【※本記事は2020-01-29更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は、概念の区別について話します。
内容が少し硬くて、面白くないかも知れませんが(笑)
●サイエンス
英語で言うとscience(科学)
●テクノロジー(科学技術の略称)
英語で言うtechnology
科学(サイエンス)と言うのは、自然の中に存在する普遍な法則。
何時でも成り立つもの。つまり『真理』です。例えば、万有引力。質量保存の法則。
テクノロジーは、科学理論を基にして作った製品。
例えば、宇宙船、パソコン、病院のCT、MRI、X線...
科学と科技は、同じものではありません。
サイエンスは目に見えないけど存在する定義・法則で、テクノロジーは目に見えるもの、実物です。
科学的な考え方と言うのは、先に仮説(理論)を出して、実践で検証した結果で仮説(理論)の真偽を確かめることです。
つまり、結果が全てです。
検証して予測した結果が出たら、仮説は正しい。
検証でそんな結果が出なかったら、仮説は間違い。
この考え方は、すごくシンプルで「真理」だと言えます。
でも、たくさんの人は忘れてますね。
目の前の物に騙されて、ハイテクノロジー=科学的だと勘違いします。
「最先端医療」という言葉には、気をつけないといけません。あなたは終わらない悪夢に襲われるかも知れないから。最先端医療の被害者たちのストーリー、あなたは読むべきです。
西洋医学が正しい。
中医学(漢方、東洋医学)は迷信。
誰が科学的であるかの論争は後にして、結果だけ見ましょう。
一つ例をあげます。
今の中国の人口は16億で世界一です。
西洋医学(現代医学)が中国に入る前に、中医学(漢方、鍼灸など)だけ。みんな病気になったら漢方薬と鍼灸で治してました。
中国は数千年の歴史で、たくさんの戦争と伝染病、飢餓、天災がありました。誰のおかげで、16億の人口を育てたでしょう?西洋医学の抗生物質・鎮痛剤で今の人口があったでしょうか?
私は功利主義の人ではないですが、考え方だけはこんな感じです。結果を出した人の話だけ信じる!
臨床の例をあげます。
今の女性に多い乳がん。
西洋医学の治療は手術、抗がん剤、放射線のみです。果たしてその治療結果は良いのか?患者さんは一番分かるはずです。
ところで、漢方薬治療がもっと良い結果を知ったら、あなたはまた地獄の苦しみを味わいながら抗がん剤などやりますか?
不治の病:肝臓癌・肝硬変に対して、西洋医学は肝臓移植しかありません。あとは患者さんが衰弱死していくのを見るだけ。
しかし、漢方薬は余命宣告された患者さんでも、救える可能性があります。サイエンスの中医学が強いのか、テクノロジーの西洋医学が強いのか、以下の記事を見れば分かります。
数千年前から伝わって来た漢方薬・鍼灸は、科学的根拠があるから、治療効果があるから今まで残ったわけです。何も治療効果がない、ただ単にプラセボ効果だったら、数千年も伝わるわけがありません。
漢方と鍼灸を信用しない方へ、話があります。
漢方を例にすると、漢方が効かないのではなくて、漢方を使う人のレベルに問題があるからです。
「鍼灸治療は風邪に効かない」という西洋医学の先生がいたけど、私の症例で反論する記事も書きました。参考になると幸いです。
漢方薬・鍼灸は習得した先生のレベルによって、かなりの差が出ます。ある先生が治せるけど、ほかの先生は治せない。これは漢方薬・鍼灸のせいではなくて、ただ単に先生のレベル不足です。
西洋医学は漢方薬・鍼灸と違う。
西洋医学の内科治療は、理論が根本的に間違っています。だから、どんな偉い先生を探しても内科の病気は治りません。
なにか辛い症状があったら、漢方医・鍼灸医に治してもらってください。
漢方薬・鍼灸治療を受けたけど諸症状が治らない方。
ほかの先生を探して見てください。
腕が良い先生を見つければ、必ず治ります。