こんにちは。李哲です。
先月の記事:3人目の新型肺炎患者さん、漢方薬で完治して退院。の続編です。
河南省通許県人民医院が、新型コロナ肺炎患者さん4人を完治した過程を公開しました。
公開情報によると、新型コロナ肺炎患者さんたちの入院期間は11~15日。漢方薬のメリットは安くて副作用がない。しかも短期間で治せる。
不安を煽る日本のテレビばかりを見ないで、中国では漢方薬で新型コロナを治したニュースもあることを知ってください。
本記事はアメリカの中医師:李宗恩博士の*1ブログを一部抜粋して翻訳ました。記事中の画像は、全部李宗恩博士のサイトにあるものです。
新型コロナ肺炎の諸症状を短期間で治した漢方薬症例
河南省通許県人民医院に入院治療をした患者さん、4人の治療過程を紹介します。
症例1
耿さん、女性、38歳。
武漢に長期停滞している方です。
2020.1.21に入院しました。
当時の主訴は、喉が痛いのは5日続いている。喉が痒い、咳、発熱は半日程度。
入院当時の体温は38.5度。
「大青竜湯」を飲ませてから、夜には体温が正常に戻りました。
「大青竜湯」の紹介は以下の記事をご覧ください。
2020.1.24
CT検査で両側の肺に影が数か所見つかり、茯苓四逆湯+澤漆湯を処方しました。3日後には咳が明らかに緩和。
「茯苓四逆湯」は余命2日だと診断された膀胱がん患者を救って来た例もあります。以下の記事、どうぞご参考に。
2020.1.25
DNA検査で陽性反応があり、新型コロナウィルス肺炎だと確定しました。
2020.1.31と2020.2.2、2回ともDNA検査をしたけど、陰性。患者の体温は9日間も安定して、咳などの呼吸系の症状は著しく改善し、胸部のCT検査でも影が明らかに減りました。
市の専門家たちが確認した後、隔離を解除し退院しました。
症例2
劉さん、男性、39歳。
武漢に長期停滞している方です。
2020.1.24 11:42に入院しました。
主訴は発熱、鼻詰まり、めまいが2日続いている。
入院当時の体温は37.3度。
葛根湯を飲んでも熱が繰り返し、最高体温は38.2度まで上がりました。
葛根湯が風邪の諸症状を治せる原因は、過去の小論文で説明しました。以下の記事、参考になると幸いです。
2020.1.26
「大青竜湯」と「澤漆湯」に変え、3日後には体温が正常に戻りました。
2020.2.1
患者さんは気持ち悪い症状が出て、「小柴胡湯」をアレンジしたのを処方し、飲んで1日後には改善。
「小柴胡湯」で頑固な貨幣状湿疹を治した例もあるので、良かったら以下の記事もご覧ください。
2020.2.4
患者さんの主訴は、咳・喉がかゆい。
苓甘五味姜辛湯+澤漆湯を処方し、当日に咳と喉がかゆいのは改善されました。
2020.2.8と2020.2.9
2日連続でDNA検査したけど、陰性。
体温が正常な日は10日続いて、呼吸系の症状は著しく改善し、胸部のCT検査をしても明らかに影が減っている。
市の専門家たちが確認した後、隔離を解除し退院しました。
症例3
張さん、男性、38歳。
2020.1.29入院しました。
主訴は咳が10日続いて発熱は半日程度。
入院当時の体温は38.6度。
大青竜湯+射干麻黄湯+白朮茯苓を処方。
「射干麻黄湯」は、咳で寝られない末期乳がんを改善した症例もあります。以下の記事、参考になると幸いです。
2020.1.30
患者さんは考え込むタイプで、睡眠の質が悪くなりました。「酸棗仁湯」を処方してから、睡眠は正常に戻りました。
2020.2.25
胸が苦しいのが強くなり、最高体温は39.2度。
射干麻黄湯+麻黄附子細辛湯+石膏+葶苈子(ていれきし)+天南星など痰を減らす漢方にして、2020.2.6には胸が苦しいのが著しく改善し、体温も正常に戻りました。
患者さんは2020.2.13から体温は安定して、6日経っています。
諸症状が改善したので、小柴胡湯+酸棗仁湯を処方し、肝臓を守って治療効果を定まる事にしました。
