【※本記事は2021-02-19更新しました】
こんばんは。李哲です。
先日来院した女性、当院で禁止物はほとんど食べてないのに冷え性でした。もう一つの症状は、ストレスで胃がよく痛くなる。胃痛を緩和するために、消化にいい薬(西洋薬の名前は分かりません)を飲んでいるそうです。
鎮痛剤を飲むと痛みを感じなくなり、「鎮痛剤はすごい!」と思われるかも知れません。しかし、鎮痛剤の副作用を忘れないでください。最終的に肝障害・肝臓がん・腎不全・人工透析になります。
また、鎮痛剤は心臓をダイレクトに壊すので、不眠症・うつ病・冷え性・全身性エリテマトーデスにもなります。以下はニハイシャ先生の一つの症例、参考にしてください。
鎮痛剤がダメなら、胃痛はどうしたらいいのか?
足つぼでも治せるけど、彼女は家が遠いのでなかなか来れません。そして、家庭予備として漢方を紹介しました。加味逍遥散(かみしょうようさん)
日本には既製品があるので、ストレスで胃が痛くなったら、鎮痛剤を飲まないでこれを試してください。きっといい効果が現れます。
彼女の場合、胃が痛い原因は胃自身の問題ではない。肝臓がもとで、胃はただの被害者として現れただけです。
- 怒りたいけど怒れなかった。
- 文句を言いたかったけど、言えなかった……
こんなときは、肝臓の気がつまります。中医学の専門用語で言うと「肝気鬱結」(かんきうっけつ)。
肝臓は「木」。
胃は「土」。
木は土に勝つので、肝臓は胃に勝つ。
中医学の専門用語では、『木克土』だといいます。
なぜ、B型肝炎・C型肝炎・肝臓がん・肝硬変患者は食欲がない・胃が重い・胃の膨満感・気持ち悪いなど胃の症状が出るのか?『木克土』が原因なのです。
加味逍遥散はもともと大昔、中国の女性に多いうつ病を治すために設計された漢方薬です。つまった肝臓の気の流れを良くして、うつ・食欲不振・気持ち悪いなどを改善する漢方薬でした。
しかし、今は女性だけではなくて、男性でも同じようにストレスで胃が痛い・食欲がない・気持ち悪いなどの症状があれば飲んで有効です。
漢方以外に鍼治療も効果バツグンなので、一つの選択肢として考えてください。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
※注意事項※
1.漢方薬はストレスから来る胃の痛みなど治せるけど、あなたのストレスをなくすことはできません。ストレスをどう解消するかは、あなた次第です。カラオケ、ダンス、ジョギング、ヨガ…運動はとにかくオススメ。うまくストレス解消ができたら、漢方薬も要らないです。
2.漢方薬は病気があるときに飲むもので、日常食べるご飯類ではありません。ストレスが原因での胃痛がなくなったら、もう飲まないでください。
3.すべての方に、加味逍遥散が合うとは限りません。3日飲んで逆につらい諸症状が増えたらすぐ止めて、漢方医に診てもらってください。
上記の女性、足つぼ整体が終わったあと、以下の感想がありました。
“体が軽い!”
“手足が暖かくなってポカポカしている!”
しかも、ほっぺまでリンゴみたいに赤くなりました(笑)
足つぼ整体を受けると体が暖かくなり、体が軽くなる報告はたくさん聞きました。以下は2つの症例、参考になると幸いです。