に、娘さんが雑誌を一つ取ってお母さんの手を引っ張っていて、「これ面白いよ!」とお母さんに教えてあげようとしていた。
受付嬢はその動きに、非常に驚いてました。この親子は普通の人みたいに、交流ができるようになっている。
娘さんは勉強に頑張って欲しいです。
彼女の知能は、まだ発病前の段階である。
発病後、彼女の知能は墓に葬られ、外部世界とのつながる信号がなくなりました。現在、彼女の痰はなくなり、蓋をした知能が再び現れて、すべての学習がゼロから始まります。
今日私の処方箋には、筋肉強化をするやつが入っています。筋肉と骨を強化して、正常な人みたいに運動ができるように。
心のなかから祈ります。
娘さんに明るい未来が来るように。
6.生まれたとき、羊水を出し切ってないのが、てんかんの原因になる
たくさんの子どものてんかんは、羊水処理が徹底的に行なってないからです。
産婦人科医は新生児を預かるとき、逆らいにしてお尻を叩いて泣かせたほうが良い。これは一番良い、肺の中の羊水を処理するやり方です。
生まれた時にちゃんとやらなかったら、将来的に子どもはてんかん.喘息.肺炎などになりやすい。皮膚炎にもなります。世の中の親も、これには気を付けるべきです。
この治療例が証明したのは、漢方薬は西洋薬より効果が著しくて、副作用がない!
西洋医学の先生、もう害しか無い抗てんかん薬など処方しないで下さい。
こんな副作用だらけの薬を考えたのは、悪魔だけです!
なのに、衛生署はまた西洋薬の製薬会社を保護してる!
本当に群魔が踊っている世の中です。