市の専門家たちが確認した後、隔離を解除し退院しました。
「酸棗仁湯」は子供の夜泣きにも有効です。以下の記事では、その症例が書かれています。どうぞご参考に。
症例4
張さん、女性、49歳。
2020.1.30 14:22に入院しました。
当時の主訴は、発熱とだるいのが4日続いている。
入院当時の最高体温は37.8度。
大青竜湯を処方したけど、患者さんは漢方薬を拒否して決まった時間に飲まなかったです。
2020.2.3
熱が繰り返し、最高体温は38.5度になりました。
胸部のCT検査では、両側の肺に影があり、入院当時よりもひどくなっています。
2020.2.4
DNA検査で新型コロナウィルス肺炎だと確定。
もう一度、患者さんを説得して漢方薬を飲むようにしました。処方したのは大青竜湯+茯苓四逆湯+澤漆湯。
大青竜湯の症例は、以下の記事でも出ています。参考になると幸いです。
2020.2.5
患者さんの体温は平熱に戻り、その後も安定。
胸部のCT検査では、影が徐々に薄くなりました。
2020.2.15と2.17
2回のDNA検査で陰性。
9日連続で体温は正常、諸症状が改善し、2020.2.15の胸部CT検査で肺炎の影が明らかになくなりました。
市の専門家たちが確認した後、隔離を解除し退院しました。
茯苓四逆湯の漢方薬症例は、もう一つあります。以下の記事、参考になると幸いです。
1200人の医療従事者がいる病院は、感染者ゼロ!
河南省通許県人民医院は、医療従事者が1200人ほどいる大きな病院です。
今回は4人の新型コロナ肺炎患者さんを受け入れて完治までしたのに、医療従事者の感染率はゼロ!
その原因は、医療従事者全員が「甘草乾姜湯」+「桂枝湯+茯苓+白朮」などを飲んで予防していたからです。
漢方薬は治療ができるので、もちろん予防もできます。
理解できないのは、治療もできない医学が予防できると言い張って、ワクチンを発売している。そして、「ワクチンで病気の予防ができる」と信じ込む人が多いこと。
「桂枝湯」は決まった時間だけに汗をかく、不思議な症状も治せます。以下の記事で詳しく説明しているので、どうぞご参考に。
以下は河南省通許県人民医院の医療従事者たちの画像。
中国、台湾では漢方薬治療の素晴らしい効果を報道した
文字ニュースは多すぎて、動画だけのリンクを貼りました。
▼通許県人民医院の治療効果は、地元のテレビで報道されました。リンク先には3分くらいのニュース(中国語)が流れます。
▼通許県人民医院の治療効果は、中国の中央テレビ:国際チャンネルでも報道されました。
▼通許県人民医院の治療を指導した李宗恩博士が、台湾寰宇新聞網のインタビューを受ける動画。今回の4人の治療例を紹介し、中医学はなぜ新型コロナウィルス肺炎を100%治せるかを説明しています。
李宗恩博士の言葉で感銘したのが一つあります。
「中医学はウィルスを殺すのではなくて、体内環境を変える。
そうすると、ウィルスは自然に生息できなくなります。」
いつになったら、世界各国はウィルスを殺す薬を止めて、免疫力・体質改善できる薬を求めるでしょうか?
◆アメリカ病院内での感染死亡者、年間5万人。肺炎と敗血症が3割を占める。死亡原因は肺炎ではなくて、抗生物質の使いすぎ!
◆間質性肺炎、心弁膜症は一週間で半分治り、閉塞性動脈硬化は1回で半分くらい良くなって、長年の痔まで治っちゃった
◆アルコル依存症と高血圧症は1週間で治り、両足のむくみも消えた。毎月の肺炎で5年も苦しんだ奥さん、1日の漢方薬で治せる…などの漢方薬治療例
◆中国新型肺炎の症状:発熱・咳・倦怠感・呼吸困難などは漢方薬・鍼灸で治せる(具体的症例で説明)
◆肺がんの胸が苦しい、呼吸困難、下痢便、不眠症は治り、食欲がとても良くなって、喜んで10日間の旅行に出かけた患者。
*1:李宗恩博士の紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外) をご覧ください。