【※本記事は2021-08-18更新しました】
こんにちは、李哲です。 アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、こちら
漢方薬治療を希望する方は、ニハイシャ先生の弟子たちが集まっている台湾の診療所に問い合わせしてください。私が研修にも行ったところで、信頼できる診療所*2です。病院の治療よりも副作用なくて、根本的な治療になります。台湾診療所の住所・電話番号などの詳細は、以下をご覧んください。
羊水が体内に残ってて、てんかんになった子供
05/03/2005
女の子、白人、7歳、親が一緒に来ました。
カルテに書いた病名は「てんかん」。
私 「いつから娘さんは、てんかんになったのですか?」
親「生まれてからです。娘が寝るときに足がつるのを発見して、検査に行ったらてんかんだと言われました。」
私「どんな時に、足がつりますか?」
親「夜寝てる時、昼寝をするときもつります」
私「昼間起きてる時は、てんかんが起きないことですね?」
親「そうです。」
診断はこれで終了。
▼李哲の説明:てんかんに関して、ニハイシャ先生の小論文があります。どうぞご覧ください。
中医学で病気が陰に発生した時は、五臓六腑の「臓」と関係があります。臓は陰だから。その中の肺は「魄」を管理し、静かさを司る。現在、娘さんが寝てる時にてんかん発作するのは、臓に問題がある事を示します。
けいれんは、肝臓がやられているから起きます。
中医学で言うと、肺は金で肝臓は木。
金は木に勝つ。
金の肺に問題があるから、肝臓に影響があって、けいれんが起きるのです。
私は親に教えました。
「娘さんは生まれたとき、羊水が出し切れなくて肺に残っているから、てんかんになっています。羊水は時間が経っていると、ネバネバの痰になるから。中医学で言う「痰迷心窍」がこの意味です」(李哲の説明:痰が心臓の働きを邪魔すること)
▼李哲の説明:痰と湿気は、たくさんの問題を起こします。ひどい時はてんかん、軽い時はアレルギー性疾患。ちなみに、ワクチン接種後、副作用がすぐ現れるかどうかも体内の痰と湿気と関係があります。
お母さんは私の話が正しいと言ってました。
「長女が生まれて看護師さんが羊水を吸い上げる時に、長女が大泣きしたらたくさんの痰が出るのを見ました。この長女はとても元気。しかし、次女が生まれた時は、痰がたくさん出るのを見れなかったです。」
私が娘さんに処方したのは、「控涎丹」。
たくさんの中医師は「控涎丹」の使い方が分かってません。
この処方は、「痰迷心窍」が原因で、てんかんになった時の最適の処方。しかも、煎じ薬ては効果なし。煎じると薬の速度が速すぎて、深いところの痰が取れないから。
余命3ヶ月の悪性脳腫瘍でも、1週間の漢方薬で睡眠・便通・冷え症良くなっている
悪性脳腫瘍のあと、手術をして肺がんに転移した女性。初診の時、彼女は私に言ったのは、「西洋医学の診断では余命3ヶ月です。」
彼女は一週間の漢方を飲んでから、再診に来ました。再診日の症状は、左側半身の無力感。左胸が腫れている。
彼女は脳梗塞になったのではないかと心配で、病院に検査に行ったけど何も異常なかったです。
私「睡眠はどうですか?」
彼女「よく寝られます」
私「便通はどうですか?」
彼女「とても良くて量も多いです」
私「体は熱いですか?」
彼女「私の頭の上で、卵焼きでもできます。」
私は大笑いしました。
私「足は温かいですか?」
彼女「だいぶ温かくなり、主人までびっくりしてます」
脈診をしてみたら、一息で5回。
▼李哲の説明:睡眠の質、便通、足が冷たいか温かいかを聞くのは、中医学の問診内容です。自覚症状で健康体であるかどうかを判断するのです。一般的に6つの症状が揃えば、健康体だと言えます。関連の説明は以下の記事をご覧ください。
私は驚くしかなかったです。
漢方の力は速すぎ!
だったの一週間で、貯まった母乳を左側に追い出し、左側が耐え切れなくて脳梗塞みたいな症状が出たのです。しかし、彼女は意識がはっきりしてます。これが抗がん剤治療を受けてない利点。
▼李哲の説明:がん治療認定医たちは自分が癌になったとき、抗がん剤を選ばないというのに、患者さんには容赦なしでバンバン使いますね…
皆さんは要注意です。
閉経後の女性、便秘は絶対ダメ!
