【翻訳文】肺水腫(肺に水がたまる)、心不全の治療。

こんにちは。李哲です。

今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記を翻訳しました。

 

中国語本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/heart50.htm

翻訳文

研修に来た生徒さんたちは、私がアメリカを離れる3週間前の事を覚えているでしょう。

 

私の会計士さんが仕事が忙しくて、時間通りに診察に来れなかったです。

 

そして、次に来たときは肺に水がたまって、心拍数が毎分145回。

 

治療に来た時は両足がパンパンむくんで、ゼーゼー呼吸をしていました。精神状態はとても悪い。

 

当時、私は研修にきた生徒さんに話したけど、このような患者さんは西洋医学に任せると最大2週間の余命。

 

私たちも2週間のチャンスしかない。

もし、失敗したら患者さんは死ぬ。

 

研修にきた生徒さんたちはアメリカを離れてから、この患者さんの事を気にしていたでしょう。

 

だから、今日は最初にこの件を話しました。

 

昨日の6月5日、私はアメリカからのメールをもらったけど、彼はもう回復して普通に私の会計士をやっています。皆さんはご安心下さい。

 

この治療例は最初から十棗湯(じゅっそうとう) を使って、彼の肺に溜まっている水を先に出しました。彼はその後、仰向けで寝れるようになりました。

 

十棗湯(じゅっそうとう) のあとは発汗剤と鍼を併用しましたけど、良くなったりに悪くなったり。

 

f:id:li-hari:20180507183029j:plain

十棗湯の生薬の一つ:甘遂(かんずい)

第2週目に入ってから、彼のむくみは大腿部まで上がって来ました。汗も出ないので、おかしいと思って彼に聞いたのです。

 

自分の処方箋をよく考えたけど間違ってない。

 

彼がベッドで鍼を受けてる間に聞きました。

「家に何か動物を飼ってないのか?」

 

彼の答えは、「246。」

この数字は、2匹の猫。4羽の鳥。6匹の犬。

 

私はビックリしました。

 

彼がこんなに動物が好きなんて知らなかった。

 

当時は春と夏の間で、ちょうど動物の毛が変わる時期。

 

本当に私のミスでした。

もっと先に警告すれば良かったと思いました。

 

私はその場で、彼にすぐ他の空気がキレイな所に変えて下さいと話しました。

 

彼はもちろんすぐ私の意見を採用しました。

 

私は同時に、もしむくみが取れなかったら西洋薬の利尿剤を飲んで良いと教えました。利尿剤はこの時期に少しでも役に立つから。

 

彼の答えは、西洋薬は信用できないから、漢方薬しか飲まない。

 

他の所に引っ越ししてから、彼は同じ処方箋を飲みましたが、たくさん汗が出て症状は緩和しました。

 

その後、ちょうど診療所の週末休みで、彼は私のアドバイス通りに病院にも行ってみたそうです。

 

私はよく分かっています。

こんな時、西洋医学ができるのは利尿剤を出すだけ。

 

翌週、彼の下半身の水はだいぶ小便から出て、その後はまた漢方薬を飲みに来ました。

 

私がアメリカを離れる前、彼はたくさん汗をかいてから体重は22パウンド減り、漢方薬を先日まで飲み続けてました。

 

今は全部回復。

 

西洋医学の利尿剤だけでは、絶対に肺に溜まっているのと心不全を治せません。

 

この治療で、246が邪魔。

そして、ちょうどの動物の毛皮が変わる時期で、漢方薬の発汗剤の効き目が出なかったのです。

 

そして、ちょうど週末になったので、西洋医学の利尿剤を勧めたのです。

 

幸いに患者さんは今回復しています。

 

当時、周りにいた研修に来た生徒さんたちも、このニュースを聞いて嬉しいでしょう。

 

人の命はお金で買えません。

患者さんに有利なものであれば、すべてやるべき。

生徒の皆さんも大分同じ考え方でしょう。

 

私はもう一度強調します。

 

この病気は西洋医学に任せると、必ず2週間以内で死ぬ。

 

私が処方した発汗剤は、ちょうどこんな時に使うもの。

皆さんはこの治療例で教訓を得てください。

 

生徒の皆さんも次回に同じ患者さんを診た時、正しい治療ができると思います。