吸玉療法~効果が出にくい場合~Ⅱ(2018-04-02修正)

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大気圧はかなり強力ですが、皮膚の穴が

開いてくれないと、 中の物を吸い上げる

力は果たせません。

 

皮膚の穴は、力が通るルートなので、この道が

封鎖されて開かなかったら 何の意味も

ないのです。


つまり、環境によって皮膚の穴が自由に開い

たり閉じたりする機能が 弱くなっている人は、

吸玉(火罐)療法の効果が出にくいわけです。

今まで吸玉(火罐)療法の効果がまったく

なかった人の体質や 生活習慣を見ると、

いくつかの共通点があります。

一つは薬の使い方です。サプリメント、栄養剤も含めて。
(サプリメントと栄養剤に関しては、また詳しく別の章で説明します。)


薬の使いすぎで体の免疫力が低くなり、

体の一番外側の防衛線
(皮膚の穴を開けたり閉めたりする機能)が弱くなります。

とくにステロイド類の氾濫使用は

もっともよくないです。

 

自分の施術経験から見ると、長期間鎮痛剤や抗生物質、ステロイドなどを使用していた人は、ほとんど汗をかきません。

 

つまり、皮膚の穴は閉じたまま、老廃物を

汗によって出す機能が 低下してしまった

ということです。

これは体にそうとうよくない状態ですので

気をつけたほうがいいです。

二つはエアコン、とくに冷房の効きすぎです。

 

日本はいろんなところで便利ですが、
夏の冷房はちょっと効き過ぎではないかな

と思います。

 

体が熱くなって汗をかこうとした時、

強い冷房の寒気が当たって 、

発汗機能がシャットダウンします。

 

長い期間この状態が続くと、皮膚の老廃物排出機能が弱くなるわけです。
冷房の普及と、近年、発汗機能が弱く熱中症にかかる人が増えたのとは 関係があります。

冷房のもっとよくないところは、
体が汗をかこうとしたときに無理やり

止められると、 汗は行く場所がなくなり、

皮膚と内臓器官の間に残ります。

つまり、体にいらない廃水になります。


廃水が溜まって淀んでいる場所は、生き物がどうなっているか、 周りの環境を見れば皆さんもよく分かると思います。


人間の体は、自然環境と同じです。


「廃水がたまってもいい、今だけ涼しくしてくれ!」と考える方もいるでしょう。
自己責任ですから、それはそれでいいと思いますが・・・

 

Ⅲへ続く

 

冷暖房に関する別のコラムは

こちら