【翻訳文】食道がんを1ヶ月の漢方薬で治した例(下)

こんにちは。李哲です。

今日は続きの記事。

翻訳文 

2009年1月6日。

紫丸を飲み始めました。2日に1回服用。

 

処方箋:

黄土湯。利隔湯。桃花湯。四君子湯。訶子(かし)。絡石藤。硫黄。

 

注:利隔湯の組み合わせは、加工したトリカブト・生の半夏・梔子(くちなし)・絡石藤。ニハイシャ先生が食道がんなど治す時、必ず使う処方。

 

2009年1月10日。

食道のつまる感じは30%しか残ってない。でも、まだシャクリが出る。

 

旋覆花代赭石湯に戻しました。

紫丸はまだ2日に1回服用。

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【↑↑↑ 旋覆花(せんぷくか)の画像】

 

2009年1月13日。

食道がつまる感じは、ほぼなくなった。食欲旺盛。

大便は1日1~2回。赤いねばっとした物は、もうでなくなった。

 

脈診してみると、関脈だけ少し短い。

処方箋は変えず、紫丸だけを2日に半粒飲むようにしました。

 

2009年1月17日。

患者さんが言うのは、初めて病気になった時は、茶わん半分の液体ものでも食べられなかった。今は、茶わん2杯分の硬いものを食べても大丈夫。

 

紫丸の服用は止めさせました。

ほかの煎じ薬を続けて、体を強化。

 

患者さんに聞きました。

「おじいちゃん、もう一度病院に行って検査してみますか?」

 

患者さん:「ノーノーノー!もう良い。私は中国に帰って正月を過ごします。」

 

学生 孟超 報告 2009年1月17日

 

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※  条文の原文を載せます。

 

1.唐‧孫思邈《備急千金要方》卷五上:紫丸。

治小兒変蒸。発熱不解。并挟傷寒溫壯。汗後熱不歇。及腹中有痰癖。哺乳不進。乳則吐見。食癇先寒後熱者方。(巴豆三十枚 杏仁五十枚 赤石脂 代赭石各一兩)、、、、無所不療。下不虛人。(註:無所不療。下不虛人。)         

 

2.吉益東洞云:「紫丸治腹胸痛,結毒,或腹滿不大便,或有水氣者。」

 

3.南涯先生云:「紫丸治胸腹水停滯,血氣攻心者。其症心腹脹痛,大便不通也,或痢疾熱病,或食滯,或留飲胸痛,或痛風、卒中、中暑、驚風、癲癇、胎毒、疳疾、發狂之類迫心胸者,用之有效也。」

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《傷寒金匱》

1.傷寒発汗,若吐,若下,解後,心下痞硬,噫氣不除者,旋覆代赭湯主之。

2.発汗後,腹脹満者,厚朴生姜半夏甘草人參湯主之。

3.下血,先便後血,此遠血也,黄土湯主之。

4.少陰病,下利,便膿血者,桃花湯主之。

5.気利,訶黎勒散主之。訶黎勒即訶子。

 

ニハイシャ先生の評論

 

いろんなガンと腫瘍を治す時、一番困るのは癌の治療ではない。

困るのは患者さんと家族の無知で愚かな考え方。

 

患者さんの家族に聞きたいです。

生検をする目的はなんですか?

患者さんの腫瘍が、悪性か良性かを知りたいですか?

 

たとえ生検で悪性だと分かったとします。だから何?

病院の先生は、なぜ腫瘍ができたかを説明しました?

 

もう一つ聞きます。

殻がある卵を病院に持っていって、中の卵黄を抽出して生検します。

あなた達は1週間くらい待つだけでしょう。しかし、その卵は生検のせいで早めに腐る。

 

腐った卵は患者さんに良いですか?

あなたたち、一つ食べて見れば分かります。

 

生検すると、確実に癌が悪化する

将来的に治療する時、患者さんには危険な要素が増えます。

 

たくさんの乳がんの患者さん、最初の生検をしてから検査結果が出る前に、すでに中の癌細胞は急激に大きくなり、悪化が加速する。

 

私たちはこれを知っているので、患者さんには生検をすすめません。

 

臨床で見ると、生検をしたことがない癌の患者さんは、回復が非常に早いです。

 

生検した患者さんは、数十倍の時間と労力がかかる。しかも、効果は生検したことがない人より悪い。

 

私は患者さんに質問したいです。

腫瘍が見つかったら、急いで生検する必要がありますか?

