女性ホルモン剤で尿失禁になる可能性が50%も高まる

【※本記事は2020-06-02更新しました】

 

こんばんは。李哲です。

倪海厦(ニハイシャ)先生のニュース評論を翻訳しました。

翻訳文

2002年7月、FDA(アメリカ食品医薬品局)は更年期女性に良く使われるホルモン補充療法の害について発表しました。その後、『アメリカ医学会雑誌』にはまたこんな研究が出ました。

 

「ホルモン補充療法で、更年期女性の尿失禁がひどくなる!」

 

過去の考え方は、更年期女性が卵胞ホルモンと黄体ホルモンを使うと、尿失禁が解決できる。しかし、最近の研究によると、女性ホルモンは逆に尿失禁を悪化させる。正常な女性が飲むと、尿失禁になる可能性が50%も高まるそうです。

 

 更年期の女性、ホルモン剤で尿失禁が50%上昇

 

アメリカ・ミシガン州・ウェイン州立大学の研究は、50歳から79歳までの更年期女性を対象として調査しました。その中、64%の女性が尿失禁がある。

 

5年間の研究結果によると、尿失禁がない女性でも卵胞ホルモン(エストロゲン) を使うと、尿失禁の可能性が53%高まる。卵胞ホルモン(エストロゲン)黄体ホルモン(プロゲステロン)を同時に使うと、尿失禁の可能性が39%高まる。

 

もともと尿失禁がある女性は、ホルモン補充療法後もっとひどくなりました。卵胞ホルモン だけを使うと、尿失禁の可能性が60%上昇。卵胞ホルモン黄体ホルモン を同時に使うと、尿失禁の可能性が50%高まる。

 

研究によると、一番多いのは腹圧性尿失禁。これはくしゃみ、大笑い、せき、もしくは歩くときに、下腹部に圧力がかかって尿失禁になるときです。

 

倪海厦(ニハイシャ)先生の評論

 

女性ホルモン剤の副作用は、これだけの問題ではありません。

もっとひどいのは骨そしょう症、乳がん、白血病、悪性脳腫瘍、肺がん、リンパ癌などのがんを引き起こす。

 

女性ホルモン剤は最悪の薬です!

 

女性の皆さん、目覚めてください。

ホルモン剤から離れたほうがいいです!

 

www.li-hari.net

 

李哲の感想

5年前はこんな研究。

最新の研究ではまた違う、5年前の研究は間違っていたと発表。

 

こんな繰り返しが、何回続いたでしょう?

科学ってこんなに変わるものですか?

 

女性ホルモン剤は長期的に見ると、深刻な副作用が出ます。必ずよく調べてから、女性ホルモン剤を使うかどうかを決めてください。