こんにちは。李哲です。
今日は一人の女性の鍼したあとの感想を書きます。
当時彼女に刺してあげたのは腎兪、大腸兪、胃兪、脾兪、肝兪。
10本の針。
針を置いてる間、彼女は少しウトウトしてました。
20分後に鍼を取って、彼女が感想を教えてくれました。
腎兪と大腸兪を刺したあと、太腿とふくらはぎと足までジンジンする。下半身に何か流れている。徐々に暖かくなってきて、気持ちよくて眠くなった。
上の胃兪、脾兪、肝兪を刺したあと、お腹が動いていた。下腹部の何か詰まっていた所、縮まっていたものがファン~~と溶けて広がる感じ。
ちなみに、彼女は急性虫垂炎(盲腸炎)で虫垂(盲腸)を切りました。その後からお腹の便が詰まったような痛みがたまに出ます。きっと手術の傷口の所が詰まるでしょう。
毎回、鍼をさすとお腹の詰まったような痛みが消えたのです。
今回は背中のツボだけだけど、それでもお腹は動いていたのです。おそらく、脾兪と胃兪を刺したからでしょう。
お腹のツボ、例えば天枢.中脘.関元など刺した時も強い響きと共に、胃腸がぐるぐる動き出します。
今回は背中だけなのに、似ているような面白い感想がありました。
翌日、彼女のさらなる感想をもらいました。
いつも夜たくさん食べた翌朝には、お腹があまり空かなかったけど、今回はモリモリ食べられたそうです。
やっぱり背中のツボは効きますね~
ツボは奥深いけど、人間の身体にある経絡は、本当に不思議です。
余談:
昔は急性虫垂炎になったら、虫垂を切り取る手術が一般的だったけど、今はどうでしょう。切らないで済むやり方ってあるでしょうか?
私のオススメは、なるべく虫垂を取らないで。
後々になって、彼女みたいに生理痛でもない便秘でもない腹痛に襲われます。
人間が生まれてからついてる臓器、部品はすべてその必要性があるから、神様がくれたわけです。
「切っても大丈夫。」だという西洋医学の話は信用しないでください。
戻せるなら切っても良いけど、後で大事な役割があるのを知ったら、貴方はどうしますか?
盲腸炎(虫垂炎)は切らなくても治せるものです。
詳しいのは以下の過去記事を参照してください。