車酔いのツボ「内関」は、動悸・息切れ・心臓の痛みにも効果的

【※本記事は2019-06-11更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

車酔い、船酔い、気持ち悪い、喘息発作、心臓痛、動悸、息切れのツボ:「内関」を紹介します。

 

内関の位置

手首の折れ線から、自分の指3本の上。

手を握った時に、腕の真ん中あたりに筋が2本立ちます。両筋の間にあるのが内関。

 

以下の画像で赤い点の所が内関穴です。

 

 

内関の探し方は、以下のサイトを参考にしても良いです。

胃の不快感を感じたら押したいツボ 内関(ないかん)

内関は車酔いを治す以外に、ほかの効能もある

 

車酔い、船酔い、乗り物酔い。

とにかく気持ち悪くなったら、このツボを強く押せば楽になります。

 

食中毒の時も気持ち悪い。

そうです。

食中毒の時も、このツボを押せば楽になる。

 

内関は胃腸の調子を戻すだけではなくて、喘息発作.心臓病にも効果的。息が吸えない.呼吸困難.心臓痛.動悸、息切れは、内関を強く揉めば楽になります。

 

内関の応用例は、以下の治療例をご覧ください。

 

www.li-hari.net

鍼がない時は、細い棒・ボールペンの先で強く押しても効果がある

 

強く押すと言うのは、押して指先がしびれるくらいまで、強く押さないとダメです。

(正中神経が通っているので、強く押すとしびれるはず)

 

他の人に押してもらうか、若しくは自分で木の棒.ボールペンみたいなもので強く押す。

 

鍼なみの効果はないですが、指で押すよりは効果があるので、ぜひ押し続けてみてください。

 

まとめ

 

私は臨床で、内関穴を様々な病状で使います。

 

例えば、喘息発作。

咳が止まらない。

心臓の苦しみ。動悸。

胃酸逆流で胸焼け.喉が焼かれてカラカラ声。

生理痛。

胃痛。

膵臓がん。

心臓が止まりそうな時の緊急救命。

… …

 

治療範囲はとても広いです。

 

鍼の場合は、指で押すよりパワーが違うので、響きが強くてビックリしますが効果はとても良い。

 

親族の中に車酔いの人が多すぎて、最近治療しながら思い出して、皆さんに紹介しようと思いました。日常生活で役に立つと嬉しいです。