【※本記事は2019-08-22更新しました】
こんにちは。李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生の治療例を翻訳しました。
中国語本文のリンク先は、鐵口直斷
1.不幸にも、夫婦ふたりとも癌の闘病生活
11/28/2006。晴れ。
夫婦がテキサス州から来ました。
この夫婦は1998年、私のところで占いと風水を見た事があります。
当時、私は夫婦に言いました。
「今住んでいるのは危ない物件です。私が方位を教えて変えても6年しか持たないので、6年以内には必ず引っ越しして下さい。 そうじゃなかったら、必ず夫婦の死別になります。」
これは1998年のことだったので、私はすっかり忘れてました。
今日夫婦が来た時、私に教えたのが奥さんは2004年に子宮頸がんで、手術したあとに抗がん剤を続けてる。ご主人は肺がんで、今は10クール目の放射線療法を受けている。
夫婦は偶然に親友から私の名前を聞いて、何処かで見覚えがあると思い、私がネットに書いた文章をよく見たら、奥さんは読みながら泣いてたそうです。
そして、今日やっと治療に来たのです。
「なんとか助けて下さい!」と言ってました。
私もこの結果を聞いて、とても悲しくなりました。
でも、運命的にこうだし、1998年の時でも忠告したのに、それでも不幸は起きてます。
夫婦は当時、私が占った紙を出して見せてくれたけど、運命の神様と争って見るしかなかったです。
中国の伝統文化で言う『三才』は、天.地.人です。
たくさんの学者は口にするだけで、どうやって利用するかは知らない。
今日、私は皆さんに少し説明したいと思います。
いわゆる占いは、「天」です。
つまり、生まれた時に決められた運命。これは変えられないもの。
占いの本来の目的は、運命にある悪い事が起きる時期を知ること。時期さえ分かれば、地と人の知識で避ける事ができます。
「人」と言うのは、医学知識。
「地」と言うのは、方位学(地理知識)。
もし天.地.人が各3分の1を占めるなら、人に関する正しい医学知識と地に関する有利な方位学で、3分の2になります。
運命の3分の1より大きいわけ。
これが運命との争い。
私が人紀クラスの生徒さんに教えたいのもこれです。
現在、運命で死ぬと決められた人は、西洋医学の治療を受けると必ず時間通りにに死ぬ。
今度はこの夫婦を例にして、皆さんに説明します。
私の生徒さんは何を言っているかが分かるでしょう。
私はご主人の寝る方位を東南から南に変えました。
そうするとご主人は『天火同人』になる。
とても良い方位です。
奥さんは東の方位に寝かせました。
『地雷復』になります。
雷が地から出る、これは一陽来復の時期。子宮がちょうど一陽来復の臓器です。
私は方位を調節した後に、漢方薬を出しました。
地.人と運命の神様との争いはこれで始まりました。
もし、西洋医学にこの夫婦を渡したら、夫婦は必ず運命通りに死ぬ。しかし、中医学に見たもらうと生きる可能性はあります。
西洋の人は、三才なんか知りません。
彼らがいろいろやったのは、全部運命通りに死んでいるだけ。ちっとも生き残るチャンスがありません。
科学的なものとテクノロジーは全然違うものなので、間違わないでください。
今度はすでに西洋医学の治療が半分くらい始まって、私の勝つ可能性は更に少なくなっています。でも、私は頑張ってみたいです。
お互いに愛してる夫婦。
今はふたりとも癌になり、ご主人は全身に拡散してるので、救えるかどうかは分かりません。
しかし、諦めないのは変わらない。
私が手を出さなかったら、誰が助けますか?
夫婦は二人の子供がいて、94歳のお母さんもいます。
私は夫婦に言いました。
「お母さんの飲食習慣など見習いなさい。
94歳まで生きているから間違いない。
病気のほうは安心して下さい。私は必ず全力を尽くしますから。」
将来退職したら、本を書く以外に、占いをして運勢を変えたり、PUBを経営して音楽を楽しみたいです。退職後の事を考えたら、とても楽しみ。
2.激しい嘔吐、不眠症、下痢のすい臓がん
一人の女性。
40歳。すい臓がん。
見た目は50歳以上。
彼女はデューク大学で手術したけど、まだ淡黄色の顔色です。病状は少陰から厥陰に入っていました。
彼女の主な自覚症状は、
- 食欲が無い
- 下痢
- 嘔吐が激しくて、食べたらすぐ吐いて、その後は下痢
- 不眠症
- 体内は熱くなったり寒くなったりする
- 両足も熱くなったり寒くなったりする
- 手術した傷口はとても痛い
- 脈診では無力で虚数
これは寒熱が併結してる厥陰の症状です。
『傷寒雑病論』の第473条の乾姜黄芩黄連人参湯 の症状。
私は先に、この処方箋をアレンジして出しました。
彼女は病気になる前は、コーヒーと甘いものが大好きだったそうです。だから、今すい臓がんになっているのです。
皆さんは私の話を覚えれば、すい臓がんで死ぬことはありません。
コーヒーと甘いものが好きな方は、気をつけなさい。
今まで私が診たすい臓がんの患者さん。100%コーヒーと甘いものが大好き。例外がありません!