 

先に中医学の治療を1ヶ月受けてみて、何も変わらなかったら生検しても間に合う。これは筋が通る話でしょう?

 

私たちはあなたを救いたいです。

西洋医学を嫌わっているから、こんな要求を出すのではない。

 

よく考えてから、中医学の治療を受けてください。

 

私は現在、非常にこれを守っています。

生検したことがある患者さんであれば、私は絶対に診ない。

 

私は本当に疲れました。

年を取って、昔みたいにみんなを助けることができません。

 

走馬湯の中で、とても強烈な巴豆は危機一髪の時に患者さんを救える大事な生薬です。


患者さんは飲んだ後に、トイレまで走る時間もありません。その場で大便が出て、馬みたいに歩きながら用を出すしかない。だから、名前が走馬湯と名付けられている。

 

馬は歩きながら食べるし、大便もできる動物だから。

 

10年前、私には一人の生徒がいました。


生徒のお父さんは大腸がんになり、彼らの祖先3代は漢方薬局を経営して、生薬に詳しいと自慢してました。

 

患者さんの大便が出ないから、すべての排便に良い漢方薬を使ったけどダメでした。最後は台湾大学病院に行って直腸と周りの組織を切り取り、人口肛門(ストーマ)をつけ。1年後はすぐ肝臓に転移し、肝臓がんで死にました。

 

この例が証明するのは、たとえ3代目の漢方薬局を経営しても、巴豆を怖がって使ってない。中医学も信じない。

 

こんな重症の時、私に質問すらしないのです。その結果は、自分の無知で死亡。

 

巴豆を適切なところに使う中医師は、急難を救える仏さまです。

 

今までの経験だと、正しい漢方を使えば、治せない便秘がありません。

 

漢方薬局の人と処方する人は、まったく別物。たくさんの市販の漢方薬局の先生は、中途半端の知識を持っていて、処方を出す中医師になっているのです。

 

ヤブ医者の害は、こんな意味です。

(最後の孟超を褒める言葉は省略。)

李哲の感想:

食道がんに対して、西洋医学は手術か放射線療法くらいでしょう。食道の腫瘍を取ると、のどぼとけまで取るかも知れない。

 

手術して声は出なくなったけど、まだ生きているある有名人を思い出します。

 

「命が残ったから、声くらい出ないのは良いだろう?」と西洋医学は、手術が成功したと言うかも知れない。

 

しかし、手術しなくても治る方法があったら?

 

中医学の治療が普及すれば、このような残念極まりないケースが、どれだけ減るでしょうか。

 

巴豆(はず)は毒性が強い腐食性がある生薬。喉から直腸まで、ひどい詰まりがあるときに使います。たとえば食べすぎて詰まった。もしくは大腸の腫瘍が大きくて詰まったなど。

 

巴豆(はず)は一気に全部追い出すので、患者さんはトイレまで行く暇のなく、大便が出てしまうのです。だから、患者さんは先にトイレに座ってから、巴豆(はず)を飲む必要がある。

 

こんなに腐食性と毒性が強いのに、激しい下痢で人が死なないの?と疑う方がいるかも知れません。

 

上記の文章でも書いたけど、氷水を1杯飲めば巴豆(はず)の毒性は消えて、下痢も止まります。

 

漢方薬は自然な物なので、必ず相手を牽制・制覇するものがある。

毒性が強い漢方薬を使って万が一中毒症状が現れても、その毒素を分解する生薬がまたあります。

 

西洋医学のモルヒネとか抗がん剤の中毒(副作用)が出たとき、西洋医学はなんの解毒剤がありません。だから、治療すればするほど死神に近寄るだけ。

 

食道がんではないですが、以前乳がんの患者さんを見たとき、食道の症状が出たのがあったので、その記事を貼りました。読んだことがない方はご覧ください。

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