【※本記事は2020-01-21更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は孫培栄先生の鍼灸治療例です。
翻訳文
劉さん、女性、53歳。
住所は台北市雲和街。
喉にカラミザクラみたいな物ができている。
病院の検査で「慢性咽頭炎」だと診断され、抗生物質と注射を続けたけど無効。
1967年4月14日に治療に来ました。
刺したのは合谷穴、商陽、少商、関衝など。鍼以外に刺絡して完治しました。
李哲の感想
合谷穴はとても良く使うツボです。
喉の炎症、歯の炎症、顔の炎症(皮膚炎、ニキビ)など、とにかく熱証であれば使える。そして、効果が良いです。
三稜鍼での刺絡療法は、更に熱を下げる事ができますね。
孫培栄先生の治療例を見ると、よく刺絡療法があります。
すばやく毒を出して、解熱効果があるから。
漢方薬の解毒剤よりも素早く効きます。
(漢方薬は煎じるのにも時間がかかるので、刺絡療法のほうが早い)
刺絡療法の紹介は、以下の記事が参考になります。