こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事です。
2017年10月25日。
彼女の報告:
3日前から生理が来て、生理痛は2割までに減った。
鎮痛薬を飲まなくても我慢できる。
夢は見なかったり、ぼんやり覚えてたり。
2日前から首を寝違えたみたいに、左が少し痛い。
鍼が終わって彼女が言うのは、
以前の生理痛はずっと痛くて、鎮痛薬を飲まないとダメだった。今は痛くない時もあるし、痛みは緩和している。
今回の生理の前にすごく寒気がして、お風呂に入っても寒気が取れなかったけど、生理が来たら自然に治った。
この何ヶ月は血の塊が出なかったけど、今回はわりと出たそうです。
彼女の話を聞いて私が思ったのは、生理前にすごく寒気がするのは、隠れていた毒素(ウィルス)が表に出たから。これは良いことです。
今度の生理痛が1割なので、来月はゼロになるように頑張りたいと思います。
2017年10月27日。
彼女の報告:
この2日はとても良く寝れた。夢は見ない。
昨日は少し生理痛、全然我慢できる範囲。
最近の生理はなぜか4~5日目に減って、その後はダラダラと続く感じ。
ダラダラと長く続くのは、気虚が原因だと思うので、今日の鍼は気穴など追加。
帰りに彼女が言うのは、
「足がすごく暖かくなっている。」
2017年11月1日。
彼女の報告:
左下腹部に排卵痛があって、左腰まで痛い。
両コメカミの所が痛い。
夢はまだぼんやり見てるそうです。
彼女が言うのは、排卵痛は2ヶ月に1回来ている。毎回左の下腹部が痛くなる。
これで分かりますが、左の卵管につまりがあります。おそらく何かでできた瘀血でしょう。
生理痛が良くなったら、今度は排卵痛か…
本当にしつこい痛みです。
2017年11月3日。
彼女の報告:
前回の針のあと、左下腹部の痛みは減ったけどまだ少しある。
排卵痛の痛みが原因なのか、左の大腿部の前面と左腰まで痛くなっている。
腹診の時、押してみたら気になるのがありました。
左の天枢穴、大横穴あたりから左の帯脈穴あたりまで長い硬節があって、圧をかけると硬節は移動する。
私は彼女に説明しました。
「これは大腸の中の宿便のつまりか、若しくは卵管のつまりかも知れません。」
今日の針のあと、痛みはそんなに変わってない。
2017年11月8日。
彼女の報告:
前回の鍼をして、翌日からお腹の痛みが消えた。
でも、2日くらい心臓がパクパクする感じがした。3日目は自然に消失。
ほかは主訴はなし。
腹診してみたら、前回の長い硬節は消えて、左鼠径部に少しの腫れ物が触知できる。押しても圧痛はなかったです。
彼女が言うのは、「左下腹部が少し引きつる感じです。」
私が思ったのは、前回の長い硬節が消えたので進歩している。
脈診では、心臓と脾臓の脈がまだ弱い。左右のバランスが合わない。
鍼はいつものツボにしました。
~つづく~
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