【※本記事は2019-09-20更新しました】
こんにちは。李哲です。
孫培栄先生の鍼灸治療例を翻訳しました。
歯ぐきが腐って、歯が抜けるひどい症状を治した症例です。
鍼治療例①:歯根麻痺で歯が抜けるのが、5回で治癒
李君。
出身地は安徽省。
台湾省台北県で会社員をしている。
その奥さんは29歲なのに、歯根マヒでたまに歯が抜ける。全部の歯が抜ける恐れもありました。
中医学、西洋医学とも打つ手がないそうです。
石さんの紹介で1963年1月9日の深夜12時半に、診療所に治療に来ました。
早めに治療しないと、全部の歯が抜けるのは間違いない。
その場で鍼をしました。
合谷穴。下關。太谿。頬車。地倉など。
前後で5回、歯は全部元に戻りました。
鍼治療例②:4回で治った歯が抜ける症状
王 x 芬。女性、40歲。
出身地は江蘇。
住まいは台北市木柵区富山路。
歯が抜ける症状で、全部の歯が抜けそうになりました。
呉君の紹介で、1970年5月4日に治療に来ました。
刺したツボは同じ。
4回で治癒。
李哲の説明:歯の治療で鍼の効果は著しい
孫培栄先生の書いた歯が抜けるのは、おそらく歯根が腐って歯が抜ける事だと思います。重そうな症状ですが、実は鍼での効果は抜群です。
特に下關、頬車など。
いろんな歯の症状で使うツボです。
歯の痛みも治せるし、歯根が腐って歯が抜けるのも治せます。
以下は私の鍼治療例。
歯が痛い、歯がしみる症状を1回で改善し、2回目の鍼で完全に症状が消えた例です。参考にして下さい。