ねんざ痛の痛みを1回で改善:手術後の生理痛(4)(2018-12-24修正)

こんにちは。李哲です。

今日は最近の変化を書きます。

 

1週間後、彼女が来て話したのは、「前回の鍼を受けてからの生理痛はまだあって、仕方なく西洋薬を飲みました。」

 

目が乾くのと目が痛いのは、もう消えている。

この前、捻挫して右くるぶしの外側と後ろ側が痛いそうです。

 

今日刺したツボは、いつも通り。

右足首を捻挫したので、左足の崑崙穴を追加。

 

 

帰りに彼女は歩いてみて驚きました。

「右足首のねんざ痛はだいぶマシです。こんなに早く効くんですか?」

 

ねんざ痛は、もともと治りが早いです。

痛めてすぐ来れば治りが早いけど、日にちが経ってから来ると、こんなに早くならない。

 


 

前回の鍼を受けてからの生理痛。

彼女が言うのは、痛い場所は左の下腹部から後ろ側の腰まで。そして、真ん中の下腹部が痛い。

 

右側は全然痛くなってない。

以前は、右側も痛かったそうです。

 

彼女が言うのは、

「いつも生理痛が来るときは、世界が終わる感じで、つらかった!」

 

生理痛はまだあるけど、前より痛む範囲が減ったのは良いことでした。

ただし、彼女が2回も手術しているので、そのせいで生理痛がなかなか治らない。

 

彼女が痛む場所は、ちょうど傷口があるところ。

 


 

1週間後、彼女はまた来ました。

風邪を引いて漢方薬を飲んで治ったけど、上半身に熱がこもる感じがする。胃がムカムカする。

 

刺したツボは、いつも通り。

上半身に熱がこもる感じがするので、魚際、合谷穴、三叉三(董氏奇穴で液門穴に近い)。

 

15分後に針を回しに入って聞いたら、熱がこもる感じは減り始めた。そのまま、また20分くらい置鍼。

 

帰りに熱がこもるのはだいぶなくなり、胃も暖かくなってきた。

膝上が暖かいのは、ずっと維持されています。

 


 

1週間後、彼女がまた来ました。

生理が17日周期で来たそうです。

 

話を聞いてみたら、環境が変わってパダパダしていたからだと思います。環境に慣れれば、今後は問題ないでしょう。

 

女性の生理は心臓がコントロールしています。

環境が変わったり強いストレスがかかったりすると、心臓の気が乱れるので生理にも影響が及ぶのです。

 

いわゆる心労。

女性は気をつけないといけません。

 

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彼女の生理痛は2~3割くらい残っている感じ。鎮痛剤を飲まなくても、我慢できるようになりました。

 

痛む場所は前回と同じ。手術した傷口のところ。 

面白いのは、子宮穴(奇穴の一つ。関元の外側3寸)を刺した時、左側はそんなに響いてないけど、右側はかなり響いた。

 


 

私は説明しました。

左側は血を司る。

右側は気を司る。

 

そしたら彼女が言うのは、「今度の生理で大量の血塊が出た。瘀血が出たから今日の鍼は痛くないのかな?」

 

彼女の推測は正しいです。

瘀血が減れば、鍼もそんなに痛くないはず。

鍼を刺した時は治療になるだけではなく、同時に診断にもつながる。

 

漢方薬も同じです。漢方薬を飲んだあとの反応で、処方した先生の判断に役に立つのです。

 


 

彼女のドライアイ(目が乾く)のと目が痛いのは、この何回かは再発してないので治った判断しています。

 

膝上が冷えるのも、この何週間は暖かいので治ったと判断。

 

残りは生理痛だけです。

普通の生理痛とは違う、これは手術後の傷口の癒着からくる痛み。

 

厄介なやつですが、今は2~3割くらいしかないので、そのうち消えると思います。

 

希望が見えました。

 

~つづく~

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