【※本記事は2020-03-13更新しました】
こんばんは。李哲です。
今日は自分の風邪を漢方薬で治した例、参考になると幸いです。
一昨日、昼間からくしゃみ.咳.滝みたいな白い鼻水で、仕事もできないくらいひどかったです。
夜仕事終わってすぐ「小青龍湯」を飲んだら、くしゃみ・咳と鼻水はなくなりました。
次の日に症状が変わって、全身がものすごく熱い、鼻が詰まって黄色い鼻水が出る。
今度は「麦門冬湯」 +「麻杏甘石湯」 。
1日で黄色い鼻水はほとんど消えました。
「麦門冬湯」の症例はほかにもあります。以下の記事、どうぞご参考に。
「小青龍湯」 と「麦門冬湯」 は、普通の薬局で手に入りました。「麻杏甘石湯」は近くの漢方薬局が当日に送ってくれたので助かったのです。
本来だったら自分で処方して煎じたけど、仕事がある時は身動きが取れないので、既製品を買うしかない。
日本製でもかまわないので、飲む量を増やせば同じように治るから。
今回の風邪で思ったのが、
中国にいたら幸せだったかも知れません。
私の故郷は、100mくらい歩いてすぐ漢方薬局があって、いろんな生薬.漢方の既製品が売っていて便利。漢方薬局はコンビにみたいに数が多いのです。日本は漢方薬局が少ないのが残念なところ。
風邪引いて病院に行くと、抗生物質をよく出しますけど、皆さん常識を知ってほしいです。
インフルエンザ.風邪は西洋医学で、ウィルスが原因だといいます。微生物ではありません。
抗生物質が対応してるのは、微生物のばい菌(細菌)。戦争での感染症によく使われました。
ウィルスと菌は、ぜんぜん違うもの。
だから、風邪のとき抗生物質を飲んでも、ちっとも効きません。
抗生物質を飲めば飲むほど、体力(免疫力)が下がり、もっと風邪を引きやすくなる。男性の場合は非常に分かりやすいけど、飲んだ次の日の朝、朝立ちまでなくなります。
抗生物質はこのくらい「素晴らしい」もの。
ほかには、薬剤耐性菌の問題もひどくなっています。海外ではすでにほかの解決策を考えています。たとえばイギリス病院では、生薬の蜂蜜を使う。
なぜ病院では抗生物質を出すか。
薬を売って儲けたいかも知れないし、患者を安心させるためかも知れません。
先生は飲んでも無駄なことを知っているけど、患者さんが「薬をください!」と強くお願いしてるから出すしかない。
このような患者は、けっしてゼロではないです。
言葉は失礼ですが、
バカには薬じゃなくて、ただの水でも効果がある。
効くよ!と暗示さえかければ。
補充:
なぜ李さんは、ニハイシャ先生をそんなに信じてるか?と不思議に思う方はいるでしょう。
鍼灸・漢方薬への不信感・絶望から堅実な擁護者へ:中医学の信者の道 に書いてますが、私が今まで実践してきて、ニハイシャ先生の理論を検証してみたからです。
現在のお店でいろいろ効果を出してるのも、ニハイシャ先生のおかげ。今度の自分で風邪を治した例も、いろいろ勉強したから治せたのです。
昔の自分だったら、どうしたらいいか迷ったはず。
中医学を勉強してよかったと思います。
以上の漢方は、皆さんも常備したほうがいいです。
万が一のために。
ほかの風邪の漢方薬は、以下を参考にしてください。
あっ!
一つ忘れましたが、「麦門冬湯」は特別な方に最適です。
- 学校の先生.講師などよく演説する人。
- 歌のやりすぎて声が枯れた人。
- 応援で喉がやられた人…など。
飲むとかなり楽になります。
ただし、ご飯みたいに毎日食べないでください。声が治ったら飲む必要はありません。
症状が似てるからと言って、勝手に私の真似をして、以上の漢方を飲まないでください。何か問題があったら、私は責任取れませんよ。
詳しいのは漢方薬局の先生などに相談してから、決めたほうが良いです。