【※本記事は2020-03-11更新しました】
こんにちは。李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生の漢方薬症例を翻訳しました。
中国語本文のリンク先は、
半年の治療で、血糖値・血圧とも安定している
05/14/2007。
白人男性、51歳。
糖尿病と高血圧症があります。
病院の薬が嫌でこちらに診察に来ました。
今日は再診。
半年くらいの治療で現在、血糖値はとても安定しています。
彼は自分の血糖値を検査してるけど、いつも103~105くらい。血圧も安定しているそうです。
以下は李哲の症例。
高血圧の諸症状は、足ツボ整体でも簡単に解決できます。
鍼灸・漢方薬は、なおさら治せますね。
余命2日の膀胱がん患者は漢方で生き返り、ギャンブル遊びに出掛けた
上記の男性は診療所を去る前に、1つ教えてくれました。
彼の友人のお父さんはミネソタ州に住んでいます。2ヶ月前に膀胱がんからがん細胞が全身に転移して、地方の西洋医学の先生は治療を放棄しました。そして家族に言ったのは、お父さんの余命は2日。
患者さんの息子は私を訪ねてきて、「最後のチャンスかも知れないから、出来る限りのことはしたい!」と頼みました。
当時、私は症状を聞いて処方し、息子さんは漢方薬を持って、その日に飛行機でミネソタ州に帰りました。
息子として親孝行ができるのは、これが最後かもしれないと思いました。家族のみんなは、葬儀の準備までしたそうです。
しかし、お父さんは漢方薬(茯苓四逆湯をアレンジしたもの)を飲んで死んだのではなくて、生き生きしてインディアン保留区に行き、ギャンブルを樂しんでいたそうです。
家族と友人は、みんな患者さんが死ぬはずだと思ったのに予想外に生きていて、しかもギャンブルを樂しんでいる。今は仕方がないから、いつ死ぬかをじっと待っているそうです。
患者さんは私に顔を合わせたことが無い。
縁があるだけでした。
患者さんの息子さんは誰も信じないで、私だけ信じてました。
お父さんの遺言手続きまで私にやらせてました。
このような重篤な病人。
たとえ救ってきて最後死んでも、西洋医学の治療を受けるより生活のクオリティが高いです。
以下は李哲の鍼灸症例。
末期癌患者は救えられなかったけど、生活の質は上げました。少なくとも、痛みがないように、ご飯が食べられるようにはできました。
C型肝炎の便秘、睡眠、吐き気、食欲不振は1週間で改善された
先週来たC型肝炎の患者さん。
今日は再診に来ました。
1週間の漢方薬を飲んでから、自覚症状の変化は以下の通り。
- 便秘は良くなり
- 睡眠は改善され
- 吐き気は減って
- 食欲は増加
- 体力は増えてるけど、両足の痛みはまだある
今日は彼に針をしてあげました。
陰市、伏兎、梁丘、解谿など。
痛いのは足陽明胃経。
夜間痛はひどいのは、病気が陰分にある。
だから、ツボ:陰市を選んだのです。
私は彼に話したけど、「続けて西洋薬を飲んだら、あなたは必ず肝臓がんで死ぬ。」
彼も薬の害を知っていました。
西洋薬は本当に悪魔である。
私は過去にとても良い治療例がたくさんありました。
しかし、患者さんが再診に来た時、私は詳しくカルテを書いてない。患者さんが多くて書ききれないから、毎回話を聞くだけにしました。
今回は生徒さんたちにちゃんと教えるために、頑張ってカルテの記録をつけようとしてます。
貴重な経験は記録しないと、ただの水みたいに流れるからもったいない。
時間は限られてるけどなるべく記録して、有志の中医学愛好家と生徒さんに伝えます。