【翻訳文】顔北辰医師の漢方薬治療例:腎不全。

こんにちは。李哲です。

今日はニハイシャ先生の弟子の治療記事を翻訳しました。

 

中国語本文のリンク先は、

http://www.hantang.com/chinese/ch_Articles/kidney45.htm

翻訳文

男性、インド人。63歳。

初診は2008年10月30日。

 

患者さんは2004年、突然脳卒中になり左半身麻痺と言語不利になり、病院に行って検査したら高血圧症だと診断しました。当時の血圧は210/92。

 

その後から高血圧を下げる薬と利尿剤など飲み続けて、同時にリハビリ。

 

患者さんは回復して、左半身の動きと言語はだいぶ良くなった。

 

6ヶ月前、急に尿意が減少し下半身のむくみが始まって、血液検査したら腎不全だと診断されました。甲状腺の数値も高いので、また西洋薬を飲み続けました。

 

半年後、腎機能低下は治ってなくて腎不全にのまま、尿意がまったくない状態。

下半身のむくみは取れないので、西洋医学は人工透析を勧めました。

 

患者さんは人工透析がいやで、友人の紹介でこちらに来院。

 

初診の時、患者さんの顔色は黒ずんで疲労感が強い、睡眠の質が悪くて寝付けられない。起床後もだるい。

 

食欲は良い、喉は渇かない、気持ち悪いのはない、大便は2日に1回、おならが多い、小便は利尿剤を飲まないと1回しかなく量が少ない。

 

利尿剤飲むと1日3~4回はあり、量は中くらい。小便の色は濃い黄色で混濁。

手と額は温かい、足は氷みたいに冷たい。

 

汗はかかない。

脈診では、洪大有力(秋で夏の脈が見える)

 

眼診:肝臓の区域は平たい、瞳孔の収縮は弱い、西洋医学の検査では腎機能のクレアチニン値は3.9(正常は1.6以下)

 

以上を述べ、私はこの患者さんは過度な西洋薬で腎不全になったと判断します。

 

ニハイシャ先生は話しましたが、西洋薬はみんな性質が寒い。

過度の西洋薬で、体内が冷えて身体の陽気が壊れます。

 

腎臓の陽気が壊されるケースが多いのは、西洋薬の毒物は肝臓で代謝されたあと、必ず腎臓から尿として出すから。日にちが経つと腎臓が壊れるわけ。

 

ある程度壊れたら、腎臓の陰まで影響して、この時は腎機能低下だけではなくて、実質的な腎不全になります。

 

五行説では水は火に勝つ。

だから、たくさんの腎不全の患者さんは不眠症、便秘、寒がりなど、心臓の陽気が壊れた症状が出ます。

 

この時すぐ治さないと、ある日には腎不全と心不全で死にます。

 

治療では腎機能低下を治すだけではなくて、心不全も予防しないといけない。

 

私は患者さんに先にすべての西洋薬を止める事を要求しました。

 

あとは☓☓湯で心臓の調子を戻し、睡眠の質を改善しました。

☓☓湯では体内の冷えを取り、☓☓湯では陽気を増やして下半身のむくみを治し、小承気湯で便通を良くして、毒素が外に出れるようにしました。

 

他には、補骨脂、巴戟天,、陽起石などで腎臓の強化。

沢瀉、猪苓で利尿。

同時に漢唐68番で肝臓の毒素を出しました。

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巴戟天(ばげきてん):腎機能を強化する有名な生薬。

1週間後、患者さんが再診察に来ました。

とても喜んでいました。

 

こんなに効果があると思ってなかったそうです。たくさんの友達にも中医学を紹介したいと言ってました。

 

クレアチニンは3.4になり、尿意が回復して1日の小便は6~7回になり、量は中。色は薄い黄色。顔色は黄色で潤いが出た。

 

睡眠は少し良くなり、起床後のだるさはまだあるけど、全体的に精神状態はとても良い。

 

下半身のむくみは、ほとんど消えて、大便は1日3回、少し柔らかい。

 身体はまだ寒がり、足は冷たい、手と額は温かい。

 

脈診では、滑有力、前回の洪大有力ではないです。

 

