【※本記事は2020-02-08更新しました】
こんにちは。李哲です。
ニハイシャ先生の弟子が投稿した記事を翻訳しました。
日本脳炎ワクチン予防接種の後に現れた副作用:発熱(40.5度まで上昇)と血便を刺絡療法・漢方で治した例です。
中国語本文のリンク先は、
- 記事概要
- 日本脳炎ワクチン予防接種後、40.5度の高熱発熱が起きたけど、刺絡療法で2時間後に38度に下がった
- 「葛根黄連黄芩湯」で排便回数が減り、熱も少し下がって食欲が回復してきた
- 発熱が再び39度まで上昇し、粘っこい血便も出た
- 新しい漢方薬で熱も下がり、血便も治った
- 李哲の感想:病気は漢方薬・鍼灸で治せるのに、なぜワクチンが要るのか?
記事概要
以下は子供のお父さんの記録です。女の子、1歳3ヶ月。7月19日に日本脳炎ワクチン予防接種して、7月20日から発熱しました。治療は7月24日に終わり。先日電話してみたら、7月26日からはずっと無事です。
日本脳炎ワクチン予防接種後、40.5度の高熱発熱が起きたけど、刺絡療法で2時間後に38度に下がった
2010年7月19日。
午前11時半。
日本脳炎の予防接種して、夜寝る時に子供の額が熱くなったけど、あまり気にしてなかったです。(あとで考えだしたら、予防接種の前に下痢便がありました。)
2010年7月20日。
症状が変わりました。
一日中発熱していて、夜間はもっと発熱。
頭、四肢、手足の裏、全部熱いです。
今日の一日の大便は多い、水もよく飲む。
夜は冷房の部屋で寝て、子供を触ると足が冷たい、手と顔は熱くて測ったら40.5度!
急いで両手の少商穴で刺絡し、1時間後には39度になり、2時間後には38度になりました。その時はすでに夜中の2時。やっと安心して寝れました。
あなたがインフルエンザであろうと、日本脳炎であろうと、高熱・頭痛などの症状は鍼治療ですぐ改善できます。以下は一つの鍼治療例、どうぞご参考に。
「葛根黄連黄芩湯」で排便回数が減り、熱も少し下がって食欲が回復してきた
2010年7月21日。
発熱が続いています。
大便は多くて、粘っこい湿気が多くて臭い便が出る。
私はすぐ葛根黄連黄芩湯を、午前中と午後に管で飲ませました。
しかし、あまり改善されてない。
万さんから教わったのは、「処方箋はOKだけど、量が足りない。」
夜の10時に6ccを飲ませたら、夜中の3時と5時に2回下痢しました。
2010年7月22日。
午前中にお粥を食べさせたら、食べる量が少ない。水もあまり飲まない。
発熱はまだあり、ずっと泣いて、午前10時から12時までは寝てくれました。
起きた後は急に汗が出て、目玉が上に吊り上がって頻繁に水を飲みたがる。
お風呂に入れて汗を拭いて、お粥を少し食べさせたら、食欲が回復して水もよく飲みました。
食べ終わったあとは2時間寝て、上半身が少し汗ばむくらい。
寝起きは午後3時、シーツは半分濡れていて、オムツも満杯状態。変えた後、またすぐ満杯状態。
お粥を食べさせたら、ちょっとしか食べてない。
夜10時までは発熱してないです。
排便はまだ粘っこい、湿気が多くて臭い。
ただし、排便の回数は減りました。
(当晩、食べさせたのは固形物、魚のスープ)
排便の回数、食欲などは健康であるかどうかをチェックする一つの基準です。ほかにも、中医学は健康に対する基準があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
発熱が再び39度まで上昇し、粘っこい血便も出た
2010年7月23日。
今日はとても蒸し暑い。
午後の台中は大雨警報。
嫁さんは子供を連れて、新竹の実家に帰り午後6時に新竹に着きました。
おばあちゃんが孫を抱いてみたらまだ発熱があって、夜10時半に嫁さんから「熱が38.5度、熱が下がらない」と電話がありました。
2010年7月24日。
朝8時に電話が来て話したのは、発熱は39度になっている。
午前中に下痢便2回。
(あとで知ったのは、嫁さんはワクチン接種してくれた小児医に問い合わせした所、答えは:ワクチン接種後の1日の発熱だけ。診断は胃腸炎。もし血便があったらサルモネラ感染症)
血便に関して、ほかの先生の治療例もあります。
以下の記事、参考になると幸いです。
午前中の2回の排便には、血が出てない。
私は葛根黄芩黄連湯の煎じ薬を作り、10cc飲ませました。午後12時半に飲ませて、午後2時半になっても体温が下がらない。
その間に2回下痢便。
量が少なくて粘っこい便で血も出ました。
粘っこい便は鍼治療の効果も良いです。
以下は一つの例、どうぞご参考にしてください。
新しい漢方薬で熱も下がり、血便も治った
再び万さんに聞いたら、処方箋をくれました。
当帰1銭、芍薬と黄連2分、枳実5分、檳榔5分、生甘草3分。
3杯の水で1杯になるまで煮詰め、1回で半分飲ませました。
午後5時に飲ませ始めて、6時半に1回汗をかいて、その時お粥を食べさせてお風呂で体を洗いました。その後はもう1回お粥。
8時くらいには体温が36.8度。
夜8時半頃にはもう1回下痢便。
大便は粘っこいけど、血は出てない。
体温は37.1度になりました。
8時から10時の間に少し汗をかいて、10時には体温が36.7度。子供も一日の治療で疲れたのか、ぐっすり眠りにつきました。
李哲の感想:病気は漢方薬・鍼灸で治せるのに、なぜワクチンが要るのか?
ワクチン接種後に現る発熱現象、西洋医学の先生は正常だと言います。
これはとても矛盾な言い方。
風邪を引いて高熱が出たときは、なぜ正常だと言わないでしょうか?正常なら薬も要らないはずですよね?
40度を超える高熱で、背中が反るくらいけいれんする症状は、めったにありません。ただし、西洋薬を使うと生じやすいです。特にワクチン接種後。
ワクチンの副作用はたくさんあります。
もっとも多く言われるのは、発育不全を伴う自閉症。
アメリカには「ブルーカード」があって、宗教上の理由でワクチンを拒否できます。日本はどうでしょう?
義務ではないですが、ワクチン打ってないと周りの親から睨まれます。「責任がない親だ!」「うちの子に移すな!」と言われるのもあるそうです。
ワクチン接種すれば抗体ができて、病気にもならないはずなのに、なんで心配しているのか?なんで自分の子が病気になった原因を、他人の子供のせいにするのか?アホな考え方で笑うしかない。
ワクチン接種後のひどい高熱も、漢方薬で治せるなら、普通の高熱・頭痛などはさらに解決しやすいものです。
以下は漢方薬で発熱、全身が痛い、頭痛などの症状があるインフルエンザを治した例。参考になると幸いです。
なにが問題があったら、漢方薬もしくは鍼治療を受けてください。
ワクチンは大きな社会問題にもなり、今はワクチン反対する親も増えています。ワクチンは信頼できるものか?ワクチンは必要があるのか?接種する前に、よく情報を調べてから受けてください。
「みんなやっているから大丈夫だろう。」と思ってはいけません。
ある日子供の自閉症が発作したら、親は一生の痛みになります!
以下は中医学先生が、自分の子供の異常とワクチンの関連性を書いた記事。参考になると幸いです。