【※本記事は2019-06-11更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は簡単な鍼灸治療例です。
一人の女性、40代。
2日前から胸焼けして、胃から喉の所まで気持ち悪い、胃もたれで胃がムカムカする。
主訴を聞いて分かりますが、これは逆流性食道炎の症状、胃酸が喉まで上がってきています。
当時刺したツボは中脘、足三里、公孫。
(内関も刺したかったけど、姿勢の影響でできなかった)
もちろん、他にも自覚症状を治すために、別のツボも刺しています。
上の3つは、逆流性食道炎を治すため。
症状が軽ければ、中脘だけで良いけど、あまり来れないので念のために強化版にしました。だから、ツボが3つもある。
30分後、鍼を取ってお茶を飲むとき、彼女は食道と喉の所を触りながら私に質問しました。
「鍼って即効性がありますか?不思議な感じです。さっきは喉まで気持ち悪かったのに、今は胃の少し上まで下がっています。魔法使いみたい。」
彼女はアトピー治療の為に鍼をしてきたので、1回で急に変わったのは初めて体験したから。
私は彼女に説明しました。
「痛みとか胃腸関連の病気では、鍼は速効性があります。ほかの子宮筋腫.癌腫瘍.アトピーなどは、徐々に変わりますね。」
衝撃を受けたのか、彼女は帰る時も頭を振ってました。
「不思議!」