みぞおち辺りとお尻が痛いのは、鍼1回で治った

こんにちは、李哲です。

16歳の女の子、前回の治療内容は以下をご覧ください。今日は第2話の記録です。

 

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2020.2.22

新しい痛みが出て、鍼治療に来ました。

彼女が言うのは、「背中の痛みはお灸してから良くなったけど、今日はお尻が痛い、痛みが腰から下に移動した感じです。そして、みぞおち辺り心臓が痛いです。これは昔からたまにありました。

 

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みぞおちが痛い場所を示してもらったら、やや左寄りで心臓に近かったです。彼女が言うのは、「以前の肩、腰、背中の痛みはないです。」

 

今回のお尻の痛みは、わりと解決しやすい。

委中と委中の下で圧痛点を探して、鍼しました。おそらく1回で治ると思います。

 

心臓の痛みは、公孫、内関、巨闕などを刺しました。

念のために、仰向けでも肩の痛みが再発できないように強化し、彼女に話しました。

 

「万が一、心臓の痛みが再発したら、また来てください。これは早めに治さないといけないです。」 

 

2020-3-3

彼女の報告:

みぞおち辺りの心臓の痛みはなくなり、前回話した肩、腰、お尻の痛みも治った。

 

なので、治療は1回で終わり。

 


  

狭心症、心筋梗塞などの心臓疾患。

心臓が痛い時は、様々な部位が痛くなります。例えば胸の上下、背中、肩。もしくは胸の真ん中、みぞおち辺り。

 

みぞおち辺りだと胃の病気だと言われがちですが、胃だけではありません。胃が辛くなると、心臓にも影響があります。胃は心臓と経絡でつながっているので、巻き添えを食われた場合は、胃も心臓も同時に治療しないといけない。

 

以前、治療した妊婦さんの心臓が痛いのは、ちょうど胃腸から来るものでした。当時の治療内容は、以下の記事をご覧ください。

 

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西洋医学ではバイパス手術よ、ペースメーカーよ、いろんな医療機器を埋め込んでいますが、騙されないでください。本当の原因を突き止めてないから、大げさに手術しても結果的に辛い症状は変わりません!

 

たとえば、ゼーゼーハーハーする呼吸。息切れ。気だるさ。どんなに高級なペースメーカーを入れても治らない。

 

以下はペースメーカーを入れたのにもかかわらず、心臓の痛みが治らない患者の物語。教訓にしてください。

 

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みぞおち辺りが痛い原因はどちらにせよ、鍼灸には同時に胃と心臓を治すツボがあります。代表的なツボは「内関」。

 

内関は本当に偉大な力を持つツボです。内関1つで、胃痛も治せるし、吐き気止めにもなる。心臓が痛いのも治せるし、不整脈にも有効。ほぼすべての胃と心臓疾患に効くツボです。内関の詳しい紹介は、以下の記事を参考にしてください。

 

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お尻が痛いのは鍼でも治せるし、整体でも治した例がたくさんありました。直接お尻のツボを押し、患部の血の巡りが改善されることで、痛みは著しく改善できます。鍼みたいに数分では治せないけど、数回の治療を受ければ、楽になるのが分かるはずです。

 

鍼を怖がる方は、整体を試してください。以下は昔の症例、参考になると幸いです。

 

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~第3話に続く~

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