【※本記事は2020-02-19更新しました】
こんにちは。李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記を翻訳しました。
元の中国語記事のリンク先は、
肝臓がん+すい臓がんの患者、コーヒーと甘いものを止めないといけない
10/19/2005、晴れ。
水曜日。
昨日まで西洋薬の事で怒りまくって、ボロクソを吐く論文を書いたから治療日記が書けなかったです。今日、治療例を補充します。
月曜日。
一人の男性、49歳。
中医学の占いから見ると、彼はちょうど危ない年です。
今年の9月29日、
彼は胆嚢結石で手術を受けました。
しかし、お腹を開けてみたら、彼はすでに肝臓がんとすい臓がんでお腹いっぱい。
西洋医学の先生はがん細胞が、すごく拡散して治療できないから、管を作って胆汁が小腸に入れるようにしただけ。それ以外は何もしていません。
彼は退院してから、すぐこちらに来ました。奥さんも同伴で。
彼の顔色見ると薄暗い黄色だけど、額はまだ光があって両目の力もある。だから、必ず救えると思いました。脈診したら更に安心できる脈。
問診結果は以下の通り。
- 食欲がない
- 便秘
- 体重が下がっている
- 手足は氷みたいに冷たい
- 小便は茶色
彼の大好物はコーヒー.白砂糖たっぷりの甘いものでした。
甘いもので膵臓がんになった患者さんは、他にもいます。以下の記事、どうぞご参考に。
私は彼に話しました。
「あなたがもし抗癌剤をしたら、半年くらいで確実に死にます。
すぐコーヒー.甘いものを止めてください。
あなたの五臓六腑は冷え切っています。
今は漢方薬しか治せません。
あなたは楽しく家族と生活してください。
私があなたの病気を心配してあげます。」
【▲ すい臓がんなどを作り出す人工的な甘いもの】
胆のうがんが肝臓、すい臓、肺に転移、救える可能性は少ないけど賭けてみる
火曜日に来た女の人、58歳。
胆のうがんで手術を受けました。
胆嚢摘出以外に、肝臓の3分の1・すい臓と小腸の一部を切って、胃は全摘手術。その後、抗癌剤を5クール受けました。現在、がん細胞はまた肝臓.すい臓.肺などの所に拡散しています。
顔色見ると、全身の皮膚が薄暗い黄色。
ほかの症状は以下の通りです。
- 食欲は全くない
- とても痩せていて、筋肉はほとんどない
- 倦怠感が強い
- 小便は濃い黄色
- 便秘
- 喉はとても渇く、冷たい水が飲みたい
- 手足は氷みたいに冷たい
- 脈診では弦脈
黄帝内経で言うのは、「秋得弦脈、是肺本病之兆」。
でも、来年の立春を超えるのは難しいです。
私はもちろん、彼女に「あなたの病気はもう治りません。好きな物を食べて、好きな服を買って過ごしてください。」などの話はしてません。
私の気持ちは落ち込むばかり。
検査しながら、どうか彼女に有利な症状を探そうとしました。しかし、検査すればするほど、更に気分が落ち込む。
私は彼女に話しました。
「1回賭けてみましょう。
麻雀のとき、私はいつも負けて金を取られました。
だから、私の友達はみんな私を探して麻雀やるのが好きです。
でも、治療の時は私が良く勝ちます。
もしあなたが西洋医学の話を聞かないで、こんな手術も抗癌剤もやらなかったら、確実に治せます。
今は治せるかどうか分かりません。
私は全力で賭けてみます。
もし2週間で結果が出なかったら、ほかの治療院を探してください。もし効果が出たら、そのまま漢方薬を飲み続けてください。」
彼女はこの提案に頷きました。
食欲が全くない、便秘、腹水など危篤な肝臓癌患者さんを治した例があるので、以下の記事どうぞご参考に。
最近は本当に怒りまくってました。
特にこの2日、西洋医学は人を騙して、鳥インフルエンザで国民を脅迫している。
本当なら死ななくてもいい患者さん。
現在、生と死の堺まで追い込まれ。無知でかわいそうな患者さんを救うために、気持ちはどん底まで落ち込みます。
あい…
早く帰って漢方薬飲もう。
私の血圧が上がりそうです。
李哲の説明
最初の患者さん。
1.彼はちょうど危ない年。
これは9の年だから。
中国ではよく29,39,59など9が入った年、男性にとって厳しい歳だと言います。特に重病人は、この年でなくなりやすいです。
本物の中医学先生は、医学を勉強するだけではなくて、占い師でもあります。これは過去記事で説明しているので、どうぞご参考にしてください。
2.額はまだ光がある。
両目の力もある。
など書いてますが、これは気があるかないかを確認する為です。
「気」があれば、まだ救える。
ドス黒くて気がなかったら、確実に死にます。
気に関して、皆さんは「難しい」「分からない」と言うかも知れませんが、そんな難しいことではありません。
日本語で言う「気色悪い。」
「両目に力がある。」
これが「気」なのです。
気は目に見えるけど、機械で測れないもの。
西洋医学の先端機械では、気なんか測れません。
だから、患者さんがあちこち痛いと訴えても、「検査値は正常だから貴方は病気ない」と言います。
抗癌剤.放射線療法を受けてから明らかに気色悪くなったのに、「検査データから見ると、治療は成功してる」と言い張る。
臨床でもっともひどいのは、心臓が痛くて検査したのに正常だと言われ、その後心筋梗塞で死亡した患者さんがいます。
つらい症状があったら、中医学の先生に診てもらってください。病院の先生は、なぜあなたにこんな症状が出たのかも分かりません。