魚が脳に良い食べものであるのは、大昔から知っていた

【※本記事は2020-05-14更新しました】

 

こんばんは。李哲です。

ニハイシャ先生のニュース評論を翻訳しました。もとの中国語リンクはこちら

 

翻訳文

アメリカの神経学科雑誌:「アーカイブス オブ ニューロロジ (Archives of Neurology)」の最新研究によると、毎週1回魚料理を食べると、人体の老化・認知症の予防になる。

 

アメリカの大学Rush University 医学センターが6年かけて、この研究結果を雑誌に載せた。研究によると、魚のOmega-3脂肪酸 が脳の働きをよくし、脳血管障害(脳卒中) などの予防をしている。魚をよく食べれば、脳の健康にいいとの結論。

 

研究内容によると、毎週必ず1回魚を食べる人は、あまり食べない人より、認知症になる可能性が10~13%減るという。

 

魚:脳に良い食べものであることは、大昔から知っていた。

倪海厦(ニハイシャ)先生の評論

 

中医学の理論で言うと、「肺主腥」(李哲の説明:「腥」は魚の生臭さ)魚はちょうど生臭いもの。つまり、魚は肺に良いものです。

 

肺は腎臓の母。

陰陽五行説では「金生水」だと言います。

だから、肺の補給は腎臓の補給にもなる。

 

脳を養うのは腎臓。腎臓を強くすれば、脳の働きももちろん良い。これは2500年前の『黄帝内経』 に書いてるものです。

 

魚が脳に良い食べものであることは、中国の昔から知っていました。

 

上の専門家たちは、もっと謙虚に勉強したほうがいいです。今になって、膨大な研究費を無駄使いしながら、こんな研究をする意味が分かりません!

 

李哲の説明

 

和食はすごくいいですね。

魚料理が多い、海藻類も多い、油っぽくもない。

いろいろ優れたところがあるから、世界に広がったでしょう。

 

認知症にならない為に、

もちろん魚料理はいっぱい食べたほうがいいです。

 

しかし、前提条件があります。

西洋薬と健康食品(いろんなサプリ、ビタミン剤)を食べないこと。

 

左手でサプリ、薬をガンガン飲む。

右手で魚料理を食べる。

 

これでは、認知症の予防になりません。

1番注意すべきなのは、病院の薬。サプリは二の次です。

 

認知症と病院の薬の関連性は、小論文で説明しました。以下の記事、どうぞ参考になると幸いです。

 

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