【※本記事は2019-06-02更新】
こんにちは。李哲です。
今日はアメリカの中医師:李宗恩博士の記事。
作者は文内で警鐘を鳴らしました。
向精神薬が氾濫する限り、無差別殺人などの凶悪犯罪は絶たない!
精神科医が出している薬は、ひどい副作用がたくさんあります。その中の一つが、脳の異変で無差別殺人に走る。拳銃が合法的で抗精神病薬が氾濫しているアメリカでは、この問題が特に顕著です。
一体、どういう考えでこんな結論になったのか、以下の翻訳文をご覧ください。
本文に入る前に、もう一つ、倪海厦(ニハイシャ)先生の論文を見ることをオススメします。一般的に処方されている薬の副作用が、どれだけひどいかが分かる内容です。
中国語本文のリンク先は、
- ラスベガス銃乱射事件の概要
- アメリカの拳銃管理法の問題点
- 犯人が飲んでいた向精神薬:ジアゼパム、犯罪へ導いた可能性大
- 必要悪と法律に乗って、危険な向精神薬が販売し続けている
- 必要悪は避けられるもの
- 副作用が絶えない西洋薬
- 西洋薬が氾濫している理由
- 向精神薬が氾濫するかぎり、銃乱射事件は絶たない!
ラスベガス銃乱射事件の概要
ラスベガスで銃乱射事件が起きて、59人が死亡、500人以上の人がケガをしました。
日本語ニュース
↓↓↓
ラスベガスで銃乱射事件 50人以上が死亡、400人負傷(画像・動画 ...
犯人Stephen Paddockの行為は、万人が憤激するものです。
現在は、まだ犯人の動機は明確していません。
私たちが分かる情報は、犯人は数十本の銃を持っている。そして半自動銃に、いわゆるバンプファイアを付けて、全自動火器のように高速連射ができます。
犯人は同時に大量の爆発性の化学薬品を持っていて、ほかのイベントでも乱射事件を起こそうと計画したみたいです。
事件の前後を見ると、犯人は長期間の計画を立てた感じで、一時的に情緒不安定で突発した行為ではなさそうです。
アメリカの拳銃管理法の問題点
社会の各業界は今度の銃乱射事件を、アメリカの拳銃管理法を指摘しました。
アメリカの拳銃管理法は、確かに問題点があります。
ある州はゆるくて、ある州は厳しい。
テキサス州から買った全自動火器は、カリフォルニアに持ってくると違法です。しかし、事実上は防げない。
もっと大きな問題点は、違法拳銃が氾濫していること。
拳銃を違法改装するのも簡単です。
たとえ法律で拳銃を禁止したとしても、欲しがる人はいろんな方法で、殺害力が強い武器を手に入れる事はできます。
どのように拳銃を管理するかは、法律業界と地方政府に任せましょう。
犯人が飲んでいた向精神薬:ジアゼパム、犯罪へ導いた可能性大
もう一つ、各業界が焦点にしているのは、犯人が飲んだ薬「ジアゼパム(Diazepam)。」
ジアゼパムは抗不安薬Valiumの学名で、副作用が強くて規制されてる薬品です。
アメリカFDAは、ジアゼパムをブラックボックス警告(Black Box Warning)一覧 に入れています。
ブラックボックス警告は、最高の警告標識。
ジアゼパムとアヘン類の薬品を一緒に飲むと、致死の可能性すらあります。
ジアゼパムのほかの副作用は、
- 癲癇(てんかん)
- 気持ちが落ち込む
- 思考混乱
- 記憶喪失
- 自殺願望
- 怒りっぽい
- 攻撃性が増える
- 幻覚
- 過度の興奮
- 不眠
- 恐怖症
- 尋常ではない考え方
- 恐怖を恐れない
- 同情心がなくなる
- ハイリスクを認識できない…など
あなたが想像もできない脳の変化が起きます。
犯人がこんな薬を飲むなんて、たくさんの人はビックリもしないです。
アメリカは過去数十年に、テロではない大規模な銃乱射事件。
ほぼすべての犯人は、いろんな精神科の薬品を服用しています。
私たちは「この薬が銃乱射事件を引き起こした」と簡単に言えないけど、お医者さんが精神科の薬品を処方するのは、その犯人たちはすでに精神状態がおかしいことを証明します。
若しくは不安、若しくは恐怖、もしくは幻覚など。
こんな状況で精神科の薬品は、犯人の殺したい気持ちを誘発、加速、拡大するかも知れません。
ジアゼパムみたいな薬品は、人の同情心をなくし、ハイリスクが認識できなくなります。
全自動火器を何万人も集まっているイベントに向かって乱射するのは、犯人にとってパソコンゲームみたいな感じ!
漢方薬と抗うつ薬、鎮痛剤などの比較は、もう一人の生化学者の論文があるので、参考になると思います。氾濫している抗うつ薬・鎮痛剤・抗生物質の副作用が丸見えの記事です。
必要悪と法律に乗って、危険な向精神薬が販売し続けている
精神科の薬品がこんなにハイリスクなのに、なぜアメリカでは禁止しないのか?
