若いうつ患者と私(続)その2(2018-04-02修正)

今の私にできるのは、彼の体内に

溜まっている『毒』を外に出すこと。

 

ここで、前回の説明が足りなかった

分を補充します。

 

トフラニール ロヒプノール ドグマチール

副作用は自分で見てください。

 

最初診た時、彼の印象は強かったです。

 

ドアのノックが激しい。話が速すぎ。

声も高ぶっている。攻撃性が強い感じ。

足はそうとう冷えている。

全身に汗かきやすい。

 

もう一つ症状は、アゴ付近にニキビが多い

ことです。普通のニキビだったら小さいけど、

彼のは大きいものでした。

これは、胃の経絡に毒が溜まっているから

 

心配で眽も診ましたが、やはり肝臓が

大変な感じでした。それ以外に

小腸、心臓、腎臓も。

 

体調を整えるために、私はあらゆる手段を

使いました。整体、足ツボは基本で、

たまには刮痧(グァーサ)火罐(吸玉)も。

 

今は、ニキビも小さくなって、足も少し温かく

なって、話も穏やかになって、背中の汗も少なく

なっています。

 

一番面白いのは、

彼のドアのノック音が普通になったこと。

最初は喧嘩に来たかなと思いました(笑)

 

ここで、中医学の簡単な説明をしますが、

中医学の診断は複雑な機械は要りません。

『望、聞、問、切』だけで判断します。

 

倪海厦先生の話では:『中医学は外に

立っても中が全部見える学問』

 

『黄帝内経』にも書いてますが、レベルが

高い中医師はただ見るだけで診断します。

 

脈診て診断するのは、一番レベルが

低いお医者さん。

 

首と肩の張りは『中毒現象』だと言ったのは、

①けがしたこともない

②生活は規則正しい

③仕事も楽しいし、無理はしてない

 

唯一の可能性は飲んでいる薬が

腸(小腸、大腸)に溜まっていること。

 

最後に心臓と笑の関係を説明します。

中医学(漢方)で謂う『心主喜』。

 

簡単に説明すると:

喜を支配するのは心臓。

 

嬉しい、喜ぶのは心臓にいい。

逆の気持ちは心臓に悪い。

 

落ち込む、気持ちが晴れない、悲しい

などに勝つのは、『喜』しかないです。

つまり、うつの患者さんには喜んで

もらうしかないです。

 

どんな事で人は喜ぶんでしょう?

これは人によりますね。

 

給料が上がった社員。

孫と遊んでいるお爺ちゃん。

音楽を聴いて感動する人...


世の中、一草一木でも人に

感動、喜びを与えます。

 

それが感じるかどうかは、

貴方の考え方次第です。

 

ちなみに、貴方は病院に行って

「あ、癌ですね!」「あ、腸にポリープ発見!」...

言われて、喜べますか?

 

(おわり)

 

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