こんにちは。李哲です。
今日は最近の変化を書きます。
1週間後、彼女が来て話したのは、「前回の鍼を受けてからの生理痛はまだあって、仕方なく西洋薬を飲みました。」
目が乾くのと目が痛いのは、もう消えている。
この前、捻挫して右くるぶしの外側と後ろ側が痛いそうです。
今日刺したツボは、いつも通り。
右足首を捻挫したので、左足の崑崙穴を追加。
帰りに彼女は歩いてみて驚きました。
「右足首のねんざ痛はだいぶマシです。こんなに早く効くんですか?」
ねんざ痛は、もともと治りが早いです。
痛めてすぐ来れば治りが早いけど、日にちが経ってから来ると、こんなに早くならない。
前回の鍼を受けてからの生理痛。
彼女が言うのは、痛い場所は左の下腹部から後ろ側の腰まで。そして、真ん中の下腹部が痛い。
右側は全然痛くなってない。
以前は、右側も痛かったそうです。
彼女が言うのは、
「いつも生理痛が来るときは、世界が終わる感じで、つらかった!」
生理痛はまだあるけど、前より痛む範囲が減ったのは良いことでした。
ただし、彼女が2回も手術しているので、そのせいで生理痛がなかなか治らない。
彼女が痛む場所は、ちょうど傷口があるところ。
1週間後、彼女はまた来ました。
風邪を引いて漢方薬を飲んで治ったけど、上半身に熱がこもる感じがする。胃がムカムカする。
刺したツボは、いつも通り。
上半身に熱がこもる感じがするので、魚際、合谷穴、三叉三(董氏奇穴で液門穴に近い)。
15分後に針を回しに入って聞いたら、熱がこもる感じは減り始めた。そのまま、また20分くらい置鍼。
帰りに熱がこもるのはだいぶなくなり、胃も暖かくなってきた。
膝上が暖かいのは、ずっと維持されています。
1週間後、彼女がまた来ました。
生理が17日周期で来たそうです。
話を聞いてみたら、環境が変わってパダパダしていたからだと思います。環境に慣れれば、今後は問題ないでしょう。
女性の生理は心臓がコントロールしています。
環境が変わったり強いストレスがかかったりすると、心臓の気が乱れるので生理にも影響が及ぶのです。
いわゆる心労。
女性は気をつけないといけません。
彼女の生理痛は2~3割くらい残っている感じ。鎮痛剤を飲まなくても、我慢できるようになりました。
痛む場所は前回と同じ。手術した傷口のところ。
面白いのは、子宮穴(奇穴の一つ。関元の外側3寸)を刺した時、左側はそんなに響いてないけど、右側はかなり響いた。
私は説明しました。
左側は血を司る。
右側は気を司る。
そしたら彼女が言うのは、「今度の生理で大量の血塊が出た。瘀血が出たから今日の鍼は痛くないのかな?」
彼女の推測は正しいです。
瘀血が減れば、鍼もそんなに痛くないはず。
鍼を刺した時は治療になるだけではなく、同時に診断にもつながる。
漢方薬も同じです。漢方薬を飲んだあとの反応で、処方した先生の判断に役に立つのです。
彼女のドライアイ(目が乾く)のと目が痛いのは、この何回かは再発してないので治った判断しています。
膝上が冷えるのも、この何週間は暖かいので治ったと判断。
残りは生理痛だけです。
普通の生理痛とは違う、これは手術後の傷口の癒着からくる痛み。
厄介なやつですが、今は2~3割くらいしかないので、そのうち消えると思います。
希望が見えました。
~つづく~