こんにちは、李哲です。
生理前の様々な不調を、鍼ですぐ治した簡単な例、参考になると幸いです。
2019.7.26
以前、膝が痛くて治療に来た女性が久しぶりに来ました。2年ぶりですが、膝の痛みは再発してないそうです。
今回の主訴は、生理前はすごいだるい、眠い。特に朝。
あとは、健康診断で副腎ホルモンか何かが足りないみたいです。
睡眠、便通などほかの症状は特に異常なし。
朝眠い・だるいのは心臓と脾臓の問題が多いので、この2つを強化する方向にしました。今日刺したのは三陰交、太衝、公孫、内関、合谷、関元。
2019.8.3
2回目の鍼。
彼女の報告:
「今週は忙しかったわりに、朝だるい・眠い症状はなかったから、鍼が効いていると思う。ただし、前回の針した翌日はめちゃくちゃだるかった!」
私は彼女に教えました。
「鍼をしたあと、すごいだるくなるのは好転反応です。」好転反応が起きる仕組み・原因は過去記事があるので、参考になると思います。
2019.8.10
3回目の鍼。
彼女の報告:
「以前は生理前になると、だるくて仕方なかったけど、今回の生理は大丈夫だった。生理前にお腹がむくむ症状も消えたから、鍼は効いたと思う。」
「週末になると疲れ果てて、土曜日は夕方まで寝込んでいる」と彼女が言うので、今日は滋養強壮効果があるツボを多めにしました。鍼で滋養強壮ができたのかは、また次の記事で説明します。
彼女の主訴:生理前すごくだるい・眠い症状は計3回で治りました。ついでに、お腹がむくむ症状も治り。
生理前お腹がむくむ女性は、もう1人いました。
雷みたいなスピードで治ったので、印象深い例でしたね。以下の記事、どうぞご覧ください。
鍼灸は体質改善する根本的な治療法で、対症療法ではありません。だから、毎月毎月鍼を受ける必要もないです。鍼で一度治ったらずっと治り。あなたが過労・ダメな食事をしない限り再発しません。
以下は、食べ物と体調不良の関連性を証明した記事です。どうぞご参考に。
生理前にだるい・眠い症状は「生理前症候群」と言うでしょうか。中医学では、病名なんかどうでもいいです。
生理は心臓がコントロールしているので、心臓を強化して血の流れを良くすれば、自然に生理前のつらい諸症状も治ります。
生理と心臓の関連性は、ニハイシャ先生が乳がん論文で詳しく説明しました。以下の記事、どうぞご覧ください。
生理前のつらい諸症状は、今まで良く治療した内容です。ただし、みんなたくさんの症状を抱えていて、生理前症候群はその一部だけ。
今回の女性は、症状がとてもシンプル。生理前のだるい・眠いだけだったので、この記事のベストモデルでした。症状が簡単なので、治療も数回で終わり。
みんな簡単な症状ばかりだと、鍼灸治療も簡単だし、記事を書くのも楽ですね。1000文字くらいで終わるから(笑)
このような記事で、鍼治療を選ぶ女性が増えるキッカケになると嬉しいです。
(おわり)