【※本記事は2020-03-16更新しました】
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、2010年07月21日跟診之診療日誌
乳癌、リンパ癌など様々ながん患者さん、もし漢方薬治療を希望するなら、台湾のオススメ診療所があります。電話番号などの詳細は以下の記事に記載していますので、どうぞご参考に。
生検してない乳がん患者、乳首から臭い汁が垂れている
46歳の女性、サンフランシスコから来ました。
乳がんになったけど、生検を受けていません。
彼女が言うのは、去年の4月から左乳房に腫瘍が見つかって、今は右乳房まで転移してる。両胸は熱くなったり寒くなったり、針で刺されるような痛みがある。そして、乳首から臭い汁が垂れています。
サンフランシスコの西洋医学の先生は悪質な態度で、「生検をしないと確認ができない」と言ったそうです。
彼女は私のホームページを見ました。
そして、友達から教わったのは、友たちは生検をしてから乳がんが拡散した。だから彼女は生検を拒否して、フロリダ州に治療に来たのです。
病院の検査と治療を拒否した女性はいっぱいいます。以下は一人の女性の例。
無治療で38年生きた乳癌の母VS手術・抗がん剤・放射線療法後、わずか20ヶ月で肺・骨に転移した乳がん患者
私はずっと西洋医学の先生に呼びかけています。
あなた達は、乳がんも治せない医学。
しかも、あらゆる方法で、乳がんを転移させようとしている医学である。
乳がんは生検しなくても、確認ができます。
生検したあとの乳がんは、更に不治の病になります。
乳がんを治せない西洋医学の先生は、道をゆずって下さい。我々中医学の先生に。
私は彼女に質問しました。
「生理はどうですか?」
彼女の答えは、「いつも生理の量はとても少ないです。」
先月は呉奇教授の治療を受けたあと、一番生理の量が多かった。
これは、呉奇教授のレベルが高いのを証明します。
今日、彼女が来た時、ちょうど生理中でした。
舌診したら真っ白で分厚い。
これは、体内の冷えがひどい事を証明します。
彼女の四肢はまだ冷たくないけど、舌診からだと体内の冷えが見える。
乳房は、すでに陰陽の離れる症状が出ています。
生検しなくても分かるけど、これは確実に悪性の乳がん。
乳癌の本当の原因に関しては、過去に書いた論文をご覧ください。
薬の副作用で、全身の関節痛、極度の疲労感に襲われた患者
一人の中年男性。
彼の主訴は、
- 全身の関節が痛い。
- 極度の倦怠感。
- 筋肉は重だるくて痛い。
4年前に検査で言われたのは、リンパ癌。
抗がん剤療法後、リンパ癌は良くなったけど腎不全になり、1ヶ月人工透析をしたことがあります。
問診で分かるほかの症状は、
- 睡眠の質が悪い
- 両足は氷みたいに冷たくて痺れる
- 寝汗をかく
- 脈診の時、皮膚を触ったら湿っぽい
これは、風寒湿の3つが集まった関節痛です。
中医学にとって、関節が痛いのは朝飯前、痛みを取るのには時間がかかりません。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
彼が今飲んでいる筋肉弛緩剤、鎮痛剤、安眠薬など。
私は話しました。
「西洋薬をすぐ止めてください。薬は心臓と腎臓を壊します。いったん心臓がやられたら、癌はまたすぐ戻ります!」
彼が話したのは、
「私には選択肢なかったです。以上の薬を飲んでから、生活のクオリティーはなくなり、生きているのが辛かいです」
彼は私の意見を素直に受け取り、すぐ止めて漢方薬に切り替える事にしました。
私は彼が決断を聞いて、悲しくなりました。
私はアメリカの国民です。
彼は私と違う人種だけど、同じアメリカ国民である。
自分と同じ同胞だと思って治療すべきです。
このような例は多いです。
たくさんのアメリカ人も同じような考え方でしょう。しかし、彼らは選択肢がなかったのです。
彼は友人の紹介でこちらに来ました。
ほかの人は、彼みたいに幸運だとは限らない。
彼は診療所を離れる前に私に話しました。
「もしかして、神様がこの出合を作ってくれたかも。」
医師と患者さんは、縁がないと出会えません。
私はすでに年を取ったけど、このアメリカに残ってアメリカ国民の為に頑張りたいと思います。
患者さんは毎日、明日の朝は生きていらるかを心配し、恐怖に怯え、薬の副作用に耐えながら、西洋医学の脅かしも受ける。これは何の生活ですか?
この現象は直さないといけません。
そうじゃないと、将来の生活は更にクオリティーが下がります。
私たちは頑張って、中医学をアメリカの主流の医学にさせないといけません。
いったん成功したら、患者さんの生活のクオリティーが上がり、国の医療費削減にもつながります。
製薬会社の非人道的なボロ儲けは、アメリカのドキュメンタリー映画でも描かれています。以下の記事、どうぞご参考に。
1週間で胸の熱い症状が治り、睡眠が良くなった乳腺炎患者
先週来たコロンビアの若い女性。今日再診察に来ました。
睡眠は前より深くなったけど、両胸を押すとまだ刺すような痛みがある。胸の熱い感じはなくなったので、乳がんでないことが分かります。
胸の腫瘍は、ただの乳腺症。
続けて漢方薬を飲んで、額が冷たくなり両足が暖かくなれば、漢方薬を止めても良い時です。
◆乳房の腫れは1週間で治り、しこり・睡眠の質・便通とも著しく改善した。乳房が腫れて痛いのは乳がんではない。
◆乳がん患者、ひどい寝汗・不眠症と胸の灼熱感は治り、体力が回復し気持ちまで晴れてきた…などの中医学治療例
◆アバスチンで乳がんが急激に悪化!左の脇腹が痛い膵炎は、コーヒーの飲み過ぎが原因!…などの漢方薬治療例
◆4万ドルの抗がん剤を受けたのに、乳がんからリンパに転移した患者と、乳がんの傷口が漢方薬で治りつつある患者
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します