こんにちは。李哲です。
今日はニハイシャ先生の弟子:林先生が書いた治療例。
前回の内容は以下をご覧ください。
最後には私の感想文を書いてあります。
中国語翻訳のリンク先は、
http://www.hantang-nihaisha.com/chinese/ch_Articles/crohns2.htm
翻訳文
三回目の診察。
2009年12月9日。水曜日。
漢方薬を飲んで1週間経ちました。
手足は暖かくなり、飲み込むのは順調。
漢方薬を飲んだ時、唇のしびれはない。
肛門から流れるゼリ状の分泌液は減り、2日だけ黒い便が出たそうです。
大便はまだ1日6回。
その中の3回は形がある便。2回は軟便、1回は水様便。
彼は漢方薬を飲んでから、以下の感覚があるそうです。
「phantom urgency to go to the restroom.」
よく聞いたら分かりました。
彼が言う大便は、小腸から直接右の下腹部に置いてる袋(ストーマ)に入るだけ。肛門は装飾品である。
西洋医学は彼の大腸を切り取ったあと、小腸と直腸を結びつけたのです。しかし、クローン病の影響で彼の直腸は腐っている。縫うのができなくて、小腸の所に袋を作り大便を貯めていました。
彼は今週来てから、すごい後悔していました。なぜ2年前に来なかったんだと。。。
彼は最近視力がすごい下がって、視力を良くする漢方薬はないかと聞きました。
処方箋は変えない。
2009年11月30日と同じ。
追加したのは粳米3銭。決明子(けつめいし)4銭。女貞子(じょていし)。クコの実4銭。10回分。
2週間後にまた診察に来る予定。
草木医師 2009年12月12日 報告
倪海厦(ニハイシャ)先生の評論
いわゆる西洋医学の手術は、みんな不可逆性の治療。
つまり、手術したあとは後悔しても、取り戻すことができない。
この男性は後悔したのが遅いです。
もし、漢方薬で直腸の腐った組織が再生されれば、2回目の手術ができて肛門とつなげられるかも知れない。
これでやっと人口肛門(ストーマ)から逃げられ、患者さんも正常な生活が送れる。
そうじゃなかったら、患者さんは死ぬまで人口肛門(ストーマ)をつけて、あちこち行くしかない。考えるだけでかわいそうです。
最初は小さなクローン病だったのに、西洋医学の治療で良くなったところか、今は人口肛門(ストーマ)が増えている。本当に得する前に害が大きい。
だから、私は敵に手術をすすめます。
林先生は将来、ピカイチの先生になるでしょう。
李哲の感想:
これは嘆くしかない治療例です。
クローン病が治ったところか、患者さんにはストーマが増えている。
生活でどれだけ不便であるか、西洋医学の先生は考えてもないでしょう。
治せないのを知っていながら、なぜ中医学の治療をすすめないですか?
見ていると本当にむかつきます!
上記の男性、ニハイシャ先生が言ったように、腐った直腸の組織が再生されて2回めの手術で自然の肛門になることを祈ります。
鍼治療例ではないですが、以前足つぼ整体をしたときの例がありました。
胃腸の病気は漢方薬、鍼治療にとって難しいものではないです。
少し時間をかければ、良くなるのが分かる。
クローン病であろうと、ただの下痢であろうと、漢方薬もしくは鍼治療をやってみてください。
どうしてもダメだったら、ストーマをつけてもいいじゃないですか?