【※本記事は2019-04-04更新しました】
こんにちは。李哲です。
首が硬くて曲がらない・痛いのを治した孫培栄先生の鍼治療例です。
鍼治療例1:首が硬くて曲がらない患者、3回で治した
李君、37歳。山東省平度出身。
住所は台北市松江路。
首が硬くて両目がまっすぐになり、頭は後ろにそれない。
首は左右に曲がらなくて、痛くてつらいそうです。
治療に来たのは、1963年6月24日。
刺したツボは大チュウ、風池、絶骨、風門。
3回で治癒。
鍼治療例2:西洋薬とマッサージで逆にひどくなった患者
彭君、55歳。湖北出身。
住所は台北市南京東路3段。
首が硬直して3ヶ月。
西洋薬の注射とマッサージをしたけど、逆にひどくなりました。
ほかの症状は、
- 息はたくさん吸えない
- 咳してもスッキリできない
- 寝ても安心して寝れなくて、苦痛は表現できないそうです
治療に来たのは、1967年5月14日。
上に書いたツボは刺して、徐々に治癒。
李哲の感想:首が硬くて曲がらないとき、鍼治療の効果はとても良い
大チュウ、風池、絶骨、風門はどちらかと言うと、首肩のつぼで唯一に絶骨穴が足にあるツボです。
首肩にあるから、首肩コリを治すのは理解できるでしょう。
絶骨穴は足にある胆経の絡穴。
胆経は首肩を通っているので、使われたと思います。
実際に絶骨穴は、急性の寝違えとか首を痛めのに良く効きます。
自分でお灸する場合は、首肩の痛いところにお灸を7個、9個くらい連続でやれば硬結が柔らかくなり、首肩コリが徐々になくなります。
お灸の場合、日にちはかかると思いますが、副作用がないので、ぜひ続けてやってみて下さい。
鍼が怖くなければ、鍼も同時に受けると良いですね。