片方の手足がしびれる.ガングリオンを治した例(1)(2018-02-21修正)

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こんにちは。李哲です。
今日は私の鍼灸治療例です。
 

女性。40代。

 

今日は最近起きた一部分の記録です。

 

2017年6月21日。

 

彼女は半年ぶりに来ました。

 

今日、彼女の主訴は最近痰が多い。朝起きた時に左半身(左の手足)がしびれる。でも、すぐしびれが治る。

 

左の手掌と中指の間にガングリオンができて、車のハンドルを握った時に痛い。

 

左目の奥が重い、痛い。

 

1年前から生理が2ヶ月飛んだり不規則。

 

“もうすぐ生理がなくなる年だから、なくなっても良いけどね”と彼女は言ってましたが、やはり1ヶ月に1回は来てほしいです。

 

ほかの症状は、肩甲骨下縁から首まで熱くて汗をかく。頭まで汗をかいたら恥ずかしい。自分は更年期障害かな?と言ってました。

 

確かに。上半身だけ汗をかくのは、更年期障害の一つの症状です。

 

その原因は、心臓が弱くなり、中焦(胃腸、肝臓、胆嚢など)につまりがあって、心臓の熱がちゃんと下半身に行けないから逆流して頭の方に行って、上だけ汗をかくのです。

 

主に心臓を強化すれば、更年期障害の上半身だけ汗をかく症状は、とても治療が簡単です。

 

彼女の主訴で、朝起きた時に手足がしびれるのは、中医学で言うと軽い中風

 

ひどくなると半身不随.半身マヒの可能性もあります。

 

しびれる原因は、気と血が両方足りないからです。

 

彼女の消化系はもともと弱くて、運動もしてないので、気と血の両方が足りなくなったのです。

 

幸いに彼女は異常が出てから、すぐ治療に来たこと。

 

発作してすぐ来れば、なんでも治すのに時間はかかりません。

 

今日刺したツボは、腎兪、肺兪、天柱、後渓穴、京門。

 

仰向けでは合谷穴、曲池、肩髃(けんぐ)、風市、陽陵泉から陰陵泉穴をつなげる、絶骨から三陰交までつなげる、太衝、関元、中脘、巨闕、中極、太陽穴。

 

最後はガングリオンがある所で、報刺(『黄帝内経』にある一つの刺し方)。

 

2017年7月5日。

 

彼女が言うのは、左足が重いのはなくなった。

 

左上腕から左手までは、まだ重い。

 

左の後頚部と側頭部が冷たいと言うか、表現できない感じだと言ってました。

 

左の手掌と真ん中指の間のガングリオンは、まだあり。

 

肩甲骨下縁から首まで熱くて汗をかくのは、だいぶ良くなった。

 

たまにお腹が空くようになって、嬉しいそうです。

 

今日は前回のツボより、少しアレンジ。

 

2017年7月12日。

 

今度は違うしびれが出てきた。

 

左腕は重いしびれがなくなったけど、首肩コリから来るようなしびれだと言ってました。

 

左足は以前ケガした所に、違和感があるそうです。

 

左手の真ん中指のガングリオンは、ほぼ消失。車のハンドルを握った時にも痛くならない。

 

(ガングリオンは鍼2~3回で消えるので、切開手術は要りません)

 

左手の真ん中指と4番目の指の背面に、湿疹がよくできる。彼女はなぜ他の指には出ないのか、不思議がってました。

 

真ん中指は心臓の経絡で、4番目の指は三焦経の経絡。

 

つまり、この2つの経絡に問題があるから、この2つの指に湿気が溜まって湿疹ができるのです。

 

「以前は朝、雑巾を絞ることもできなくて、もう年のせいだと思ったけど、今は普通に絞れるので異常であることが分かった。」と彼女は笑ってました。

 

~続き~

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