乳がんからリンパ節、すい臓、胃、肺に転移した鍼灸治療例(12)(2018-02-17修正)

こんにちは。李哲です。

今日は続きの記事です。

 

2017年2月4日。

23回目。

 

先週は病院の検査と他の事で来れなかった。

 

今日歩いて入った時は、ハアハアしている。

この一週間はずっと下痢だそうです。

 

食欲はあるけど、あまり食べられない。

半人前くらい。

 

この2週間は尿がすごい黄色。

 

病院の検査の結果、肝機能がすごい低下して、肝機能を強化する西洋薬を処方された。

 

病院の先生は、検査データを見て、骨への転移がある可能性を示しているそうです。

 

彼女の食べられないのは、胃の周りに腫瘍があり、胃を圧迫しているご飯が入らないのです。

 

今日刺したツボは中脘、巨闕、関元、上脘、下脘、不容、承満、石門、中極、奇穴、養老、復溜、公孫、足三里、門金(これは董氏奇穴)、太陽穴、百会、陽白透魚腰、合谷穴。

 

途中で1回鍼を回したら、彼女は泣いてしまった。お腹の鍼がものすごい響いて、我慢できなくて泣いたそうです。

 

なので、回すのを止めて寝かせました。

 

30分後、鍼を全部取って様子を見たら、ハアハアする呼吸困難はまだある。少し横になって休んだけど治らない。

 

お茶を飲むとき、収まりそうでないので、座ったまま鍼をしました。

 

内関と間使。

2つとも心包経のツボで、心臓の強化ができます。

 

5分後は呼吸困難が治り、喜んで帰りました。

 

彼女はさっきまでハアハアして、息が苦しかったのに、5分で治るなんて嘘みたい!と言ってました。

 

2017年2月7日。

24回目。

 

前回帰ったあと、また調子が悪くなって翌日までぐったり。

 

彼女が言うのは、以前からハアハアする呼吸困難があった。ただ、当院に来る時は発作してない。

 

今日病院の先生に言われたのは、ビリルビンが出ている。つまり、黄疸。

 

私が見たら、彼女の目の白いところは少し黄色。顔も少し黄色。でも、顔には艶があるので、中医学で言う『陽黄』です。

 

陰の黄疸よりは治しやすいもの。

 

病院の先生が言うのは、周りの腫瘍が圧迫して胆管がつまり、黄疸になった。

 

対策は内視鏡でステントを入れて胆管を拡張させる。

若しくは手術で胆嚢を切除。

 

彼女は手術しないで、鍼でなんとかなるかな?と思って、週3回通ってみたいと言ってました。

 

私は彼女に話しましたが、黄疸の治療には、2~3週間だけ時間を下さい。もし、黄色が落ちない感じだったら、手術しても良いでしょう?

 

彼女も急いで手術しないで、鍼で様子を見ることにしました。

今日刺したツボは、いつもの仰向け以外に、背中のツボもありました。

 

至陽、陽池、心兪、肝兪、胆兪、脾兪、胃兪。

仰向けでのツボは同じ。

 

至陽、陽池、心兪、肝兪、胆兪は黄疸に有効なツボ。2~3週間の時間をくれれば、効果が分かると思います。

 

彼女が言うのは、黄疸の数値は高いけど、肝機能の数値は半分くらい減ったので良い。

 

~続き~

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