治療すればするほど病気・痛みが増えて、モルヒネ中毒で死にかけた女性。手術・抗がん剤で大腸がんが転移した男性。

【※本記事は2021-08-18更新しました】

 

こんにちは、李哲です。 アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、故事篇專講案例給大家聽

 

漢方薬治療を希望する方は、ニハイシャ先生の弟子たちが集まっている台湾の診療所に問い合わせしてください。私が研修にも行ったところで、信頼できる診療所*2です。病院の治療よりも副作用なくて、根本的な治療になります。台湾診療所の住所・電話番号などの詳細は、以下をご覧んください。

 

台湾のオススメ漢方診療所『台北漢唐中医診所』

 

 

治療すればするほど病気・痛みが増えて、モルヒネ中毒で死にかけた女性、「死んだほうがマシだ」と言った

 

09/25/2006。

患者さんは1952年生まれの女性。先に彼女の病歴を簡単に説明します。

  • 1979年、背中の痛みで手術したけど、手術後に背中の痛みは更に増えた。
  • 1981年、腎臓結石で手術した時に、子宮と卵巣も切除。
  • 1989年、乳癌で手術。
  • 1990年、乳癌が左腕に転移したので手術。
  • 1992年、乳房再建手術。
  • 1993年、逆流性食道炎で手術。
  • 2004年、左足裏に傷口ができて、2005年に右足裏にも傷口ができた。この2年、ずっと治ってない。

今まで飲んだ西洋薬は、数え切れないくらい多いです。痛み止めのモルヒネは、1日の服用量がなんと1200mg。モルヒネ中毒で、死にかけたこともあります。

 

f:id:li-hari:20180720132918j:plain

【▲モルヒネ:鎮痛作用があるけど、その副作用は肝臓がん!】

 

現在、彼女の服用中の薬は

  1. モルヒネ
  2. Protonix(プロトニックス)
  3. Zoloft(ゾロフト)
  4. Sptronotactane
  5. Vesicanなど

背中の痛みと両足裏の傷口で、彼女はこの何年間ずっと杖で歩いていました。運動ができないので、体重は一直線で上がり、体重が上がると更に動けなくなる悪循環に落ちています。彼女の足は地機穴から下が黒くなり、足の切断が必要な状況!

 

▼李哲の説明:漢方薬治療で両足の切断をしなくて済んだ患者さんは、ほかにいます。以下の記事、どうぞご参考に。

www.li-hari.net

 

彼女は涙目で訴えてました。

1979年から20年以来、一日もよく過ごしたことがないです。毎年健康診断に行っても癌が増え、がんが転移して骨までがん細胞だらけ。生きてるより死んだほうがマシです!カルテに書いてる症状は氷山の一角。まだ書ききれてない症状がたくさんあります。」

 

 皆さん、Common senseで考えてください。

傷口すら治せない医学が、体内の病気は治せますか?

  

私「中医学の治療を受けたことがありますか?」

彼女「1回もないです。」

 

私「あなたが治らない原因は、ここにあります。道端で任意の中医学診療所を探しても、あなたを助けられます。長年病気で苦しみながら、違う医学を探そうともしない貴方はすごい!

 

これが私がよく言う「愚かさで死んだ人」。

 

▼李哲の説明:ニハイシャ先生の記事には、愚か者がたくさんいます。以下の記事、参考になると幸いです。

www.li-hari.net

 

問診記録は以下のとおり。

  • 不眠症
  • 便秘
  • 食欲はない
  • 小便の色は黄色
  • 全身倦怠感
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 体内はとても寒い

 

まだモルヒネを使っているので、両足は痛みはないけど、足の感覚もありません。

 

▼李哲の説明:足の感覚がないのは、漢方薬もしくは鍼治療でも治ります。以下の記事は私の鍼治療例、参考にしてください。 

www.li-hari.net

 

彼女の顔色は、黒い黄色。

実年齢より20歳も老けて見えます。

目力が全くない。

(バカの目)

 

私は彼女に外用薬を渡して、傷口に塗るように教えました。内服薬の処方箋は保留します。

 

皆さん、あなたの知っている西洋医学の先生に聞いてください。

「患者さんがここまでひどくなったら、西洋医学は何の治療ができるか?」

 

嘘は言わない、本当の話だけ。

西洋医学の先生の答えは何か、想像してみてください。

 

▼李哲の説明:日本の例を挙げると、樹木希林さんがいます。抗がん剤を受けてないけど、抗がん剤を打ち続ける人よりも元気に生活できました。なぜ、こんな結果でしょうか?

www.li-hari.net

手術、抗がん剤で大腸がんが肺・肝臓に転移した男性

 

今日、もう一人の新規。

65歳の男性。

 

2004年、大腸がんで手術し、抗がん剤を受けました。

しかし、結果は?

