【※本記事は2019/06/05更新しました】
足裏の痛みが1回で消えて、不思議な顔をされた
こんにちは。李哲です。
一人の女性、足裏の筋が痛くて治療に来ました。
不思議と彼女が言うのは、「歩くときだけ部分的に痛いです」。
何時から痛くなったか?
何がきっかけで痛くなったか?
よく聞いてみたら、ジョギングの練習をしてから痛くなったそうです。
普段は1時間しか走ってなかったのに、その日だけ2時間くらい走ったそうです。
だぶん皆さんは、激しい練習で筋を痛めたと思うでしょう。
事実は違います。
私の詳しい分析は後で話します。
彼女の足つぼをやったら、痛い場所はすぐ確認できました。
大腸の反射区!
指でじっくり押したら、
彼女はあまりにの痛さにビックリしました。
「こんなに痛いとは思わなかったです!」
彼女は足つぼの痛みで暴れ、施術が終わった後には、
「歩いても足裏が痛くないです!」と不思議な表情をしてました。
鍼治療も同様に1回で効果が出ると言うか、1回で治る時が多々あります。
以下は一つの鍼治療例、参考になると幸いです。
足裏が痛くなった原因は、甘い物をとりすぎて、肝臓・大腸に毒素が溢れているからです(中医学の説明)
以下からは私の分析です。
つたない説明ですが、参考になると幸いです。
足裏の反射区に激痛があるのは、人工的砂糖のせい
話を聞いてみたら、
彼女はチョコなどの甘いものが大好き。
ここで私は分かりました。
①彼女の肝機能が弱くなっている。
②大腸に老廃物がそうとう溜まっています。
原因は人工的な砂糖の中毒でした。
人工的な砂糖と自然な砂糖の違いは、以下の記事で討論したので、良かったらご覧ください。
肝臓は足裏だけではなくて、全身の「筋」を司る
次に私の分析を話します。
筋は、中医学でいうと肝臓が管理するのです。
中医学の言葉で『肝主筋』といいます。
肝臓が疲れ果てたとき(肝機能の低下)、筋に問題がおきやすいです。
例えばふくらはぎがつる、背中の筋が痛いなど。
ふくらはぎ(足)がつる人には、黒糖湯がオススメ。
以下の記事で詳しく説明しています。
人工的な食べ物は解毒しきれないので、肝臓には負担がかかすぎ
肝臓は解毒臓器で、
体内の全ての毒を分解する作用があります。
ほかにも唾液など、菌を殺す手段はありますが、肝臓は身体で最大の解毒工場。そして、最後の防衛線です。サッカーでのゴールキーパー。
この肝臓まで失ったら、人間の体も終わり。
本来、人間の体は、自然なものが消化できるように作られて、人工的な食べ物は消化しにくいです。
肝臓も同じです。
自然な食べ物の『毒』だったら、分解できます。
人工的な合成した『毒』だったら、簡単に分解できません。
つまり、人工的なものを食べれば食べるほど、
肝臓が解毒作業のため無理やり働いて、
最後は疲れ果ててギブアップするのです。
肝機能が弱くなった結果、足だけではなくて
全身のどこの筋でもつる可能性があります。
足裏がつって痛いより、背中がつるほうが痛いです。
ほかの患者さんの治療例もあるので、どうぞご参考に。
老廃物(毒素)が大腸に集まるのは当たり前
次になぜ大腸の反射区が痛いかを話します。
大腸は、身体の最大の老廃物(ゴミ)を収集する倉庫。
あらゆる老廃物(ゴミ)が集まるところです。
肝臓と大腸は弁膜がなくて、血液が直接つながっています。
肝臓がんの手術後に、大腸がんになるのは、弁膜がないので癌細胞が血液とともに大腸に逃げたからです。
肝臓が処理できなかった『毒』は、もちろん大腸にも大量に溜まるわけ。
だから、大腸の反射区が痛いのも当たり前。
肝臓を元気にするかどうかは、あなたの食べ物次第
チョコなどの甘いものは、自然なものか合成したものか
皆さんは分かると思います。
食べるときは美味しいですが、身体に蓄積してどんな結果を引き起こすか、予測がつかないのです。
かわいそうなのは、
肝臓などの臓器はYES.NOが言えないです。
口からどんなものが入っても、
頑張って消化吸収して、毒を分解しようとします。
YES.NOと言えるのは、あなた。
ある意味で肝臓などの臓器が元気かどうかは、あなたの飲み物、食べ物次第です。
当院での禁止物は、以下の記事で詳しく説明しています。どうぞご参考に。
まとめ
このブログで人工砂糖の害に関してたくさん話しましたが、こんなに不明な症状を引き起こすとは、私も思えなかったです。
中医学の有名な言葉
“有諸内者必形諸外”(直訳:体内のあらゆる変化は、【内外相襲】の全体性の規則により、必然的に相応する徴候が体表に現れる)。
足の裏が痛い、筋がつった。
これは、結果で原因ではありません。
原因は内臓にある!
だから、身体の中を変えないと根本からの解決ができません。
軽くなってよかったと思いますが、彼女は甘いものを止めないと、いずれかまた同じ痛みが来るでしょう。完全に止めることを祈ります。