お腹の長い硬節が消えた:手術後の生理痛(15)(2019-01-30更新)

こんにちは。李哲です。

今日は続きの記事です。

 

2017年10月25日。

彼女の報告:

3日前から生理が来て、生理痛は2割までに減った

鎮痛薬を飲まなくても我慢できる。


夢は見なかったり、ぼんやり覚えてたり。

2日前から首を寝違えたみたいに、左が少し痛い。


鍼が終わって彼女が言うのは、

以前の生理痛はずっと痛くて、鎮痛薬を飲まないとダメだった。今は痛くない時もあるし、痛みは緩和している。

 

今回の生理の前にすごく寒気がして、お風呂に入っても寒気が取れなかったけど、生理が来たら自然に治った。

 

この何ヶ月は血の塊が出なかったけど、今回はわりと出たそうです。

 

彼女の話を聞いて私が思ったのは、生理前にすごく寒気がするのは、隠れていた毒素(ウィルス)が表に出たから。これは良いことです。

今度の生理痛が1割なので、来月はゼロになるように頑張りたいと思います。

 


 

2017年10月27日。

彼女の報告:

この2日はとても良く寝れた。夢は見ない。

昨日は少し生理痛、全然我慢できる範囲。

 

最近の生理はなぜか4~5日目に減って、その後はダラダラと続く感じ。

 

ダラダラと長く続くのは、気虚が原因だと思うので、今日の鍼は気穴など追加。

 

帰りに彼女が言うのは、

「足がすごく暖かくなっている。」

 

鍼して足がすごい暖かくなった

 


 

2017年11月1日。

彼女の報告:

左下腹部に排卵痛があって、左腰まで痛い。

両コメカミの所が痛い。

夢はまだぼんやり見てるそうです。

 

彼女が言うのは、排卵痛は2ヶ月に1回来ている。毎回左の下腹部が痛くなる。

これで分かりますが、左の卵管につまりがあります。おそらく何かでできた瘀血でしょう。

 

生理痛が良くなったら、今度は排卵痛か…

本当にしつこい痛みです。

 


 

2017年11月3日。

彼女の報告: 

前回の針のあと、左下腹部の痛みは減ったけどまだ少しある。

排卵痛の痛みが原因なのか、左の大腿部の前面と左腰まで痛くなっている。

 

腹診の時、押してみたら気になるのがありました。

 

左の天枢穴、大横穴あたりから左の帯脈穴あたりまで長い硬節があって、圧をかけると硬節は移動する。

 

私は彼女に説明しました。

「これは大腸の中の宿便のつまりか、若しくは卵管のつまりかも知れません。」

 

今日の針のあと、痛みはそんなに変わってない。

 


 

2017年11月8日。

彼女の報告: 

前回の鍼をして、翌日からお腹の痛みが消えた

でも、2日くらい心臓がパクパクする感じがした。3日目は自然に消失。

 

ほかは主訴はなし。


腹診してみたら、前回の長い硬節は消えて、左鼠径部に少しの腫れ物が触知できる。押しても圧痛はなかったです。

 

彼女が言うのは、「左下腹部が少し引きつる感じです。」

私が思ったのは、前回の長い硬節が消えたので進歩している。

 

脈診では、心臓と脾臓の脈がまだ弱い。左右のバランスが合わない。

 

鍼はいつものツボにしました。

 

~つづく~

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