ビタミンAとビタミンEで心臓病・癌になる確率が高まる【フィンランド政府の調査報告】

【※本記事は2020-03-28更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

倪海厦(ニハイシャ)先生のニュース評論を翻訳しました。ビタミン剤をよく飲む人に、警鐘を鳴らす文章です。

 

中国語本文のリンク先は、Subject

 

ビタミンAとビタミンEで心臓病・癌になる確率が高まる

 

最近流行っている骨を強化するカルシウム補給剤と同じように、ビタミン剤はたくさん食べると軟骨異常が生じて、骨の肥大や変形が出ます。

 

フィンランド政府は4300万ドルを投資して、以下の実験をしました。たぶん全世界で最大規模のビタミン実験かも。

 

研究相手は2万9千人。

5~8年をかけて、2万人の喫煙者を探し、毎日ビタミンAとビタミンEを処方。対照組はあげてない。

 

5~8年経って結果をみたら、毎日ビタミンAとEを食べた人が癌になる.癌で死ぬ確立が18%も高い。もっとビックリしたのは、ビタミンEを食べた人は、心臓病になる率が50%も高まる。

 

 https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/li-hari/20180322/20180322005203.jpg

 

こんな結果を見て、科学者たちの面子はどうしたらいいでしょう?

「ビタミンEは、動脈硬化に効く」と宣伝したじゃないですか?

 

ここで、アメリカFDAのDr.Victor herbertが解釈しました。

 

“一つのビタミンCがみかんの中にあるとき、私たちはそれを抗酸化剤(antioxidant)と呼びます。このビタミンCは、心臓病と癌の予防になる。

 

しかし、みかんから離れたとき、私たちはそのビタミンCを酸化促進剤(prooxidant)と呼ぶ。このビタミンCは、心臓病と癌を作り出します。”

 

つまり、ビタミンは二つの形があるのです。

  1. みかんは、自然が作ったもの。
  2. ビタミンCは、人間が作ったもの。

 

自然が作ったのは、人間が作ったのより優れているのは当たり前です。

 

一つのみかんの中には、ビタミンだけではなくてほかの栄養素もあります。その数は、1万種類にのぼる。

 

ほかの栄養素の効能もまだ分かってないのに、なにを根拠で皆さんにビタミンが一番大事だと教えるのですか?私たちはまだ、こんな知恵と権力がありません。

 

自然の中に存在する食べ物こそ、本当の栄養です。

 


 

私たちは、よくない習慣があります。

それは、聞いて分からないものがよさそうに見える。

 

今のテレビCMに出ているたんぱく質.アミノ酸.酵素.抗酸化剤…様々な化学名前。効きそう.良さそうだと思うでしょう。

 

私はよくないとは思わないけど、違うことに関心があります。それは、どんな方法でビタミンCをみかんから抽出するのか?

 

みかんにあるビタミンCとビタミンCサプリは、まったく違うもの

みかんにあるビタミンCとビタミンCサプリは、まったく違うもの

 


 

ここで問題一つを出します。

  • あなたは普通のコーヒーを飲みますか?
  • ノンカフェインのコーヒーを飲みますか?

 

よく聞いてください。

普通のコーヒーを飲まないでください。

中枢神経への刺激が強くて、心拍数が早くなります。

これだけではなくて、しわも増えます!

 

ノンカフェインのコーヒーは、もっとダメです!

カフェインを抽出するために使う化学物質は、がんを引き起こす化学薬品だから。この化学物質は、すでにアメリカFDAでバイオハザードリストに入っています。

 

カフェインが悪いのではなくて、カフェインを抽出する工程が悪い!

 

コーヒーは体に悪いけど、ノンカフェインのコーヒーはもっと最悪!

コーヒーは体に悪いけど、ノンカフェインのコーヒーはもっと最悪!

 

今のアメリカFDAは、国会に一つの提案までしています。

「ビタミン剤と鉱物質が入っているものを、すべて薬品だと決めよう!そうすると、みんな市場で自由にビタミン剤が買えなくなるから!」

 

なぜかというと、ビタミン剤のたくさんの副作用を見つけたからです。

 

アメリカFDAが印刷したビラには、こう書いています。

 

アメリカでは毎年3万人の児童が、ビタミン剤を飲みすぎて中毒になっている。親はビタミン剤が副作用がないと思って、子供にいっぱい食べさせているから。

 

今のビタミン剤使用量は、大人を対象にして作られています。子供が食べると中毒症状を起こすのは、当たり前のこと。

 

それ以外の副作用は以下の通り。

 

  • ビタミンCを取りすぎると、血液中の鉄分が増えて心臓病と癌になりやすくなる。
  • ビタミン剤Eをたくさんとると、関節炎になりやすい。
  • ビタミンDは肝臓を壊す。
  • ビタミンB12は中枢神経を壊す。

… …

 

これでも、あなたはビタミン剤を飲みますか?

倪海厦(ニハイシャ)先生の評論

 

皆さん、上記の報道を見て、なにか見たことがある内容でしょう。

私はずっとビタミン剤のボロクソを言い続けました。特にビタミン剤は癌細胞を大きくさせます。しかし、ビタミン剤の害を知っている人は、何人いるでしょうか?

 

上記の関節と骨を強化するビタミン剤は、骨がダメになるだけではなくて、私の臨床経験から見ると、たくさんの患者さんは多発性骨髄腫になっています。

 

骨を強化するところか、逆にダメになる。そして、骨髄腫の癌細胞の飯になる。つまり、健康な人が食べ続けると多発性骨髄腫になる可能性が高まります。

 

ビタミン剤は、あなたの敵に飲ませるもの。

自分は絶対に飲まないでください!

 

世の中で1番最低な研究は、ビタミン剤に関する研究!

 

ビタミン剤は、あなたの敵に飲ませるもの

 


 

現在の台湾政府、なんと低用量のビタミン剤を食品と同様に販売しようとしています。

つまり、誰でも簡単に手に入ること。食品でないのに、食品として売ろうとしている。

 

これはバカヤローの政策です。

こんな政策が変わらない限り、台湾人はさらに病気になって早死する。

 

今後の台湾は世界ナンバーワンの肝臓がん国だけではなくて、すべての癌も世界ナンバーワンになります。

 

私は以前、話した事があります。

1番良い栄養は、自然な食べ物。

世界各国の料理と果物で良いです。

 

現在の台湾保健省は、なんとビタミン剤を食品として扱い、自由に販売ができるようにしています。

 

今後皆さんは台湾美食を食べる必要ないですね、毎日ビタミン剤だけで良いじゃないですか?こんな政策は患者さんを作り出し、早死にさせる政策です!

 

漢唐中医 ニハイシャ 2010.4.17