こんにちは。李哲です。
今日は鍼の臨床例です。
20代の女性。
主訴は坐骨神経痛。
お尻から太ももにかけて痛みが走っている。
痛くなったのは1~2日前。
彼女は鍼を怖がるけど、あまりにもつらいので試すことにしました。
刺したのは片方の環跳。
一か所だけ。
鍼灸特有の補瀉方法があるので、患者さんの呼吸に合わせて鍼を動かします。
3回呼吸してもらって、すぐ鍼を抜きました。治療時間はだいたい1分。響きがすごかったみたいです。
その後、結構長い間、坐骨神経痛は発作してない。
嬉しかったです。
誰でも1回で治るとは限らないので、誤解しないで下さい。
長年の坐骨神経痛は回数がかかります。なので、治療に少し時間を下さい。
西洋医学の理論では、坐骨神経痛は腰椎が出っ張ったり潰れたりして、神経を圧迫しているから痛みがあると言います。
鍼でその出っ張った腰椎が戻ると思いますか?
ここで分かりますが、神経を圧迫して痛みが出ると言う説は、間違っています。
間違った医学に治療を任せて、腎臓を壊すブロック注射をバンバンやるか、鍼灸などの自然療法を試すか。
ご自身で判断して下さい。