目の奥が痛いのは、鍼治療で最速30秒で治る(症例2つで説明)

【※本記事は2019-08-12更新しました】

 

目の奥が痛いのは、最速30秒で治る

 

こんにちは。李哲です。

今日は簡単な鍼治療例。

目の奥が痛い二人の女性から頂いた感想です。

 

一人は太衝を刺したら、すぐ目の奥が楽になりました。

鍼を刺してから、効果が現れるまでの時間は30秒~1分

彼女が言うのは、「悔しいけど鍼はすごかった。」

 

もう一人は、太衝を刺したけど、すぐには楽にならなくて、鍼を少しずつ回したら徐々に目の奥が楽になりました。鍼を刺してから、効果が現れるまでの時間は5分~10分。

 

2番めの女性は施術後、「目の奥の痛みが消えたし、いつもよりクリアでよく見えるから逆に変だ!慣れない!」と言ってました。

 

自覚症状が目の奥が痛いだけだったら、太衝穴一つだけで十分解決できます。

 

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太衝穴で目の奥が痛いのを治せる理由

 

目の奥は、肝臓の経絡とつながっています。

だから、目の奥が痛いのは、肝経の問題です。

よく見かける原因は、肝臓の血が足りない。

 

「肝血虚」と言いますが、西洋薬の副作用.夜更かし.大量のお酒.目の過度の使用(パソコン、スマホゲーム)など、肝臓に負担をかけるのが原因です。

 

太衝穴は肝経の原穴(兪穴)で、肝経の詰まりをなくし、頭に渋滞している血を下ろすことができる。血圧も下げることができます。

 

ほかの鍼治療例もあるので、良かったらご覧ください。

 

www.li-hari.net

 

肝経に毒素が多い場合、太衝穴は揉むだけでも痛いかも知れません。このとき、太衝穴を指で強く揉むだけでも、目が楽になるけど、やはり鍼のほうが効果バツグンです。

 

点眼薬よりも鍼治療が優れている

 

目の奥が痛い症状、西洋医学では点眼薬で改善します。

点眼薬はずっと使わないといけないのが、一つの問題です。

また、点眼薬にはチメロサール(水銀)が入っているので、気をつけて下さい。

 

鍼治療は、原因となる肝経の流れを良くするので、何回か続けて刺したあとは再発しません。そして、副作用がないのがもう一つのメリット。

 

同じ症状で悩んでいる方は、近くの鍼灸院で試して下さい。きっと良い結果が出ると思います。