更年期男性、漢方薬で精力絶倫!精子が多すぎて、「精管結紮しなさい」と言われた

【※本記事は2021-05-13更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

アメリカの中医師:李宗恩博士*1の記事を翻訳しました。

 

性生活が送れなかった更年期の男性、漢方薬で精力が絶好調になった以外に、精子があふれてきた治療例。更年期の様々な不調で悩んでいる男性、本記事が参考になると幸いです。中国語本文のリンク先は、男性性功能不佳 – 當張仲景遇上史丹佛

(09/17/2014 発表)

50代男性から、「もう一度正常な性生活を送りたい」希望があった

 

ある日、一人の常連の患者さんが来ました。

彼の不調は複雑だけど、治療効果は良かったです。

 

今日は彼の持病の治療結果ではなくて、この数ヶ月で性機能が改善された話をします。

 

彼は50代の中国人。

家庭要素もあり、仕事が忙しいのもあって、この6~7年は性生活がない。性機能にも問題があるそうです。少し前に、男性患者が希望したのは「正常な性生活をしたい。」

 

彼はもともと持病があって、治療してやっと落ちついたのです。彼の性機能を強化するとき、私はだいぶ迷いました。ほかの臓器に影響が出るのが心配。

 

考えた末、一番簡単な組み合わせにしました。桂枝湯をもとにして陽起石、淫羊霍、肉従蓉、黄精、杜仲。この5つの生薬を入れて、念のために、1週間の処方しか出していません。

 

陽起石(ようきせき):腎臓を強化し、男性の性機能を復活させる生薬の「バイアグラ」!

陽起石(ようきせき):腎臓を強化し、男性の性機能を復活させる生薬の「バイアグラ」!

 

▼李哲の補足説明:

桂枝湯のもう一つの作用は、多汗症治療に使えることです。ほかの中医師の治療例があるので、どうぞご参考に。

 

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漢方薬はバイアグラみたいな即効性がないと、文句言われた

 

彼は2~3日飲んでから、文句を言いました。

「副作用はないけど、ちっとも効果がないです。」

 

彼は漢方薬がバイアグラ(Viagra)みたいに、飲んで30分後に効果が出ると思ったそうです。

 

私は笑いながら、彼に説明しました。

「漢方薬は根本を治すので、バイアグラみたいに局部を充血させません。でも、バイアグラみたいに心臓がダメになる副作用がないです。」

3週間後に精力絶倫!「精子が多すぎて精管結紮しなさい」と病院の先生に言われた

 

彼は1週間飲みきってから、「効果を感じ始めた」と言ってました。そして、また2週間分の漢方薬を処方。

 

昨日、彼が私に言うのは、

「3週間分の漢方薬を1ヶ月で飲み終わりました。精力は絶好調に良いです。3週間分の漢方薬を飲み終わったあとの2ヶ月も、めちゃくちゃ調子が良いです。

 

そして、精子が大幅に増えました。量が多すぎて、泌尿器科医のアドバイスは、もしこの歳で子供がほしくなかったら、精管結紮手術を受けたほうがいいと言われました。」

 

▼李哲の補足説明:

性機能が回復したのは、何よりです。

一つ気をつけることは、性欲が強すぎるのは病気、強ければ良いものではありません。

 

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本治療例から得た2点もの

 

この治療例を書く目的は2つあります。

漢方薬とバイアグラの効能は違う

 

バイアグラ(Viagra)は、毎年数十億ドル売られています。一時的に役に立ったけど、あとで現れる副作用も著しい。トータル的に考えるとマイナスです。

 

中医学は精力低下を治すとき根本から治すので、西洋薬みたいに飲んですぐは効果が出ません。しかし、数週間後にはバイアグラよりも効果が良くて、安全かつ副作用がありません。

 

▼李哲の補足説明:

鍼灸はなおさら副作用がなくて、効果が良いです。以下の治療例、どうぞご参考に。

 

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たまに患者さんが飲んでも、効果がないのはほぼ心理的要素で、体の問題ではない。

 

どうすれば、心理的な原因だと判断するのか?

 

簡単です。

男性は健康であれば、70~80歳になっても朝たちがあります。

朝たちがあるのに、性行為ができないのは、ほとんど心理的な原因。

 

1週間の半分しか朝たちがないのに、性行為が大丈夫だと言っても、体には問題が生じています。治療が必要。

 

▼李哲の補足説明:

朝たちは男性の健康シンボル。

なぜ朝たちがあるのか、以下の記事で詳しく書いてあります。

 

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性生活は心身健康に必要なもの

 

大人の性生活は、心身健康に有益です。本当にお坊さんみたいに欲望をなくさない限り、長期的に性生活がなかったら、体も心理的にもバランスが崩れます。健康な生活とは言えません。

 

▼李哲の補足説明:

性生活の回数のオススメなどは、以下の記事が参考になると思います。

 

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李哲の解釈と感想

男性更年期障害の一つとして、精力低下・ぼっき不全などが現れます。これは内臓の機能低下が原因なので、もちろん漢方薬・鍼灸の得意分野です。過去記事で詳しく討論してあるので、どうぞ参考にしてください。

 

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バイアグラの副作用は、以下の外部サイトが参考になります。

バイアグラの効果と恐るべき副作用

 

リンク先に書いたのは、心臓の薬、血圧降下薬と一緒に飲むと、最悪の場合は意識不明になるまあ、死ぬとは書いてないけど、事実上は急死です。

 

バイアグラは心臓にとても負担をかける薬、つまり心臓に悪いので、さらに負担をかける薬を一緒に飲むと、心臓が止まるわけです。

 

漢方薬の治療効果は、上記のとおりなので説明は省略します。

 

鍼治療で性機能を回復できるのか?

無駄な説明を省いて、直接一つの鍼治療例を貼ります。参考になると幸いです。

 

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鍼治療は薬品を入れることでもないのに、なぜed(ぼっき不全)を治せて、精力を改善できるのか? 

 

簡単です。

鍼灸は体を刺激して、自己治癒能力を高め、自分で自分を治すからです。

 

漢方薬と鍼灸は、「治癒」だとも言える医学。西洋薬は治すのではなくて、「コントロール」「抑制」です。

 

ニハイシャ先生は臨床で、問診しただけでedを隠蔽している患者を見抜いてました。脳腫瘍の原因の勉強にもなるので、どうぞ目を通してみてください。

 

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漢方薬・鍼灸は副作用なしで諸症状を解決できるので、安易に死ぬまでViagraに頼るのではなく、中医学の治療もあることを忘れないでください。

*1:李宗恩博士のご紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外)をご覧ください。