コーヒーを2週間止めただけで、体調が良くなった証言。

こんにちは。李哲です。

今日はある女性の記事を紹介します。

 

コーヒーを止めてから、様々な体調の変化を記録した方。

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彼女の一部の文章を引用させていただきます。

 

2週間経過して、ハッキリ言える体調の変化は?

 

胃が軽くなった。

体が軽くなった。

毎日、質の良い排便がある。

朝の目覚めがスッキリ。

入眠しやすくなった。

脳がスッキリ(思考がクリアに)

食欲が出るも、食後は腹持ちが良くて満足感あり。

痒かった箇所が、消失した。

体が温かくなった。

 

【コーヒー断ちにトライ】2週目経過報告。やる気になったのはなぜか? - bumeesha’s world

 

ネット・メディアでは、良くコーヒーの何々成分が体に良いと言うけど、鵜呑みにしないでください。

 

これはすべて、机上の空論!

 

コーヒーが体に良いか悪いかは、体で実験してみれば分かります。

 

過言ではないですが、コーヒーを止めて体調が悪くなった患者さん、私は今まで一人も見ていません。

 

以前聞いた話。

目覚めに良いから、コーヒーを飲むそうです。

濃い香りで刺激性なので、目覚めに良いと感じるでしょう。

 

しかし、コーヒー以外でも良い目覚めの方法があります。

たとえば寝る前にヨガ・ストレッチすると、睡眠の質が良いので朝スッキリ起きられる。

 

漢方薬・鍼灸治療を受けても睡眠の質が良くなります。中毒性があるコーヒーを飲む必要がありません。

 

コーヒーを飲み続けると、どうなるのか?

以下、コーヒー愛用家の人生を描いてみました。

 

コーヒーを飲む日が増えるとともに、なんだか集中力が途切れる、すぐ疲れる、眠くなる

 

そして、あなたはコーヒーが飲み足りないと思って、もっとコーヒーを飲むようにします。

 

徐々にあなたは寒がりになり、風邪も引きやすくなって、食欲も前より落ちた。便通も悪いから、胃を元気にして便を出すために、あなたは更にコーヒーの量を増やす。

 

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数年、十数年経ってから今度は胃が重くなり膨張感がある。ゲップが出るし、吐き気がする・気持ち悪い時も多い。ひどい時は、胸焼けがして喉がガラガラ、枯れた声になる。

 

病院に行って検査しても「胃が荒れてます」、「逆流性食道炎ですね」と軽く言われ、気休め程度の薬を出されるだけ。

 

目覚めが悪い。

体がだるい。

食欲不振で元気がない。

集中力が落ちて仕事がうまくできない。

いろいろ辛いけど、あなたは仕事を頑張るため、さらにコーヒーをガブガブ飲むようになりました。

 

数年後のある日、あなたは夜中に吐血し緊急入院。

病院の診断は胃がん。

すぐ手術して胃を全摘出。

 

その後からあなたは、ご飯が美味しく食べられない。

体力がなくて仕事もできない。

旅行に行っても歩けない。

 

食事が美味しいのは、人間が生きる楽しみの一つです。

しかし、あなたには食べる楽しさがない。逆に食べるのが辛い。何故かと言うと、あなたの胃はすでになくなったから。

 

胃がんなら、まだマシな方。

すい臓がんだと確定診断が出たら、あなたには余命6ヶ月しかない。手術・抗がん剤など暴力的な治療をしたら、あなたは2~3ヶ月であの世行き。

 

なぜこんなことになったのか?

あなたは考えたこともないでしょう。

 

物事にはすべて始まりがあるから、その結末があります。

 

最初からコーヒーを飲まなければ、胃が辛い時にコーヒーを止めれば、あなたは胃がん・すい臓がんにもならない。

 

口から胃までの消化器系の癌。

たとえば食道がん・胃がん、すい臓がん。全部あなたが飲んでいるコーヒーと関連しています。

 

コーヒーは胃がん・すい臓がん・食道がんの唯一無二の原因ではないけど、その中の主な原因である。しかも、皆さんが警戒しない飲み物。

 

胃がんに関しては、ニハイシャ先生が書いた論文があるので、目を通してください。

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li-hari.hatenablog.com

 

なぜコーヒーばかり攻めるのか。

ほかの食べ物よりも、脾胃に対するダメージが強いからです。

 

脾胃は中医学でいう『後天の本』。

ちなみに、腎臓は『先天の本』と言います。

 

先天的なものは、我々は変えられません。

しかし、後天のものは変えられます。食べ物に気をつければ、脾胃を最大限に守れる。

 

脾胃は食べ物を消化・吸収して、五臓六腑にエネルギーのもと(血液)を提供するので、免疫力の基盤になります。だから、「後天の本」だと言います。

 

脾胃がダメになったら、五臓六腑の衰弱死が早まる。つまり、長生きできない。

 

長生きのところか、健康面でのトラブルが多く生じて、生きているのが辛くなります。

 

西洋医学は最近やっと、腸が免疫力と深い関わりがある事を知りました。

関連内容は、以下のサイトを参考にしてください。

 

NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった | NHK健康チャンネル

 

脾胃が強いか弱いかは、内視鏡検査が要りません。検査しても分からないのがたくさんあるから。

 

中医学は検査する機械もないし、どうやって分かるのか?

体に少しでも異常が出たとき、あなたは自覚症状ですぐ分かるはず。たとえば、上記の女性が書いたように便通・食欲などの症状で判断できる

 

中医学は外側を見て、中がどうなっているかを判断する医学です。

西洋医学は、体内に入らないと状況が分からない医学。

 

中医学は腫瘍・筋腫など形が出来上がる前から、自覚症状で問題点を発見し解決策も備えています。

 

西洋医学は腫瘍・筋腫が出来上がってから、やっと見つける。そして、切る・殺すなどの野蛮な解決策で、病気が治る前に患者さんが先に死んでしまう。

 

どんな食べ物が脾胃に良いか、これは食べ物の成分だけで、簡単に決めるものではありません。

 

基本的に、自然の中にもともと存在する食べ物は、みんな脾胃に良い。(もちろん例外はある)

 

人工的に作られた添加物だらけの食べ物は、すべて体に負担をかけるので、なるべく避けたほうが良いです。

  

食べ物に関しては、中医学の理論を勉強してください。

メディアの宣伝は見なくて良いです。

 

今年のノーベル受賞者:本庶佑氏が、「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」というのに、メディアの「◯◯が健康に良い!」という宣伝は信じられますか?

 

最後に、いろいろ詳しく書いてくれた彼女に大変感謝します。3ヶ月後にどんな変化があるか楽しみです。

 

一人でも多く脱コーヒー族が増えて、脾胃が強くなる人が増える事を願います。