主に2つの理由があります。
第一、アメリカの法律によって、医療記録を公開しません。
犯人が数十年前に違法駐車したのも調べられるけど、精神状態の問題と服用した薬品は、警察若しくはほかの人たちは調べる権利がないです。
調べて医学討論をする。
調べて銃乱射事件との関連性を研究するのは、さらに無理。
第二:西洋薬の会社と臨床医が副作用を言う時、最もよく話す言葉は、
「我々も副作用を知っている。でも、病気を治すための必要悪(necessary evil)。じゃなかったら、どうする?」
このような発言は、精神科の薬品だけではなく、ほかの薬品にも使います。
例えば高血圧、高血糖値、高コレステロール、ほかの病気での薬品、全部この必要悪として解釈して、患者さんに説明します。
ほかの言葉でいうと、例えば1000人の患者さんがジアゼパムを飲んで、その中の一人が自殺若しくは人殺しに行った場合、それはしょうがない。必要悪「necessary evil」だから。
この言い訳は、とても不思議です。
しかし、たくさんの人たちは問題がない、逆にこれは「科学的な考え方」だと思います。
たくさんの人も知っていますが、今の科学は病気に対する認識が限られている。
限られている所で、「仕方なく」薬品の副作用を受け入れています。
10年、20年後の科学が本当にその病気を理解した時には、完全に副作用がない薬品が開発される。これは科学的な進歩に相応しい。
本当ですか?
必要悪は避けられるもの
もし飛行機に乗って、1000分の1の確率で貴方は両足を切断する、もしくは失明する場合、あなたはまた飛行機に乗りたいでしょうか?もしくは電車、船に乗り変えますか?
問題点は、この必要悪「necessary evil」です。
大多数の場合、「必要」ではありません!
非常に強い毒蛇に噛まれて、足を切断して命を助けるしかない時は、仕方なく足を犠牲にするしかないです。
しかし、たくさんの患者さんは血圧が130/85を超えただけで、お医者さんは「高血圧のハイリスクがあるから」と言って、高血圧の薬品を飲ませる。そして、「死ぬまで薬を飲まないとどのように危険だ」と教えます。
薬の副作用を聞かれても、これは「仕方がない」、「必要なハイリスクだ」と避けて答えます。
抗生物質は炎症抑えることで有名。
しかし、抗生物質でも治せない感染症は、どうすれば良いのか?
ほかの漢方医の治療記事を見れば、漢方薬の素晴らしさが分かると思います。
副作用が絶えない西洋薬
似てる状況は、臨床の薬品で後を絶ちません。
肝臓を「治療」する薬の副作用が、肝臓がん。
心血管疾患を「治療」する薬の副作用が、急性脳溢血。
てんかんを「治療」する薬の副作用が、脳損傷…などなど。
たくさんの治療は、表の症状を抑え込むだけで、根本的な問題は解決してない。逆にもっと多くて、ひどい問題を引き起こしています。
余計な副作用を「治療」するために、患者さんは更にたくさんの西洋薬を飲まないといけない。
アメリカの年寄りは、毎日30~40粒の西洋薬を飲むのは普通の事です。
では、なぜ皆さんはこのような「治療」を受けているのか?
この社会現象は複雑なもの、研究が必要です。
作者は以下の記事でも、この不可解な社会現象を分析しました。
西洋薬が氾濫している理由
臨床観察から見ると、以下の何点か基本的な原因があります。
1.医学知識の不足で、西洋薬に対する盲目的な信頼。
西洋薬を飲むのは、唯一無二の方法だと思いこむ。
2.ファーストフード文化。
どんな病気でも、何粒の薬を飲むだけで解決してほしい。
数値が変われば良い。
ほかの今後の副作用は、考えもしていない。
3.西洋薬の製薬会社の洗脳教育。
すべての西洋薬の広告は、この薬と素晴らしい未来をつなげようとしています。
副作用を言う時は、かなり早めに送り、そして歓楽の画面表示。
絶対恐怖な副作用の画面を映しません。
これは叱る必要もないです。
製薬会社も他の企業と同じように、利益重視だから。
例えば店内で覚醒剤を売る時、お客様に考えてほしいのは覚醒剤を飲んだあとの快感。ほかの副作用なんかは考えなくて良い。
私たちは西洋医学の研究を反対しません。
たくさんの研究は、人類の健康のためにあって、偉大なものです。
私たちが反対するのは、現在の臨床での薬品の使用方。
権威、恐喝、脅かし、騙しで患者さんが薬の本当の治療効果.副作用を知らない状態で、長年薬づけにすること!
向精神薬が氾濫するかぎり、銃乱射事件は絶たない!
私たちは大胆に予想をします。
たとえアメリカで全面的に拳銃禁止しても、違法拳銃を取り締まっても、精神科の薬が氾濫する以上、精神科疾患の治療を変えない限り、今回のラスベガス乱射事件みたいな事は、また再発します!
拳銃がなくなっても、大規模な死亡は避けられません。
犯人は精神科の薬品の影響で、さらなる残忍で恐怖なやり方を見つけて、もっと多い犠牲者を出します。