【※本記事は2019-06-14更新しました】
目に黒い点が動く(蚊みたいなものが飛ぶ)のが見えるとき、西洋医学では「飛蚊症」だと診断します。
患者さんがもし飛蚊症があって、花粉症・リウマチ似の節々の痛みもあったら、どの科に行けば良いですか?
あちこちたらい回しされて、治ると思いますか?
ほかの治療法を探してください。
少なくとも、足つぼ整体は治した症例があります。
中医学の理論をもとつく足つぼ整体は、10回未満で飛蚊症を治し、ついでにリウマチ似の関節痛・花粉症まで改善しました。
以下はその詳しい施術記録、参考になると幸いです。
- 患者さんの症状: 飛蚊症・花粉症・手首と肩の関節痛・慢性的腰痛
- 目に黒い点が動く(飛蚊症):中医学の原因に対する解釈
- 足つぼ整体を受けてから変化
- 知ってほしい3つのこと
- まとめ
- 目・視力に良い健康体操
患者さんの症状: 飛蚊症・花粉症・手首と肩の関節痛・慢性的腰痛
こんにちは。李哲です。
今日は一人の女性の施術記録。
60代、息子さんの紹介で来ました。
主な自覚症状は、
- 腰痛症
- 今年の3月から手首と肩関節まで痛くなっている
- 花粉症と飛蚊症がひどい
花粉症は、アレグラFXを飲んでいるけど治ってはない。
出かける時は、いつもマスクをしてる。
普段から白砂糖は取らないようにしてる。
コーヒーは、当院に来る前から止めた。唯一に食べてるのは、お酒を飲むときのチーズだそうです。
コーヒー、しろ砂糖がダメな理由は、以下の記事をご覧ください。
彼女の腰痛症などは、運動不足とあるし、乳製品の影響もあるし、白砂糖.コーヒーなど体内を冷やす食品の影響もあります。
いわゆる花粉症を治す化学薬品。
花粉症が治るところか、体内の冷えがひどくなり、水が関節の間に溜まるから関節痛になりやすくなります。
治すためには、以上の食品.西洋薬から変えないといけません。
「手首と肩関節の痛みは、リウマチではないか?」と彼女は心配して、「病院に行って検査した方がいいですか?」と聞かれました。
私の答えは:
「要らない。
どうせ、リウマチだと診断されても、治す西洋薬はありません。」
あなたがリウマチであろうと、プッシャール結節であろうと、関節痛の鍼治療効果はとても良いです。以下はもう一人の治療例、どうぞご参考に。
目に黒い点が動く(飛蚊症):中医学の原因に対する解釈
飛蚊症は西洋医学の病名です。
中医学の理論では、肝機能低下が原因だと言います。
肝機能低下は、病院の薬が最大の原因である。
特に鎮痛剤、抗生物質が最悪。
ほかにあるのは、
- 過労
- 夜更かし
- 見過ぎ(スマホ.パソコン.テレビなど)
(年を取って五臓六腑が弱くなるのは、当たり前の話なので省略。)
彼女の場合は少し違います。
ほぼ毎日お酒を飲んでいるのが、肝臓にダメージが大きかったです。
少しでも肝臓の負担を減らす為に、「休肝日を作ってください」と彼女にすすめました。
もちろん、完全に止めさせてはないです。
彼女の唯一の楽しみだと言うから。
急に全部止めさせると、逆にストレスで病気になる。
肝機能低下の時によくある自覚症状は、目のすべての病気(視力低下.白内障.緑内障.眼球のけいれん.飛蚊症など)。筋がよくつる…など。
近視治療でレーシック手術を聞いてますが、リスクを十分理解した上に行った方がいいです。
目の組織は1回削ると、簡単に再生できないから。
後遺障害になった場合は、治療に来ても治せる可能性は少ないです。
足つぼ整体を受けてから変化
以下は施術してからの変化と中医学の分析です。
手首・肩の関節痛は良くなり、飛蚊症も確実に改善した
1回目の施術を受ける最中、「足裏が痛すぎて腰痛は忘れた!」と叫んでました。
ほかの女性も似ている笑い話があります。
以下の記事をどうぞご覧ください。
1週間後、彼女の報告は以下のとおり。
飛蚊症は不安定だけど、確実には良くなっている。
左目は5匹くらい黒い点(虫)が動いていたのが、今は1匹。
右目も前よりは減ったけど、まだ20匹くらい飛んでいる。
手首と肩の関節痛は、だいぶ良くなった。
すぐ治ったので、おそらく本当のリウマチではないと私は思いました。
2回目の施術が終わってから、つらかった腰痛は、前屈姿勢がもっと伸びるようになりました。
1回目の足つぼ後に、三陰交穴あたりに痛みが残っていて、今日押したらものすごく痛かったです。
飛蚊症が3分の2治った
4回目に来た時の報告は、以下のとおり。
飛蚊症が3分の1くらいまで減った。
腰痛はまだ分からない。
以前はゴルフしてる時に痛かった、最近はゴルフしてないから分からない。
食事を変えてから、花粉症はかなり楽。
食事と花粉症の関係は、以下の記事でも検証済です。
飛蚊症は、ほぼ完全に治った
毎週か2週間に1回の足つぼ.整体で、10回くらい受けてから黒い点(虫)が動くのは、ほとんど見えなくなりました。
特に足つぼの直後は、黒い点(虫)は1匹も見えない。
(足つぼ.整体を3回受けた後は、ずっと足つぼのみになりました。)
通院中、腰も安定して痛みは再発してない。
リウマチみたいな関節痛も、ずっと再発していません。
腰痛は比較的に治しやすい症状です。
以下はほかの患者さんの治療例、参考になると幸いです。
施術10回くらいで、彼女の飛蚊症はほぼ完全に消えました。
ただ、回数券があと3~4回くらい残っているので、回数券が切れるまで効果を強固する事をすすめました。
残りの3~4回受ける間に、飛蚊症が再発しなければ、もう来なくていいと話しました。つまり、卒業。
知ってほしい3つのこと
現在、彼女はすでに卒業しています。
以上の治療例で、
皆さんに知って欲しいのが3つあります。
①アレグラFXなどの西洋薬では、花粉症が治らない
むしろ、いろんな乳製品.人工的甘味料たっぷりの食べ物を止めたほうが効果絶大。
食事改善したのに、花粉症が良くなってない人はいません。
逆に食べると花粉症が再発します。
②夜更かしは肝臓にとても負担をかける
夜中1時から3時の間は、肝臓の経絡が活発する時間帯です。
西洋医学でいう、いわゆる「解毒タイム」。
この時間に寝ないで、更にお酒を飲むのは、肝臓にダブルパンチ。
早死になります。
③アルコールの大量摂取は、確実に肝臓がやられる。肝臓がんがその一つ
お酒はほどほどなら良いけど、それができないのが問題です。
お酒好きな方は、必ず休肝日を作って休みましょう。
飲み過ぎが続く場合、確実に肝臓がダメになります。
まとめ
肝機能低下で飛蚊症などの不調が起きた時、自然療法は副作用もないし、効果が期待できます。足つぼ.整体も良いけど、鍼灸ならより更に効果が出ます。
ちなみに、漢方薬で目の病気治療に有名なのは、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん) 。明目地黄丸(めいもくじおうがん) など。詳しいのは近くの漢方薬局に相談してください。
肝機能低下に関して、過去記事を一つ貼りますので、読んでない方はどうぞご覧ください。
目・視力に良い健康体操
中国語バージョンの、目の体操動画を貼ります。
目の疲れ.近視.遠視.乱視治療に実用性があるので、興味がある方はどうぞ真似してやってください。