あなたが下痢になっても、便秘よりマシ。
過度の母乳は、出口が必要だから。
病気の原因が分かれば、病状の変化が予測できるし、症状に合う処方を出せる。患者を地獄行きの道から、救ってこられます。
▼李哲の説明:以下は死ぬはずの膀胱癌患者さんが、漢方薬を2日飲んでから生き返り、ギャンブル遊びに出かけた症例。参考になると幸いです。
血糖値を下げる薬の副作用で、腎不全になったお母さん
次の患者は、上記の脳腫瘍患者さんのお母さん。
73歳、糖尿病。
1997年病院の検査で、血糖値が高いと言われました。当時は血糖値が140くらい。
2種類の西洋薬を飲んで血糖値を下げてから、現在お母さんの腎機能は16%しか残っていません。西洋医学の先生は、彼女のお母さんに人工透析をすすめています。
私はお母さんの顔をパッと見ただけで、診断が終わりました。お母さんは過度の肥満症.顔が赤い.唇が乾いてる。熱い症状しか見えません。これは中医学で言う「陽明症」で、昔から死なない症状だと言われています。
血糖値が少し高いだけでは、根本的に糖尿病ではありません。しかし、西洋医学は大げさに薬を飲ませます。
血糖値を下げる薬は、みんな腎臓を傷つける。彼女のお母さんは歳だから、飲んですぐ腎不全になったのです。
▼李哲の説明:西洋医学は「糖尿病を治療しないと、心臓発作・脳血管障害になる」と言うけど、まったく嘘であることを知ってください。
飲まなくても良い薬で、最後は人工透析になったお母さん。本当にかわいそうです!私は考えれば考えるほど、怒りが止まなくて主治医のボロクソ言いました。そして、どうすれば良いかをお母さんに教えました。
最後はどうなったか分かりますか?
彼女のお母さんは私の手を握って、涙目で話してました。
「先生と話してから、必ず娘を救ってくれると確信しました。先生の話はとても筋が通る。アイ...私たちの西洋医学は本当にダメダメ。先生に頼るしかないです。」
私はお母さんに言いました。
「安心して下さい。
私が生きている限り、娘さんを死なせません!」
嘆くしかないです。
親が子供の葬式に参加する悲劇は、完全に西洋医学のおかげ!
皆さん安心して下さい。
脳腫瘍の娘さんは、私が必ず救ってくる。
なぜなら、娘さんは私の指示とおりにしているからです。しかも、娘さんのご主人も中医学を信じている。家族みんなの意見は、死んでも抗がん剤はやらない。
抗がん剤を受けても苦しみながら死ぬだけなのに、なんの為にやりますか?
李哲の補充説明
「控涎丹」の構成は、リンク先の日本語文章をご覧ください。てんかんの原因は、翻訳文に書いたように、羊水が体内に残っているのが多いです。
不幸にも子供がてんかんになったら、鍼灸医あるいは漢方医に診てください。必ず良くなるから。
鍼灸でてんかんを治せる理由は、以下の記事で説明しているので、参考にして下さい。
漢方医を選ぶ場合、日本の漢方医は省いていいです。なぜなら、日本には「控涎丹」を作るための生薬が輸入されてないからです。
脳腫瘍、西洋医学は基本的に脳を開けて手術します。開けられるケースがあれば、危険な部位で手術できないケースも多いです。つまり、手術できないケースだったら、良くなる事を神さまに祈るしかない。
漢方は手術なしでも治せます。以下の関連記事を読んで、本物の漢方医たちの実力を見てください。
◆脳腫瘍は1ヶ月の漢方薬で寝汗がなくなり、不眠症と冷え性が改善した…などの中医学治療例
◆中医学が癌を治せる理由。全身癌を7ヶ月で治した例で詳しく説明します。
◆リンパ癌と脳腫瘍が治ったと診断されたヨルダン人。死んだはずの食道がん患者が漢方薬で生きてるから、怒っている西洋医学の先生。
◆脳腫瘍の頭痛、半盲を6ヶ月の抵当湯(ていとうとう)で治した例
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します
*2:台湾の信頼できる中医学診療所、私が研修に行ったときの見聞録は以下の記事に連載しています。どうぞ参考にしてください。超実力派の漢方医たちの日常診療:台北研修会の見聞録(1)