皆さんは、この悪魔の食べ物から遠く離れれば、膵臓がんにはならない。
コーヒー、ケーキ、チョコレートなどは李哲鍼灸院でも禁止物になっています。関連記事もあるので、どうぞご参考に。
3.中医学を信じない人は治療しない
前回、11月6日に書いたベトナム系のアメリカ人 、おそらく死んだと思います。
彼の息子さんは漢方薬を信じない。
先週、患者さんが縦続くシャックリの時は、すでにもうすぐ死ぬ寸前でした。
患者さんの家族が信用してないので、強い薬は出してない。
強い薬はみんな毒性が強い。
死ぬか生きるかの境は明らかです。
もし、私が救えなかったら、患者さんは漢方薬のせいで死んだと思う。すい臓がんで死んだと思わない。だから、私は最後の手を出してなかったです。
中医学を信じない人は、私のところに治療に来ないで。
あなた達が何を考えているか、私はよく分かる。
中医学を信じないのは、あなたの自由です。
信じているふりをして、診察にくる必要はない。
私はひと目ですぐ分かります。
病気の治療もできなくて、逆に恨みを買う必要はないでしょう?
私が一部の中国人が大嫌いなのは、自分の子供はアメリカ教育を受けているから、中医学は信じないと言うこと。
信じないならそのまま言えばいいのに、なんで自分の子供のせいにしますか?
あなた達の理論は、私のところでは適用しません。
何故かと言うと、私の患者さんはみんな正真正銘のアメリカ人で、アメリカの教育を受けたからです。
アメリカ人は、ずっと西洋薬の毒害を受けて、今は中医学を信じています。
私が来るまで、彼らは他に選択肢がなかったです。
しかし、今は選択肢があるから、彼らは迷わず中医学の治療を受けています。
アメリカ人は、西洋医学にとても詳しいです。
無知な人こそ、西洋薬を信じている。
良心的な医療関係者だけ、真実を述べて、他の良心を捨てた人たちは、みんな製薬会社のために話してる。
こちらに治療に来る時、よく考えてから来て下さい。中医学を信じてないなら来ないで。金払ってボロクソ言われるから。
4.李哲の感想
すい臓がんはコーヒーと関係が大きいです。
以前、私が治療したすい臓がん患者さんも、コーヒーが大好きでした。
大面積の手術後、鍼治療に来たので救えられなかったけど、少なくとも生活の質を上げることはできました。以下の記事で詳しく説明していますので、どうぞご覧ください。
上記の夫婦は、本当に運が良かったと思います。
2回も先生に会えるなんて。
地理方面の知識(方位学)がなければ、いくら漢方がうまい先生でも、いくら鍼灸がうまい先生でも、この難関を通すことはできません。
中国伝統文化の「三才」。
その素晴らしさは、一般の人は理解出来ないかも知れませんが、いったん自らの体で経験すると分かります。
「三才」に関しては、
前書いた記事もあるので参考にしてください。
ちなみに、日本には占い師がたくさんいますね。
すごい当たる人もいると聞いたことあります。
しかし、当てるだけではただの計算機です。
どうすれば解決が出来るか、これが大切でしょう?
例え貴方が、「50歳で心臓病で死にます。」と占い師に言われました。
「じゃ…どうすれば心臓病を治せますか?」と聞いて、「分かりません。」と言われたら、ムカつきますよね。
解決できないなら、
教えてくれないほうがまし!
あと10年で心臓病で死ぬんだ。
あと5年しか残ってない。
このように不安、恐怖が増えるだけで、なんの意味もありません。生きるのも全然楽しくないです。
現在の西洋医学の健康診断、似てるものではないでしょうか。
どういう病気かは、よく教えてくれる。
どうすれば治るかは教えられない。
怖い病名で患者さんを脅かし、その後は「病気とうまく付き合いましょう」の話ばかり。
乱暴にいうと、健康診断はいらないものです。
たとえ貴方が社長です。
ある課長が、これがダメ、あれがダメ、誰々のせいで会社がうまくいかないと文句ばかり言ってます。
社長の貴方が、どうすれば良いの?と聞いて、“まだ良いアイディアはありません。”と答えたら?
良くないところは、いっぱい見つける。
有力な解決策は一個もない。
こんな課長を雇って何するんですか?