こんにちは。
李哲です。
今日からは、私のおばさん一家の治療日記を連載します。
おばさん一家、今まではたまに足つぼ整体をしてあげたくらいで、まともな治療はしてないです。
この前に会った時、いろいろ体調不良の話が出て、その流れで針をすることになりました。
おばさん一家は、唯一食べ物ルールを知らないで、鍼を受けた人たちです。
①コーヒー
②すべての乳製品(チーズ、バター、ヨーグルト、牛乳)
③すべての西洋薬
④白砂糖.人工甘味料を含んだ清涼飲料水、洋菓子、和菓子
詳しくは以下の記事をご覧ください。
治療をし始めてから、このような食べ物は健康に良くないと説明しました。
でも、2回目に行った時、冷蔵庫にはまだまだポカリスエット、コーヒー、バターなどがありました。
諦めようと考えたのもあります。
鍼は確かにいろんな方面で効果が著しいですが、食べ物を変えないと、西洋薬を止めないと、残念な結果にしかならない。
引っ張って正常に戻しても、またすぐ元の場所に戻るから。
しかし、最初日本に来た時にすごいお世話になったので、恩返しもしたいのもあるし。
いろいろ葛藤したけど、諦めるしかないときまでは、頑張ろうと思いました。
以下はおばさん一家の記録です。
2016.9.19(1回目)
おばさんの主訴は、全身のむくみと冷え。
朝起きたときは、顔が別人みたいにむくむ。
下半身のむくみはひどくて、足のくるぶしが見えない。
万年の冷えで、人生で体が温かいと感じたことがない。
腰とお尻のつなぎ目のところ、右側が常に痛い。朝は起き上がれないくらい痛い。
尿が出にくい。
出ても尿がチョロチョロ。
おばさん一家で、一番の重症患者とも言えます。
刺したツボは、
後渓、申脈、委中、陰谷、大腸兪、腎兪、京門、風池、大杼、陰陵泉、地機、三陰交、肩井、足三里穴、足臨泣。
おばさんの感想:
刺してすぐ足が暖かくなった。
ほかのところはまだ冷たい。
おばさんは料理と食器の片付けで忙しかったので、あまり感想は聞けなかったです。
おじさんは、コーヒーと清涼飲料水は大好き。
水とお茶は全然飲まない人。
隣でおじさんの症状を説明したおばさんは文句を言ってました。よく水を飲まないで、ただコーヒーと清涼飲料水で生きているね…コレステロールも高いし!
おじさんの主訴は、
首の横と後ろ側が痛い。
知らないうちに首が横に曲がるらしい。
コーヒーを飲む人は、よくこのような首痛があります。
鍼をする1週間前に、おじさんは左脇腹が痛いと言ってました。当時、私が思ったのはおそらく膵炎。運が悪かったら膵臓がん。
何故かと言うと、おじさんはコーヒーが大好きだから。
当時は常に携帯した鍼セット箱を持っていなかったので、整体を20分くらいしてあげました。
今日聞いたら、胃痛と左脇腹の痛みは、前回の整体の後なくなっている。
でも、下痢が治らないのはまだ脾臓がダメである事を示す。
刺したツボは、
後渓、申脈、風池、大杼、陰陵泉、地機、三陰交、足三里穴、関元、中脘。
おじさんの感想:
今までずっと長年の下痢だったのが、鍼を抜いて15分後の便通、普通の硬い便だった。
便が硬くなったのは鍼のせい?
鍼ってこんなに早く効くの?
おじさんは愕然とした顔でした。
~続き~