眼診:肝臓の区域はまだ平たい。

瞳孔の収縮はだいぶ良くなった、心臓の区域はピンク色になった。

 

以上の事で分かりますが、腎機能は回復し始めてる。

でも、まだ体内の冷えが強いので、もとの処方箋に生のトリカブトを入れて強化しました。

 

他の言葉で言うと、体内の冷えが完全になくなったら、彼の腎機能も完全に回復した時です。

 

患者さんの回復は、私の予想以上に早かったです。

 

ニハイシャ先生が言ったように、経方は本当に「一剤知、二剤已」。

 

この治療例で私たちは、なぜニハイシャ先生が西洋薬を悪魔だと言うのかが分かります。

 

貴方の飲んでいる西洋薬が多ければ多いほど、内臓の疾患が増えて、死ぬのが早まる。死ぬ時はなぜ死んだかも知らない。

 

もし、ニハイシャ先生の教えがなかったら、この患者さんは人工透析に行って最後は心不全と腎不全で死ぬ。

 

ニハイシャ先生が教えるのは仏様の医学で、人を救う医学なのは、まさにそうだと思いました。

 

ニハイシャ先生の評価:


北辰医師は私の優秀な生徒さんの一人です。

彼は私の診療所で働いて、善良で慈悲で忍耐強い。

彼は西洋医学の手術、抗がん剤などを受けて無効だと言われた患者さんを専門に診ています。

 

このような患者さんは、私は外国人しか診ません。

何故かと言うと、私は性格が悪くて短気でよくボロクソを言うから。

 

中国人が私のボロクソを浴びないように、このような患者さんは最初から北辰医師に任せます。

 

上の治療例は彼の臨床治療の一部分。 

ほかにはたくさん書いてない治療例があります。

 

彼は診察で精いっぱいだから。

今後もし時間と体力に余裕があったら、彼はきっとたくさん書いて中医学の治療能力を証明するはず。

 

一人の中国人婦人。

乳がんで手術し抗がん剤をしてから、がん細胞が肺と骨に転移したのを見つけました。

彼女は西洋医学の無能に失望し、改めて中医学の治療を求めて来ました。

 

紹介でこちらに来たけど、私が彼女みたいな患者さんを受付しないのを知って、北辰医師に治療してもらいました。漢方薬を1週間飲んだだけで病状はだいぶ良くなり、いろんな所で回復しています。

 

彼女の為に嬉しかったです。

彼女は良い先生に出会えたから。

 

上の治療記事に書いた生のトリカブト、台湾の衛生省は2006年11月10日、あるバカ官僚:林宜信という人で輸入禁止になりました。

 

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附子(トリカブト):癌・腫瘍を治すもっとも大事な生薬。

権力者は彼がバカであることを知らないで、彼を中医薬委員会の委員長にしたのです。彼は病気を治したことがない。

 

生のトリカブトが良薬であることが分からない、そして輸入禁止にしたのです。

 

この決定で台湾の漢方医は、誰でも腎不全を治すことができません。

 

我々が腎不全の患者さんを人工透析の悪夢から救おうと努力しているのに、台湾にはバカ官僚が現れて、今後の台湾人は人工透析の悪夢から逃げる事ができない。

 

現在、台湾は世界ナンバーワンの人工透析率で、世界で有名です。

本当に国の恥。

 

国の恥の本当の原因は西洋薬だけど、この林宜信と言う人は間接的に中医学の発展を阻止しています。

 

彼がまだ在職中なので、台湾の中医学は発展することができない。

こいつを片付けしないと、台湾人は人工透析を続けるしかない。

 

患者さんたちは中医学の先生を責めないでください。

台湾の中医学の先生は非常に良いです。

しかし、この悪魔の阻止で、処方箋を知っていても治療できません。

 

コイツが政策を変えない場合、彼を私の作品に書きます。

中医学の歴史で、1万年も悪名高くさせる。

もしコイツが反省したら、良い名声を残してあげます。

 

心臓の機能を回復できない医学は、人工透析を治したことがない。

 

だから、西洋医学と温病派は病気を治せない医学です。