手足が氷みたいに冷たいと不妊症が治らない。乳腺症か乳がんか?中医学は質問するだけで分かる。皮膚が赤くて痛い、痒い患者、原因不明だと言われた

【※本記事は2021-08-14更新しました】

 

こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、2010年07月16日跟診之診療日誌

 

手足が氷みたいに冷たいと、不妊症が治らない

今日はカナダから来た親子がいました。娘さんは不妊症。娘さんが言うのは、「子宮内膜症の手術を2回して、1回妊娠したことがあるけど失敗しました。だから、今日治療に来たのです。」

 

問診で分かるのは、手足が氷みたいに冷たい。生理の量はどんどん減っている。全部体内の冷えを証明しています。これは、もちろん妊娠出来ません。

 

私は患者さんに教えました。

「どんな治療でも良いけど、治療後に手足がまだ冷たい場合は、効果がないことです!」

 

彼女はカナダの西洋医学の病院に、たくさんのお金と時間を取られている。体の苦痛も受けたけど、結果は無効。本当に最悪です。

 

私が彼女に出した処方箋は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ) をアレンジしたもの。

 

▼李哲の補足説明:当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、以下の症例に出ている患者さんも飲んでました。冷え性が明らかに改善されたと報告していました。

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私はまた彼女に教えました。

「漢方薬で不妊治療するデメリットは、息子しか産めないこと。」

 

私が使う生薬はみんな陽のもの。だから、男の子しかできない。もし、女の子が欲しかったら、寝室の位置など変えないといけません。

 

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肺がん手前のお母さん 

娘さんが診察室を出るとき、同伴してきたお母さんが話しかけてきました。

「今日自分は予約してないので、次回来た時診察を頼みます」

 

私はお母さんに言いました。

「せっかくカナダから来てるのに、今日診ましょう。そうすると、来週来た時、再診察ができるので、あなたには有利です。」

 

お母さんはすぐ手続きをして診察室に入りました。

 

お母さんは娘さんより、状態がひどい。

お母さんが言うのは、「上海でCTスキャンして肺の中に影がありました。その時は生検をしてないです。」

 

彼女はずっと検査結果が気になったそうです。何故かと言うと、彼女の友達が肺がんで死んでいるから。西洋医学の検査で分かるとき、肺がんはだいたい末期です。

 

▼李哲の補足説明:西洋医学の診断では余命4ヶ月なのに、漢方薬で4年も生きている患者さんがいます。皆さんは漢方薬の効果が分かりますか?

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彼女の現在の症状は、

  • 毎晩4時くらいには必ず目覚める。
  • 胸真ん中辺りは寝汗をかく。
  • 黄色い痰が出る。
  • 手足は暖かい。

私の検査では、彼女は現在まだガンではない。

ゴムみたいな粘る痰が、肺に詰まっているだけです。痰を取り除く生薬であれば、問題は解決できる。彼女が将来的に肺がんになるのも予防できます。しかし、早めに治さないと、将来的に肺がんになるリスクが高まる。

 

中医学はもちろん手伝いができます。

西洋医学に任せると死ぬ道しかありません。

 

結論からすると、今日診るべきの患者さんはお母さんでした。

 

▼李哲の補足説明:肺がんの原因に関して、ニハイシャ先生の弟子が書いた治療例で説明しています。どうぞご参考に。

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乳腺症か乳がんか?中医学は質問するだけで分かる

一人の若いお嬢さん。

コロンビアからお母さん同伴で来ました。

カルテに書いたのは、「胸のシコリ」

お母さんは隣で泣いていました。

 

私「生検したことがないですか?」

彼女「ないです。」

 

私「夜はよく眠れますか?」

彼女「寝れます。」

 

私「両足は暖かいですか?」

彼女「普段は暖かいけど、冬だけすごい冷えます。生理はよく早めに来て、4日くらいで終わります。」

 

私「両胸は熱いですか?寒いですか?」

彼女「触った感じは冷たいです。普段も熱いと感じたことがないです。」

 

私は心のなかで思いました。

このお母さんは本当に心配しすぎ。

 

私は確定できますが、この娘さんは乳がんではない。胸のシコリはただの乳腺症。

 

▼李哲の補足説明:本当の乳がんは、中医学で診断基準があります。すべて自覚症状で決める。西洋医学の体を傷つけるマンモグラフィ、生検などの検査が要りません。詳しくは以下の記事を参考にしてください。

 

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肺がんステージ4だと診断された患者 

一人の男性、60代。

ネパール人、アメリカの西洋医学の診断では、肺がんステージ4。

 

彼はネパールにいた時、検査した結果は肺に影があるだけ。確認の為にCTスキャンしたけど、何も見つからなかったです。そして、彼はアメリカに来ました。

 

アメリカ病院の検査で、最初は「肺がんではない」と言われました。しかし、生検したあとは「肺がんの可能性がある。もっと精密検査をしないと分からない」と言われました。

 

ただし、この検査のために、胸を開けないとできない。家族は年配者だから、こんな検査は無理だと判断して、友人の紹介でこちらに来たのです。

 

問診で分かるのは

  • 睡眠は非常に悪くてよく目が覚める
  • 咳が多くて、ネバネバの痰がよく出る。
    彼は18歳から喫煙し始めて、今は止めているそうです
  • 普段は体が熱い
  • 食は細い
  • 大小便は正常
  • 喉も渇かない
  • 触診で分かるのは、手と額は熱い
  • 胸痛はない
  • 陽が陰に入れない症状もない

彼の一番良くない症状は、顔色が暗すぎでツヤがないこと。これは肺がん(腫瘍)の色で間違いない。しかし、すべての外部の症状から見ると、彼はまだ肺がんではないです。

 

私が思うのは、西洋医学の診断が肺がんであったり、肺がんでなかったりするのは、彼がタバコを吸い過ぎてたから判断したでしょう。一般のレントゲンでは、肺がんの確認が出来ません。

 

私の判断では、彼はまだ肺がんではない。しかし、肺の中の痰を取り除かないと、将来的に肺癌になるリスクが高まります。

 

▼李哲の補足説明:肺がんステージ4の治療例は、ほかにもあります。以下は一つの記事、どうぞ参考になると幸いです。

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皮膚が赤くて痛い、痒い患者、原因不明だと言われた

一人の看護師。

軍隊の病院から退職した人。

彼女は10年前から、不思議な皮膚病を抱えていて、どの西洋医学の先生でも、原因が分からないそうです。

 

彼女はステロイド剤の副作用をよく知っているので、もちろん薬も使ってないです。

 

今日は撮影した画像を忘れたので、明日診療所に行った時、画像をまたアップして続けてこの記事を書きます。

 

以下は彼女の皮膚の写真。

 

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現在、誰も病気の原因が分かっていません。

 

写真を見ただけで、読者の皆さんも分かるでしょう。患者さんはとてもつらいはず。真っ赤になった皮膚は、痒くて痛い。10年以上、良くなったことがありません。

 

この皮膚病は、もしかしたら務めた病院の化学薬剤のせいかも知れない。もしくは、軍隊の専属医としていろんな国を回った時、ある国でウィルスに感染されたかも知れない。

 

処方箋はすでに出しています。

来週来た時、また診るつもりです。

 

▼李哲の補足説明:この患者さんの追跡記録があります。以下の記事をご覧ください。

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*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します