マタニティ鍼灸:胎動が元気に変わる面白い現象

こんにちは。李哲です。

今日は、継続的に鍼治療を受けている、妊婦さんから聞いた面白い話。

 

最近、彼女は妊娠9ヶ月目になり、鍼した時の胎動を教えてくれました。

以下は彼女の感想。

  • 鍼すると、つねるやうな痛い胎動から、元気な胎動に変わる。
  • 妊娠してから、この子が初めて体験するツボは、刺した時に胎動が大きい。でも、二回目からは胎児の反応が少ない。

 

以前、足つぼ整体の仕事をした時、「胎児が元気にダンスをしている」の感想もありました。

 

妊婦は足つぼを受けても大丈夫

 

なぜ鍼を刺して2回めからは、動きが少ないのか?おそらく、胎児も慣れてきたからだと思います。

 

つねるような痛みが、普通の胎動に変わるのは面白かったです。

鍼は胎児を安静させる作用もありますね。

 


 

彼女から、もう一つ面白い感想がありました。

  • 腰痛があるとき、ちょうけい靭帯が痛くなるけど、腰のツボを刺した瞬間に痛みが緩和し始める。

 

刺して5分経ってからではなくて、刺した瞬間から痛みが緩和する。これが鍼の即効性です。

 

妊娠中によくある腰痛、坐骨神経痛。

これは鍼治療にとって朝飯前。以前の治療記録が一つあるので、参考にしてください。

 

妊娠後期の坐骨神経痛を鍼1回で治した例

  

「胎動が元気なくて心配…」 

「妊娠後期で腰が痛い…」

このような方は、近くの鍼灸医に診てもらってください。きっと良い効果が出ます。

 

妊娠中に西洋医学は投薬治療ができないので、妊婦さんの不定愁訴に関しては良い解決策がありません。しかし、鍼灸では副作用なしで、みんな解決できます。

 

f:id:li-hari:20190115155249j:plain

妊娠中のすべての不定愁訴は針で解決できる。

 

鍼灸は妊娠中の不定愁訴だけではなく、赤ちゃんが出てこない時に陣痛促進剤のツボ:三陰交がある。また、三陰交は陣痛を和らげる事ができます

 

胎盤が出てこない時も、お腹に鍼をすればすぐ出てきます。(胎盤が出てこないと、大出血で死に至る恐れがあるので、昔の中国では鍼・漢方薬で出してました)

 

鍼は不思議だと言われるかも知れませんが、大昔から鍼灸医たちが使っているので、大したことはないですね。

 

具体的な例は、今後またご紹介します。