大腸癌が肺と肝臓に転移。

 

現在、彼は毎週の金曜日に抗がん剤を打って、死ぬ日まで打ち続けるそうです。

 

中医学の理論で、大腸は五臓六腑の「腑」に属します。

腑の病気は、もともと治しやすい。

 

しかし、患者さんは西洋医学を信じて手術して抗がん剤を受けた結果、腑の病気は更に深い臓にまで入っている。つまり、西洋医学が治療すればするほど、悪化しています。

 

▼李哲の説明:簡単な胃痛なのに、3回手術しても治らない、逆に正常な胆嚢まで切られました。こんな患者さん、あなたは見たことがありますか?

www.li-hari.net

 

彼は友人の強い薦めでここに来ました。

 

この二人はみんなアメリカ人。

友人が治療を受けて良くなったから薦めてきたのです。

(ダメな中医学の先生を叱るところは省略)

大腸がんで死んだ漢方薬局の人、「漢方薬が効かない」という発言は我々の恥である

 

この治療例を書いてるうちに、昔の学生さんの話を思い出しました。学生さんの家族は、代々漢方薬局を経営。

 

学生さんのお父さんは大腸癌になり、自分が知っているすべての処方箋を試しました。自分が生薬の販売店をやっているから、生薬は何でも手に入れます。

 

しかし、彼らは私に質問してない。どういう処方箋が良いのか?

 

▼李哲の説明:漢方薬、鍼灸などで癌を治せる理由は、ニハイシャ先生が以下の記事で詳しく説明しました。参考になると幸いです。 

www.li-hari.net

 

彼らは自分が正しいと思っている処方箋を全部試しても大便が出なくて、結局西洋医学の手術を抗がん剤を受けました。そして、癌が肝臓と肺に転移して最後は死にました。

 

大腸がんになってから死ぬまで、2年もかかっていません。最後死ぬ前、私に話したのは、「漢方薬は効かない。やはり西洋医学のほうが効く!

 

このような人は、本当に我々の恥です。

 

▼李哲の説明:大腸がん治療で漢方薬の効果はいかなるものか、以下の記事を見れば分かります。

www.li-hari.net

 

我々中国語には俗語があります。

王二麻子売瓜子、自売自誇」。

(意味は、自画自賛)

 

彼らは生薬を売りながら、「生薬が効かない」と言う。

自分でピンタをしているのと同じです。

 

彼らは反省したこともない。

知識不足で大腸がんが治ってないか?

漢方薬が効かないから治ってないか?

 

彼らの家族は温病派(現在、最も多い間違った中医学の流派)。処方箋には大黄.芒硝すら怖くて使ってない。

 

▼李哲の補足説明:温病派の漢方薬は、なぜ病気を治せないのか?以下の記事で詳しく説明しました。参考になると幸いです。

 

www.li-hari.net


彼らは少し知っているだけで、すべての生薬を知り尽くしたように言う。だからこのような悲劇が起きたわけです。自分の無知と愚かさを現す以外に、親族が死ぬ時にまた中医学の恥をかいても分からない人たち。

 

皆さん、なぜ中医学が普及されないか、分かったでしょうか?このような漢方薬局とも関係があるのです。

漢方薬は末期癌でも延命治療・生活の質を保てるけど、抗がん剤はできない!

 

上記の女性の例。

抗がん剤治療後、以下の症状が現れました。

  • 顔色はとても赤い。
  • 便秘
  • 不眠症
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 体内はとても寒い

 

これはすでに科学的証拠。

抗がん剤が効かない事を証明してます!

しかし、西洋医学は患者さんを逃さない。死なせる日まで抗がん剤を打ち続けます!

 

▼李哲の説明:患者さんには抗がん剤をすすめるけど、いざと自分が癌になったら抗がん剤をやらない先生たち、世の中はおかしくないですか?

www.li-hari.net

 

以上の2つの症例。

『傷寒雑病論』に詳しい先生が治療しても、患者さんが生存する可能性は低いです。

 

しかし、一点だけは断言できます。

患者さんの寿命を伸ばし、病気からくる痛みは最小限に減らせる!

 

『傷寒雑病論』に詳しい先生こそ、こんな不利な状況でも患者さんのためになります。温病派の先生は隣で見る分しかない。

 

西洋医学は最悪!

いったん治療を始めると、患者さんは苦痛だらけで短命になり、生活の質なんかありえない!

*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します

*2:台湾の信頼できる中医学診療所、私が研修に行ったときの見聞録は以下の記事に連載しています。どうぞ参考にしてください。超実力派の漢方医たちの日常診療:台北研修会の見聞録(1)