鼻ニキビの治し方は、鍼灸がオススメ。鼻ニキビの原因は胃腸の湿熱

【※本記事は2019-07-04更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

鼻ニキビは大きな悩みかも知れません。

 

病院の薬を塗っても良くならない方は、鍼治療を受けてみてください。

素早く効果が出て、副作用もありません。

 

以下は孫培栄先生の鍼灸症例。

参考になると幸いです。

 

 

症例1:赤い鼻ニキビ、ほっぺまで広がったのを1ヶ月で治した

 

郁君、32歲。

出身地は河北、住所は台灣省台北市。

 

鼻先が赤く腫れて、両側のほっぺたまで広がっている。

血の水疱までできて、たまに掻くと破れて血が出ました。

 

この症状は、すでに3年も続いています。

曹さんの紹介で、1953年の秋に治療に来ました。

 

三稜針で鼻ニキビの水疱を刺して瘀血を出し、1ヶ月くらいの施術で治りました。

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症例2:赤く腫れて出血する鼻ニキビは、数回の鍼で治った

 

于さん、女性、38歲。

山東出身、住所は安東街七十三巷。

 

鼻先が赤く腫れたのは数年前から。

鼻がつらくて、少しこすっただけも血が出る。

あちこち治療に行ったけど、治ってないそうです。

 

治療に来たのは1968年8月28日。

 

刺したのは同じツボ。

数回で完治しました。

李哲の感想:鼻ニキビの原因は胃腸の湿熱。治し方には、鍼があることを忘れないでください

 

鼻先が赤く腫れて痛いのは、日本語では【面庁】(めんちょう)とも言いますね。

西洋医学では黄色ブドウ球菌が原因で、治療方法はあまりないみたいです。

 

中医学の理論で言うと、鼻ニキビの原因は胃腸の湿熱です。

お腹の湿熱が経絡に沿って顔まで上昇すると、赤く腫れて痛くなります。

 

胃腸に湿熱を貯め込むのは、お酒が1番多いです。

だから、中医学では鼻ニキビを「酒糟鼻」とも呼びます。

 

もちろん、お酒を飲まなくても鼻ニキビになる方がいます。

お酒以外にも食べ物・体質の影響で鼻ニキビになるので、詳しいのは鍼灸医に診てもらったほうがいいです。

 

鍼灸の場合は、刺絡がメインの治療方法です。

もちろん、刺絡した上に合谷穴.曲池などを刺すと更に有効。

 

顔の頑固なニキビでも、同じツボで治します。

以下は一つの施術例、どうぞご参考に。

 

www.li-hari.net

 

鍼灸は副作用がなくて安全です。

2~3回の施術で、すぐ効果が実感できる時が多いです。

 

同じ症状で悩んでいる方は、ぜひ鍼を試して下さい。