季節の変わり目に起きる偏頭痛を鍼1回で緩和した例

こんにちは、李哲です。

寒暖差が激しい季節になり、頭痛が起きる方もいるでしょう。

 

後頭部の痛みであろうと偏頭痛であろうと、鍼灸はてきめんの効果があり、1回だけでも改善が見られます。今日紹介するのは簡単な鍼治療例、参考になると幸いです。

 


 

2020年10月。

私の奥さん、偏頭痛が起きました。

ちょうど寒暖の差が激しく続いた日だったので、冷えから来たかも知れません。

 

漢方を飲んで少し楽になったけど、まだ痛みが残っている。翌日には出かける予定があったので、頭痛のまま出かけるのはしんどい。だから鍼治療を受けることにしました。

 

当時刺したのは、うつ伏せのみ。

風池、大杼(八会穴の骨会)。

風池は偏頭痛を収めるためです。

大杼は肩こり解消のため。

 

20分後に鍼を取ったとき、偏頭痛は改善されて楽になりました。

 

季節の変わり目に起きる頭痛は、鍼1回で緩和

季節の変わり目に起きる頭痛は、鍼1回で緩和

※注:

 上記の記述では「偏頭痛が緩和した」と表示しました。偏頭痛は1回で完治できる病気ではありません。最低でも2~3回かかります。特に長年の偏頭痛を抱えている方は、10回以上かかるかも知れないので、ご理解お願いします。

 


 

偏頭痛を治すツボはいろいろあります。

風池穴はその中の一つ。

風池穴は自分でマッサージするだけでも頭痛が楽になるので、鍼治療に来れない方はぜひ揉んでみてください。

 

偏頭痛でもっとも良く使うツボは、以下の記事で詳しく説明しました。一番ひどい偏頭痛の患者さんで、完治まで数回もかかった女性の例です。

 

www.li-hari.net

 


 

西洋医学では鎮痛剤を処方するのが一般的です。痛みが一時的に治るけど、根本を切ることができません。もっとも大きな問題は、長期的の鎮痛剤は慢性的肝不全・腎不全を引き起こすこと。

 

鍼灸は体内環境を改善するので、頭痛を根絶することができます。西洋薬と違って治ったあとは、鍼治療に来なくて良いです。

 

偏頭痛で困っているけど鎮痛剤を飲みなくない方は、ぜひ鍼治療を試してください。2~3回だけでも効果が見えるはずです。